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【コンサルティング業務内容解説】コンサルティングスタイルの違い

02.出航編 コンサルティング業界を知る
2022.6.20

#コンサル #仕事内容 #違い #顧問制 #プロジェクト制

みなさん、こんにちは!
いつも記事をご覧いただきありがとうございます。

私たちは、コンサル業界を志望している学生向け『お役立ち情報』を提供しています!
今回の記事は『【コンサルティング業務内容解説】コンサルティングスタイルの違い』についてお伝えします。

 

《はじめに》

今回の記事では、大企業向けコンサルティングと中堅中小企業向けコンサルティングそれぞれのコンサルティング業務内容の特徴を説明します。
「大企業向けコンサルティング」「中堅中小企業コンサルティング」の違いについてはこちらの記事をご覧ください!

大企業向けコンサルティングを一言で表すと、プロジェクト制スタイルのコンサルティングで、中堅中小企業向けコンサルティングを一言で表すと、顧問制スタイルのコンサルティングという傾向があります。
それぞれの詳細を解説していきます。
企業によってコンサルティングのスタイルは異なります。本記事では一般的な傾向をお伝えしています。

 

①大企業向けコンサルティング:「プロジェクト制」

大企業向けコンサルティングファームの特徴である「プロジェクト制」とはクライアント企業の課題を解決するためプロジェクトを立ち上げ、そこに社内から適切な人材をアサインするところから始まります。
役割に応じてメンバーがアサインされます。

大企業をクライアントにしているため、扱う情報量が膨大です。
やみくもに調査をしても答えにたどり着くのは難しいため、考えうる課題の仮説を立てたうえで、調査分析を行います。

次に調査分析をもとに、解決施策の仮説を立てます。
構築した仮説が検証によって誤りだと分かったとしても、正しい分析から正しく仮説を構築していれば、修正することが容易になります。

最後にこの仮説が正しいかどうかの検証をします。これは仮説の精度を上げる作業とも言えます。
再度データを調査することで仮説の論理性を補強したり、実際に脚を使って現場の様子を見にいくような泥臭い分析をすることもあります。

実際には構築した仮説が正しくないことも多く、その場合はまた仮説を構築し直しながら、より精度の高い解決施策を見つけます。
この流れを繰り返すことで、より正しい解決施策を導き出すのです。

このように大企業向けコンサルティングは「プロジェクト制」で、一つのプロジェクトに複数人で対応し、課題解決のための施策を練っていきます。
これらの一連の流れを、定期的にクライアントとミーティングをしながら進めていき、最終的にクライアントに報告することになります。

長いスパンでPDCAを回していくわけですが、1つのプロジェクトが終了次第、次のプロジェクトへアサインされることになります。
プロジェクトは数か月単位のものから年単位のものまで存在し、基本的にアサインされるとその1つのプロジェクトに集中して業務を行います。

 

②中堅中小企業向けコンサルティング:「顧問制」

一方で、中堅中小企業向けのコンサルティングでは「顧問制」のスタイルをとる会社も存在します。
船井総研の月次支援コンサルティングも「顧問制」といえますね。

「顧問制」スタイルとは、月に1〜2回ほど相談にのり、長期で定期的なお付き合いをしていくコンサルティングスタイルです。
大企業向けコンサルティングの「プロジェクト制」と大きく異なり、1人のコンサルタントが複数社のクライアントを持つ傾向にあります。
顧客獲得から、課題抽出、調査分析、戦略立案、そして実行まで一気通貫で1人のコンサルタントが対応していくというのが顧問制の特徴です。

例えば営業で言えば、セミナーなどを通してそれぞれのコンサルタントが営業をし、自身がコンサルティングしていくお客様を獲得するところから始まります。
傾向として実際にたてた戦略を現場に落とし込み、実行していくところまで行います。
さらに現場に落とし込んだのちは、定期的なお付き合いの中でMTGを行い、業績が上がるまでPDCAサイクルを回しながら伴走していくので長期での関わりになることが多いです。

こうしたコンサルティングを複数社同時に進めていくため、短期的に見ると、プロジェクト制と比べ1社にかける時間は少なくなります。
しかし、顧問制の大切な部分でもありますが、1社1社の継続率を挙げていくことで長期的なお付き合いを実現します。
結果的に長い年月お付き合いしていく中で、クライアント企業の経営にとどまらず、経営者のパートナーとして全般的なサポートをしているコンサルタントに成長していけます。

 

《おわりに》

いかがでしたでしょうか。
同じコンサルティングでも大企業向けと中堅中小企業向けで、ここまで業務内容に違いがあります。
皆さん自身がどのようなコンサルタントになりたいのかを考えたうえで、この記事を参考に入りたいコンサルティングファームを選んでいただけたら幸いです。


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