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コンサル業界の就活…面接対策、何をすればいいの?実際の質問についても紹介!

05.運航編 選考に参加する
2023.3.1

#コンサル業界 #コンサル就活対策 #面接対策

はじめに

コンサルティングって、おもしろそう!選考に挑戦してみたい!
でも、就活の面接でどんなことを聞かれるんだろう?
具体的にどんな準備をすればいいんだろう?

そんな不安な思いを抱えている方もいらっしゃるかと思います。

今回はそんな就活生の皆さんのために、面接対策方法についてお伝えします。
面接の合否を分けるのは事前準備です。
事前準備を制した者が就活を制す!
今のあなたがやるべきことに気付き、十分な対策をして、
面接後に「やりきった」と思えるようにすることが本記事のゴールです。

 

面接の目的

何のための面接?

就活において面接は、何のためにおこなうのでしょうか。
それは、就活生と企業それぞれが、
お互いの求めるものや価値観が同じかどうか、見極めるためにあります。
もしも面接で相互理解を深めることができないまま入社してしまったら、

・仕事内容が合わない
・やりたいことができない
・人間関係がうまくいかない
・想定していた働き方と違った

…というような不満を抱きながら
毎日を過ごすことになるかもしれません。
これはあなたにとっても、もちろん企業にとっても望ましくない結果です。
ですから、入社後に「この環境で働けてよかった」と思えるようにするためにも、
面接は非常に大切なステップです。

 

面接は皆さんと企業とのお見合い

就活はしばしば「恋愛」に例えられます。
そして面接は、いわば就活生の皆さんと企業とのお見合いのようなものです。

面接官は企業を代表して、皆さんと自社との
相性の良し悪しを判断します。
皆さんも、面接官の雰囲気や人柄から、
「こんな人と一緒に働いてみたい」と思うかどうか判断するでしょう。

ここで大事なのは、「相性の良し悪し」は絶対的なものではない、ということです。
A社から見たら、注力したいベクトルがあなたとは違うかもしれないけれど、
B社にとっては、あなたは手放したくない魅力あふれる存在かもしれません。

目指す方向や、それに向ける熱量がお互いに合致するような
相手を探すのが就職活動である、ということを改めて認識しておきましょう。

 

面接対策のステップは大きく2つです。
まずは最低限、頻出質問に対応できるよう内容面の準備をおこないます。
そして話す内容が固まったら、本番を想定して「話す」練習をおこないます。
各ステップについて以下で詳しくご説明しますね。

 

ステップ1:頻出質問に備える

面接で聞かれる質問はある程度決まっています。
エントリーシートの質問事項と同様、
自己PR、志望動機、ガクチカ、挫折を乗り越えた経験などですよね。
質問内容は変わっても、回答時に気を付けるべきことは同じです。

 

①質問の意図を理解する

例えば自己PRなら、あなたがその企業にとって
魅力的な人材かどうかを判断します。
企業ごとに欲しい人材像がありますので、
PRの内容はあなたがそれにマッチしているか、の判断材料になるでしょう。

志望動機に関する質問では、あなたの志望度を測っています。
「なぜその企業がいいのか」を聞けば
あなたがどれだけ企業研究をしたのか分かりますし、
「そこで自分は何がしたいのか」「どう貢献できるのか」
というイメージまで持てればなおよいでしょう。

 

②分かりやすい構造・言葉を意識して文章にしてみる

せっかく素晴らしい内容であっても、
それを効果的に伝えられなかったらもったいないですよね。
分かりやすく伝える方法はいろいろありますが、
構造の組み立て方の例としてここではPREP法をご紹介します。

・P(oint)…結論
・R(eason)…理由
・E(xample)…具体例
・P(oint)…結論

この順番を意識するだけでも、伝えたい内容がクリアになります。

また、一つひとつの文が理解しやすい日本語に
なっているかどうかも確認しましょう。
一文が長すぎないか、主語がはっきり分かるか、
間違った意味で四字熟語や慣用句を使っていないかなど、
基本的な部分にも気を付けます。
自分だけでは判断が難しい場合は、第三者にその文章を読んでもらい、
理解しにくいところがあれば指摘してもらうのがよいでしょう。

個人面接と集団面接それぞれの特徴について知りたい方は以下の記事もチェック!
▶面接対策!集団面接と個人面接によって対策を変えるべし

ステップ2:「話す」練習をする

「面接練習しています!」という就活生に
どうやって練習しているのかを聞くと、
「話す内容を暗記しています」と答える方がかなりいらっしゃいます。
しかし、エントリーシートと同じ内容を
ただしゃべるだけなら面接する意味はありません。

面接官は、話し方や雰囲気から、あなたがどれだけ本気なのか、
自社の業務内容にどれだけワクワクしてくれているのかを感じ取ろうとしています。

まずは内容をカンペなしで話せることが大前提。
そのうえで、話し方を通じて自分自身の熱い思いや
やる気を伝えられるくらいまで準備しておきたいですね。

 

①何も見ないでハキハキと

ある程度話す内容を覚えたら、何も見ずに
ハキハキと質問に答えられるよう練習をします。
例えば友だちに面接官役を頼んだり、
目の前に面接官がいるとイメージしながら話してみましょう。

 

②気付きにくい自分の「クセ」を知る

一人で練習するときには、レコーディングをしておき、
自分の声のトーンや話し方、癖を分析して修正するのも効果的です。

一生懸命話していると、
「えーと」「ちょっと」「なんか」「あのー」
といった口癖が出てきてしまったり、
うまく敬語が使えなくなったりするものです。
ほかにも、早口で話してしまったり、語尾が伸びていたり、
尻すぼみになって何を言っているか聞こえなかったり…。

少しであれば気になりませんが、あまりに何度も出てしまうと、
面接官があなたの話の内容よりも口癖に気を取られてしまうことがあります。
直せそうな場合は早めに気づいて直しておいた方が無難です。

 

③だらだら話さない

文章はうまく書けていたのに、話してみると
一文が長くなりすぎてメリハリがなくなってしまうこともあります。
特に、コンサルを志望するならば、
“結論ファースト”で話すことが求められます。

いつ結論が出てくるのか分からない話し方にならないよう、注意しましょう。
もし長々と続けてしゃべってしまう癖がある人は、
「ここで一旦区切ろう」と事前に決めておくといいですね。

一方で、自信がなくてハキハキ話せない、という方は、
まだ練習が足りていない証拠です。
もちろん必要な練習量は人によっても違いますが、
10回やってダメなら20回、30回、100回だってやりましょう。
「もっと準備しておけばよかった」と後悔しても、面接は一度きりです。

先輩社員が「やっておいてよかった!」と感じた面接準備も以下の記事でご紹介していますので、併せてご覧ください!
▶面接準備は何をしましたか?【先輩インタビュー】

その他

最後に、話す内容と話し方に加え、
面接に向けて準備しておきたいことをお伝えします。

①逆質問を準備する

面接の最後に、面接官に対して逆質問をさせてくれる場合があります。
志望度が高い学生ほど「もっと深く話を聞きたい!」と思うものです。
面接での逆質問タイムをチャンスととらえて、
企業について気になることをまとめておきましょう。

質問の注意点としては、
「調べればすぐに分かること」を聞かないことです。
面接官の立場だったら、
「自分で調べようともせずに質問して済ませようとしている」
と感じてしまいます。
必ず事前に十分なリサーチをしたうえで、
自分なりの質問を用意するように気を付けましょう。

 

②身だしなみをととのえる

対面面接の場合も、オンライン面接の場合も、
身だしなみは必ず見られているポイントの一つです。
寝癖がないか、襟元が乱れていないかなど、
清潔感・きちんと感が出せているかどうか、最終チェックしましょう。

ただし、身だしなみを整えることに時間をかけすぎて
面接の時間に遅れてしまっては本末転倒ですので、
時間にはくれぐれも気を付けてくださいね!

 

実際に船井総研ではどのようなことを聞いているの?

ここからは、実際に船井総研では就活生との面接でどのようなことを聞いているのかということについてみなさんにご紹介いたします。

船井総研が面接で聞いていることは

・自己PR
・志望動機
・就職活動の軸
・入社後のビジョン
・学生時代に頑張ったこと

などがあります。

自己PRや学生時代に頑張ったことを聞くことを通して、みなさんの性格と会社の雰囲気が合っているかということを判断します。

志望動機と就職活動の軸、入社後のビジョンでは、みなさんが将来どうなりたいか、何をしたいかを聞くことで、船井総研に入ってからそれらを達成することができるか、みなさんにとって最良の未来となるかを判断しています。

基本的にどの就活生にも上記のことを聞いていますが、学生との面接の流れ・受け答えによっては変わってきますのであまり鵜呑みにしないように参考にしていただけたら幸いです。

また、質問に対しての回答について、面接官が実際に着目しているポイントとしては、

・自分の言葉で話せること
・定量的に話せること
・会社についてしっかり理解できているか(企業研究)
・就職活動の一貫性
・志望度合

が挙げられます。
自分の言葉で話すこと、定量的に話すことについては、記事のはじめの方に述べたようなPREP法を用いることが大切です。

また、会社への理解(企業研究)は志望度合とも連動しており、会社への理解が深い方が志望度合も高いのかなと感じられます。

就職活動の一貫性というのは、就職活動の軸と現在の就活状況(面接を受けている企業など)にズレがないかということに着目しています。

これらはあくまでも船井総研に限った話になります。

他の企業では他のことを大切にしていると考えられますので気を付けてください!

 

まとめ

本記事では「面接に合格するためには何をするべきか」
についてお伝えしましたが、その目的を忘れないでいてくださいね。
面接は、就活生と企業のお互い求めるものや
価値観が同じかどうか、見極めるためにあります。

変に背伸びしたり、自分自身を取り繕ったりした状態で面接をしてしまうと、
その判断を誤ってしまうかもしれません。
あなたらしさを適切に伝えるために必要な準備として、本記事を参考にしてみてください。

本番の面接を想定して練習することが成功のカギです。
ただ覚えるのではなく、面接官が目の前にいるつもりで話すようにしてみましょう。

友だちに面接官になってもらうのもよし、
ご両親やキャリアセンターの方に面接官になってもらうのもよし。
社会人のお知り合いがいれば、その方にお願いしてみるのもよいです。
応援してくれる人のサポートを上手に活用していきましょう!

他にもコンサル業界での就活に役立つ記事をまとめておりますので、是非ご覧ください。

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