新卒でコンサル会社に入社するメリット・デメリット
- 02.出航編 コンサルティング業界を知る
- 2023.10.6
目次
はじめに
現在、新卒就活市場で高い人気を誇るコンサルティングファームへの就職ですが、不安や疑問も多くあるかと思います。
この記事では、新卒でコンサル会社に入ることのメリットとデメリットについて解説していきます。コンサルファームへの入社を目指す学生の皆さんはぜひご覧ください。
メリット
①若手のうちから裁量の大きな仕事ができる
コンサル会社では、若手社員でもチームやプロジェクトの一員として活躍する機会が与えられます。複数のクライアントや業務に携わりながら、自身のスキルやアイデアを活かして裁量の大きな仕事を進めることができます。これにより、責任感やリーダーシップを身につけることが可能です!
②経営者とともに仕事ができる
コンサル会社では、高いレベルのプロフェッショナルと共に仕事をする機会が多くあります。企業の経営者とのコミュニケーションやプロジェクトに関与することで、経営戦略や意思決定の現場を垣間見るチャンスが生まれます。この経験は自身の成長に大いに貢献します!
③成長速度が速い
コンサル会社は多様なプロジェクトに携わるため、幅広い知識とスキルを短期間で身につける機会があります。クライアントと共に課題解決に取り組むことで、リーダーシップや問題解決能力、プレゼンテーションスキルなどが急速に成長します。また、フィードバックや指導を受ける機会も多く、自身の成長を加速させることができます!
デメリット
①若いうちから責任が生じる仕事が多い
クライアントの満足度やプロジェクトの目標達成・成果物などに求められる責任がコンサル会社ではあります。
若手の内は、経験や知識がまだ不足しているため、与えられる責任やプレッシャーが大きく感じられることがあります。
また任せられる業務も結果に直結する場合が多く、そういった点でも責任があるといえるでしょう。
しかし、この責任の中には新たな成長の機会も含まれており、自身のキャリアを早期に成長させたり、経験を積んだりすることができます。適切なサポートや研修プログラムがある場合もありますが、一番重要なのは自分の成長意欲や責任感を持って取り組むことです。
②求められるアウトプットの質が高い
コンサル会社では、プロジェクトの報告書やプレゼンテーションなど、クライアントにとって有益な情報や解決策を提供するための成果物において高いクオリティが求められます。
新入社員のうちは、経験や実務知識が不足しているため、クライアントの業界や競合状況、最新のビジネストレンドについて常に情報収集する必要があります。
このように能動的な学習に時間と労力を費やすことで、高いレベルのアウトプットが可能になりますが新卒でコンサル会社に入社する際の大変な側面でもあると言えるでしょう。
新卒社員に聞いた!コンサル会社に入社した感想
2023年新卒で入社した、船井総研1年目社員に入社した感想などを聞いてみました!
①どのような仕事にやりがいを感じますか?
経営者に提案した内容が結果に繋がった時です。船井総研では新卒1年目でも現場に立たせていただけるので、相手の社長と話す機会があります。私も先日ホームページについて社長に提案し、改善したところ問い合わせにつながったことがあり、実際の結果が出るときはやりがいを感じました!
②入社して大変なことは何ですか?
責任を強く感じるところです。新卒でも経営者と対等に会話できるということは、それぞれの発言に責任が発生します。先方からのご相談にしっかり向き合い、一つ一つのご提案が経営数値に影響を与えることを常に意識し、日々業務に取り組んでいます。
③内定後にするべきことはありますか?
コンサルティングや就職する企業を良く知ることが大切だと思います。就職先の企業がどんなコンサルティングサービスを提供しているかをとことん研究する時間にするとスムーズに入社できると思います。
また、もし時間に余裕があるなら、経営者が書いた経営に関する本を読んでみるのもおすすめです。
まとめ
今回は新卒でコンサル会社に入るメリットと大変な事について解説しました。
新卒でコンサル会社に入ることは大きなチャンスであり、自身のキャリア形成を加速させることができます。
ただし、忙しい状況やプレッシャーにも挑戦する覚悟が必要になります。自身の目標や適性と整合性を持たせながら、将来に向けたキャリア選択を行うことが大切です。
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