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【25卒必見】就活いつから何を準備する?スケジュール完全攻略!

01.準備編 就職活動を知る
2023.7.19

#25卒 #就活 #スケジュール #就職活動 #インターンシップ #本選考

はじめに

今回は2025年の3月にご卒業される皆さん向けに、

・就活を始めるにあたりするべきこと
・就活はいつから始めればよいか

25卒向けスケジュールについてまとめました。早速見ていきましょう!

就活の準備は何から始める?

自己分析

就活を始めてすぐの時期はきっと、
「自分って何がしたいんだろう」
「何が自分に合っているんだろう」
「そもそもこの世の中にどんな仕事があるのかあまり知らないな」
といったことを考えるはずです。
まずは「自分を知ること」から始めましょう。

何をしている時に楽しいと感じ、何ができたときに嬉しいと感じるのか?
自分は何に興味があるのか?
辛いこと、嫌なことがあった時、どのように考え乗り越えてきたか?
大事な決断をするときの判断軸は何だったか?

どんな仕事をしたいかを考える前に、
「自分」についてこれまでの学生時代を振り返ってみましょう。
自分とはどんな人間なのかを言語化するのは意外と難しいものです。
ですが自己分析をしっかり取り組むと
今後エントリーシートや面接で自分をアピールする際(自己PR)の説得力が増しますので
最初の段階で取り組んでおくと良いですね。

どんなふうに分析すればいいのか分からない…というときは、
自己分析ツールやサービスを使うのがおすすめです。
質問に答えていくだけで、傾向がグラフとなって出てくるものもあるので、
どんな特徴を持っているのか分かりやすいと思います。

業界研究

自己分析と同時並行で、いろんな業界について調べてみましょう。
というのも、普段生活していてよく接点を持つのはBtoC(Business to Consumer)の事業を行っている会社だと思います。
例えば食品、化粧品、家電などの業界です。

一方で、企業と企業のやりとりをおこなうBtoB(Business to Business)の会社もあります。
例えばIT、コンサルティング、人材、広告業界などの業界です。

このようにあまりイメージの湧かない業界に関して何も知らないまま就活を進めるのは、
可能性を狭めることになりますしもったいないことです。
早めの段階で、将来の選択肢を増やしておきましょう。

そのためにもリクナビやマイナビなどの就活サイトを利用して効率的に情報得る必要があります。
また、さらに詳細を調べたい場合は
書店で販売されている『業界地図』『会社四季報』といった書籍を読んでみると
各業界の企業がどのような立ち位置にいるのか体系的に
知ることができます。ぜひ活用してみてください。

職種研究

業界研究と同様に重要なのがこの職種研究です。
職種というのは、その名の通り仕事の種類や内容のことを指し一つの企業でも複数の職種が存在します。

例えば自動車業界では、「製造」「開発」「総務」「営業」「マーケティング」など
一口に自動車業界といっても複数の職種があることが分かります。
また職種によって、キャリアや年収、求められる資格やスキルが異なることがあります。

自分の得意なことや能力を活かせる部署がどこかを分析すれば
「その企業に就職した後やりたいことは何か」を明らかにすることができます。

どんな職種があるのか研究をするにあたって、まずその職種別で検索してみましょう。


例えば、「営業」といっても、
 ・個人相手か法人相手か
 ・新規営業か既存顧客への営業か
 ・有形営業か無形営業か
などいろいろな種類があります。


どんな職種があって、具体的な仕事は何かをしっかり調べましょう。

また、企業の説明会やイベントに参加して、職種について情報を得ることも有効です。
こちらは次に説明する企業研究とも大いに関係するところですがそれぞれの企業を職種単位で比較してみるのも
職種の理解につながりますのでおすすめです。

企業研究

業界や職種を絞ったら、その業界の中での企業比較をしていきましょう。
同じ業界のA社とB社の選考を受けることになった場合、
A社はB社とどこが異なっていてどんな特徴があるのかを知ることなしには、
選考を通過することはできません。

ターゲットにしている層、売り出している商品、売り方、企業規模や、求める人材像、キャリアの築き方といった切り口で
各企業の情報を集めてみましょう。

こうした情報はコーポレートサイト上で収集できるものですが、
実際の働き方や社員の雰囲気はどうしても文字では伝わりにくいものです。
ですから、可能であればインターンに参加したりすると良いでしょう。

こうして情報を集め、企業ごとの特徴や強みが分かってきたら、自分と企業とのマッチ度を測っていきます。

自己分析の結果から、少しずつ
「こんな企業で働きたい」
「こんなことをやってみたい」
といった企業選びの軸が見えてきます。
その軸と企業1つ1つを照らし合わせて
自分の軸にマッチするのはどの会社か、整理していきます。

 

 

(25卒向け)就活スケジュール

25卒の皆さんが就活を進めるにあたり、どのようなスケジュールで進めていくべきかご説明いたします。

※25卒=2025年3月卒業の大学生(大学院生)

“一般的スケジュール”とは?

“一般的な”スケジュールというのは、
一般社団法人 日本経済団体連合会(略称:経団連)に加盟している
会員企業が採用活動を行う際のスケジュールのことを指します。

経団連は2023年4月11日に公式HPで「2024(令和6)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請等について」を発表しました。そこに明記されているスケジュールが以下になります

経団連発表(就職・採用活動の日程)

(出展:2024(令和6)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請等について 
このように経団連は就活の開始時期は卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降、つまり25卒だと2024年3月1日以降としています。

▶経団連ウェブサイト:会員企業一覧

ですが、この文言に法的拘束力はなく経団連の

「2024(令和6)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請等について」でも「通常の学事日程に配慮して定められた広報活動の開始日(卒業・修了年度に入る直前の3月1日)及び採用選考活動の開始日(卒業・修了年度の6月1日)よりも前に、それらの活動が行われることで、広報活動及び採用選考活動が一部で早期化し、学生の就職活動期間は長期化する傾向を示しています 。」

と記載されているように、それにより早期から採用活動を行う企業も多くあるのが実情です。
  
 Wantedlyの2022/01/19の発表の「22卒〜24卒の就職活動に関する調査結果」では24卒の約42%が面接経験有りと回答しており、3年生の1月時点で約半数が面接を受けていることになります。

25卒就活スケジュール

就活の早期化

先ほど経団連でも就活の早期傾向が指摘されていることをご紹介しましたが、25卒ではさらに早期になることが予想されています。
その理由が25卒から正式に採用直結型のインターンシップが公認となることです。このことにより、今までの就活生が長期インターンをしていた時期から実質採用活動が始まるということになります。過去に就活生を経験した先輩方の中には、大学に入学して直ぐ長期インターンに参加していた方もいるのではないでしょうか。

株式会社学情の「2025年卒対象のインターンシップ/オープン・カンパニー」に関する調査によると、約6割の企業が広報開始時期や開催時期を前倒しするという結果が出ています。
また、株式会社学情が2023年5月23日には発表した人事アンケートの結果では2025年卒採用の選考開始時期は「2024年1月・2月」が最多となっており、最低でも1~2か月は前倒しになることが予想されます。

大学3年生の春:企業が夏インターンの案内を開始。情報収集と選考対策を。

ここから具体的な就活スケジュールについてご紹介します。

※よく早期に選考が始まると言われているコンサルやベンチャー企業などは大学3年生の春には選考が始まると考えてもらうとよいかもしれません。

では本題に入ります。大学3年の4〜5月頃になると、
企業が夏のインターンシップに向けた案内をスタートさせます。
そもそも自分とはどんな人間なのか(自己分析)
どんな業界がおもしろそうか(業界研究)
どんな職種が得意か(職種研究)
どんな会社が自分に合っていそうか(企業研究)
などを知るところから始め、夏のインターンシップに備えます。

インターンシップのエントリー開始は5~6月頃なので、
「知らないうちにエントリーが締め切られてた!」ということのないよう、
カレンダーでしっかりスケジュールの管理するようにしましょう。
インターン情報はマイナビ・リクナビなどの就活サイトでもチェックできますが、コンサルや早期選考を行う企業は企業の採用サイトのみに記載している場合もあるので要注意です。

▶船井総研のインターンシップ情報はこちら!

 

大学3年生の夏:夏のインターンに参加。本選考に向けた対策にも。

6~7月頃には、夏のインターンシップ選考がスタートします。
選考の具体的な内容は、エントリーシート(ES)、Webテスト・筆記試験、
面接、グループディスカッション(GD)などです。

選考が始まってから一気にこれらの対策をしていては間に合いませんし、
エントリーする企業が多くなるほど対策がおろそかになりがちですので、
早め早めの動き出しがとっても大事です。例えばエントリーシート1つ完成させるにも、志望動機・ガクチカなど必要なものを固めておく必要もあります。

夏休みに入る7月末から9月頃が、夏のインターンシップの時期です。
数時間で終わるプログラムから、1週間続く実践型のプログラムまで、内容はさまざまです。
そのインターンに参加して何を得たいのか?
どんなことを持ち帰りたいのか?
を考えながら参加できると良いと思います。

また、欲張ってたくさん応募しているうちに、
インターンシップや選考がダブルブッキングするということがないよう、
やはりスケジュール管理は徹底するようにしましょう。

 

▶コンサル業界インターンシップの特徴と対策をチェック!
▶不安な面接も、準備して臨めば怖くない!

 

大学3年生の秋:夏に参加できなくても秋のインターンがある。

夏ほどではないですが、秋のインターンシップを開催している企業もあります。
9月頃に選考がスタートし、10月頃の実施となります。

夏休みが終わり大学も始まっているので、
土日に開催する1dayや2daysといった短めのプログラムがほとんどです。
夏に参加できなかった企業で秋にもインターンを開催している場合は、ぜひ参加して実際の業務に近いことを体験してみましょう。

大学3年生の冬:冬インターン、就活解禁に向けて本格的な対策を。

いよいよ3年生も終わりに近づいてきますが、まだチャンスはあります。
冬のインターンシップです。
12月頃に選考がスタートし、1月以降に実施されることが多いです。

こちらも夏のインターンと比較すると短期間のプログラムの比率が大きくなりますが、
だんだん本選考の時期に近づいてくるため、
応募する学生の皆さんもそろそろ志望業界が定まってきます。

そして3月1日になると、大手企業をはじめとする各企業の採用情報が公式に解禁され、本選考のエントリー・会社説明会が始まっていきます。

大学4年生の春:事前準備を万全にして本選考に臨もう。

ついに大学4年生です。
6月に始まる本選考に向け、会社説明会に参加して企業理解を深めながら、
志望企業にエントリーシートを提出していきます。
本選考は6月からであっても、
OB・OG訪問や社員との座談会・面談などを積極的に実施する企業もあります。

「社風や働く人の雰囲気をつかみたい!」
「事業理解を深めたい!」
「今後のビジョンについてもっと聞いてみたい!」

など、実際に働く人の生の声を聞くチャンスですので、うまく活用してみましょう。

何を聞いたらいいか分からない人は「就活生時代にどのような方法で就活を進めていたのか」などを聞いて参考にするのもよいでしょう。

 

▶コンサル業界の就活対策全般はこちら!
▶面接対策ならこの記事!

 

就活を成功させるポイント

早く始める

就活は時間との戦いです。
早期に情報収集や準備を始めることが重要です。
自己分析や職業研究、履歴書やエントリーシートの作成など、
スケジュールを立てて段階的に進めましょう。
早めに企業の就活生用マイページへ登録することをおすすめします。

内定直結イベントへの参加

内定を獲得するためには、企業との直接的な接点が重要です。
内定直結イベントやインターンへ積極的に参加し、
企業の雰囲気や仕事内容を実際に体験しましょう。
早期段階に内定をいただけるチャンスでもあるので是非前向きに参加しましょう!

オフィスへ出向く

企業のオフィスを訪問することで、より具体的な情報や印象を得ることができます。
インターンシップや企業説明会、個別面談など、積極的にオフィスへ足を運びましょう。
直接社員と話すことで、自分の志望度や企業への意欲を伝える機会にもなります。

これらの観点に注意しながら、意欲的に取り組んでください。
早めの行動と積極的な参加が、就活の成功に繋がるでしょう。

 

コロナの影響はまだある?

コロナが原因で就活の大枠のスケジュールが変わることはないですが、新型コロナウイルス感染症の位置づけは、これまで、「新型インフルエンザ等感染症(いわゆる2類相当)」としていましたが、令和5年5月8日から「5類感染症」になりました。これにより従来より対面での選考が増えることが予想されます。しかし、オンラインのもつメリット(便利さや企業の負担する交通費が減るなど)から全てが対面になるとは考えにくく、説明会・採用選考のオンライン化は引き続き継続されると予想されます。

一方で採用のミスマッチを防ぐために、企業の雰囲気などを知ってもらうことは非常に重要です。2023年卒の就活でも、説明会と一次面接はオンラインが主流となりましたが、最終面接は対面で実施する場合も多く、一部のプロセスで対面の機会を設けることでミスマッチを防ぐ動きがありました。そのため25卒の就活もオンライン化は定着・拡大するものの、最終面接は対面実施するなど使い分けられるのではないかと予想されます。

対面での最終面接は、学生にとっては「どんな場所で、どんな雰囲気の中、どんな人と一緒に働くことになるのか」を観察できる貴重なチャンスです。また、内定後に入社を決める際にも役立つ情報を得ることができます。

船井総研の就活について       

インターンシップ

インターンシップは実務に近い仕事を経験し、現役社員と話すことのできる貴重な機会です。
その企業が自分に合っているかどうか、船井総研で自分のやりたいことや夢を実現できるかどうかを考える、最適な場になります。

本選考

必見の本選考のスケジュールをお見せします。
本選考は例年3月開始で、1~1ヵ月半程度で、以下のフローを進んでいただきます。
  ①会社説明会にて船井総研の魅力を真貝社長の講話から学ぶ
  ②ESの提出とWebテスト
  ③一次面接(グループ面接)
  ④最終面接(グループ面接)
  ⑤内々定
※現時点の選考の流れとなりますので、今後変更される可能性があります。

本選考は1ヵ月~1ヵ月半で終わってしまうので、入念な事前準備が必要です。
また、本選考の応募もすぐに締め切ってしまう可能性がありますので、早め早めに行動するように心掛けましょう。
内々定通知後は、インターンから選考を受けた方と同様に勉強会や座談会が開催されますのでぜひご参加くださいね。

FUNAI INTERNSHIP – 船井総研 採用サイト

まとめ~これからの就活に向けて~

いかがでしたか?
就活ではスケジュール管理が本当に大切です。
大事なタイミング(エントリーやES提出の〆切など)はカレンダーに書き込んでおいたり、
「〇日までに××しないといけないから…」と予定を逆算して立てる癖も、
今のうちにつけておきましょう!
社会人になってからも必ず役に立つスキルであることは間違いありません。

就活はきっとまだ始まったばかりですよね。
これからきっと、自己分析や業界研究をしていくと世界が広がっていくのを感じるはずです。

就活って憂鬱だな、不安だな、と感じてしまうこともあるとは思いますが、
就活を通して自分の見る世界がどう変わっていくのか、想像するとちょっとワクワクしませんか?
是非これからの就職活動を自身にとってのチャンスと捉え、
いろいろな世界に足を踏み入れてみてくださいね。

 

よくあるご質問

Q1  就活はいつから始めるべきですか?

 大学3年の4~5月ごろに企業がインターンシップの情報を発信するようになるので、この時期には始めておくのがおすすめです。大学3年の夏にはインターンシップに参加したり、本選考の準備をしたりする学生が多いです。

 

Q2 大学3年の夏のインターンに参加せず秋から就活を始めるのは遅いですか?

夏インターンに参加することは企業理解にもつながりおすすめですが、もし参加できなくてもまだチャンスはあります。秋や冬のインターン、会社説明会などに積極的に参加すれば、志望企業からの内定獲得は十分可能です。

 

Q3 25卒はいつ就活が終わりますか?

早い人だと大学3年のうちに内々定をもらって就活を終える人もいますが、一般的には大学4年の4~6月まで就活を続ける人が多いです。

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