コンサルティングって何をしているの?業界の特徴と仕事内容をご紹介
- 02.出航編 コンサルティング業界を知る
- 2024.5.29
#コンサルタントとは #コンサルティング業界 #コンサルタントの仕事内容 #コンサルタントの存在意義
今回は「コンサルタントってどんな仕事?」を
中堅・中小企業のコンサルティングを行っている現役コンサルタントよりお伝えします!
目次
コンサルティング・コンサルタントとは
そもそもコンサルティングとはどういう意味でしょうか。
一般的にコンサルティングとは
「企業の様々な経営上の課題を明らかにし、解決するための助言や提案をする」
ことを指します。
そしてコンサルタントとは、コンサルティングを専門に行う職業、専門家と
説明されることが多いです。
しかし、ただ助言するだけでなく、その実行のお手伝いまで行う場合もあります。
まとめて説明すると、コンサルタントとは
「お客様の抱える課題や困り事を明確にし、
課題を解決する方法を考え、サポートする職業」
ということができます。
コンサルタントといっても、戦略、IT、人事、財務アドバイザリーなど
様々な領域に特化したコンサルタントが存在しており、
それぞれの専門分野を形成しているケースがよく見られます。
それぞれの分野に特化したコンサルタントが具体的に何を行っているかについては、
下記の記事で紹介していますので是非ご覧ください!
■ コンサルタントの種類・分類が分かる!クライアント別の業務内容も解説。
■ DXコンサルタントの仕事とは~DXコンサルタント徹底解説~
また、歴史的に見ても、「コンサルタント」はもともと
「神託を求める人」を意味する言葉だったそうです。
つまり「自分にはどうしようもないことを解決してほしいと神に願うこと」が
コンサルタントという言葉の語源です。
歴史的な意味からも、コンサルタントは
クライアントが自力では解決できないことを解決する人
だということが分かります。
コンサルティング業界の特徴
そんな企業の悩みを解決するコンサルタントが所属するコンサルティング業界の特徴について紹介していきます。
コンサルティング業界は、「1.コンサルタントとは」で前述している通り、
企業の課題解決をするために、戦略、IT、人事などの
専門領域に特化したコンサルティングを行います。
コンサルティングの業界は、海外進出やデジタルシフトに伴い
企業の抱える課題が複雑化する事で、
コンサルティングへのニーズも増加しているのが現状です。
帝国データバンクの調査によると、2008年で日本国内800社だったコンサルティング会社も、
4年間で倍の1600社にものぼっています。
このように企業数も上昇しているコンサルティング業界ですが、様々な種類があります。
自社の専門とするコンサルティングテーマによる差別化や、 企業規模による差別化など
会社によって得意なコンサルティングの領域は違いますが、
「お客様の課題解決をする」という点においては共通しているでしょう。
日系と外資系 コンサルティング会社の違い
コンサルタントとして働く際に、日系のファームか外資系のファームなのかによって
案件の受け方や求められる能力、風土は大きく変わってきます。
一般的には下表のようになっていることが多いでしょう。
コンサルタントの仕事内容
「1.コンサルタントとは」でお伝えしているように、コンサルタントの役割は
「クライアント企業だけでは解決できない課題の解決をお手伝いすること」です。
コンサルタントには食品や家具のような商品をお客様に買っていただくことはありません。
コンサルタントの商品とは「企業が抱えている課題への解」です。
もちろんMTGの議事録や発表資料などを納品することはありますが、
お客様がメインで求めているのは課題を明確化し課題解決のための具体的なアプローチを明示することです。
そのため、コンサルタントに共通している仕事内容は、主に以下の内容となります。
※コンサルティング企業によって注力していない業務もあります。
- (1)クライアント企業の現状分析による課題の把握
- (2)課題に関する情報収集
- (3)課題解決のためのビジョン策定
- (4)課題解決のための具体的な実行支援
クライアント企業規模の違いによるコンサルタントの働き方
大手企業のコンサルティングと中小企業のコンサルティング、
国内コンサルティングとグローバル企業のコンサルティングなど
クライアント企業の特徴によってコンサルタントとしての働き方も変わってきます。
大手企業は企業の根本的なシステムや組織を変革など悩みも大規模で、
多様な得意分野を持つコンサルタントが一体となり取り組むプロジェクト型が多い傾向にあります。
一方、中小企業は特定業種の業績アップや新卒採用力アップ、
金融課題の解決など細かな課題が多いです。
成長のビジョンを描き、現状の課題を分析し、今後新たに発生する可能性のある
問題や課題を見極めて
企業の成長に向け、一つ一つ課題を解決していくことが求められます。
船井総研1年目の業務内容はこちらの記事をご覧ください!
■ インターンに参加した後だから知りたい、船井総研1年目の具体的な業務内容について
具体的なコンサルティング実務を知るには、インターンシップへの参加もおすすめです。
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コンサルタントの存在意義
「コンサルタントは企業の課題を解決する」とお伝えしてきましたが、皆さんの中には
「課題って自分で解決できるんじゃないの?」
「なんでわざわざ高いコンサルフィーでコンサルティングを依頼するの?」
と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、中にはDX改革など、5・6年かけると自社だけで実現可能な課題も
コンサルティングの対象に含まれる場合があります。
では、コンサルタントの価値・存在意義は何でしょうか?
もちろん課題解決もコンサルタントが提供する価値として挙げられますが、
クライアント企業がコンサルティングを依頼するのには他にも理由があります。
例えば、
①長期的なビジョンを提示し、
長期ビジョンを達成するためのアドバイスを受けることができる
②第3者目線で課題を見つめることで客観的な視野を取り入れることができる
③豊富な知識・経験により、短期間で効率的な変革が可能となる
などの、コンサルティングを依頼するメリットがあることが理由です。
もちろん、以上の付加価値に加えて
コンサルティング会社が独自に提供している「価値」もあります。
例えば、船井総研であれば
「社長と伴走することで、経営陣の心理的なサポートを行い
二人三脚で将来を切り開くパートナーになる」ことが挙げられます。
コンサルタントとして活動していく上で必要なのは、
単なる課題解決だけではなく、
今の自分に提供できる付加価値を考え、実行することなのです。
船井総研のコンサルティングについての考え方
船井総研では「船井総研のコンサルティングを必需品だと感じていただく」ことを目指しています。
コンサルティング会社によってクライアント企業への貢献の仕方は様々ですが、
コンサルタントの普遍的な業務は「クライアント企業の業績アップ」です。
クライアント企業の課題の解決も業績アップに直結します。
船井総研の社員として、社会の流れに応じた(時流に合わせた)コンサルティングを行うことで、
クライアント企業の課題解決、ひいては業績アップのために活動しています。
クライアント企業と苦楽を共にするパートナーとして、
私たちコンサルタントも成長しクライアント企業に貢献し続けます。
一言でコンサルティング会社といっても業務内容や働き方、クライアント企業との向き合い方は様々です。
多くのコンサルティング会社と出会い、自分に合った会社を見つけることをオススメします。
下記記事では、どのような方がコンサルタントに向いているか解説しています。是非ご覧ください!
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