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船井総研が行うDXコンサルティングーZoho導入コンサルティングとは?

03.内海編 船井総合研究所を知る
2022.7.29

#DXコンサルティング #Zoho導入コンサルティング #業績アップ

みなさん、こんにちは!
いつも記事をご覧いただきありがとうございます。

私たちは、コンサル業界を志望している学生向け『お役立ち情報』を提供しています!
今回の記事は『船井総研が行うDXコンサルティングーZoho導入コンサルティングとは?』についてお伝えします。

船井総研では、中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の支援に力を入れており、DX専任のコンサルタントも多数在籍しています。

彼らはどのようなご支援をしているのでしょう。

今回は、DX開発推進室所属の松田元太さんにインタビューをさせていただきたいと思います。

 

Q1. 松田さんはどのようなDXコンサルティングを行っているんですか?

私はDX開発推進室のZohoユニットに所属しています。

主に我々が行っていることはZohoユニットという名前にあるように、Zohoを用いたモジュール開発を行っています。
(※モジュールとは、簡単にいうと、「部品」「パーツ」のこと。なので、Zohoのモジュール開発というのは、Zohoというソフトウェアのパーツを開発すること、と思ってもらえればOKです)

そもそもZohoとは何だと思われる方が多いと思いますので、説明します。

Zohoとはアメリカで創業してインドに開発本社がある、Zohoという会社が提供するデジタルツールです。
世界で25万社が導入しているすごいツールなんです。

そのツールのもっとすごいところが、企業のビジネスモデルってあると思うんですが、例えばマーケティング活動や、そのマーケティングを行うにあたってのリスト整理、営業・商談の管理、お問い合わせの管理、SNSをやられている企業さんですとSNSの管理とか、ビジネスにおいて 非常にやることたくさんあるんですが、Zohoというアプリはビジネスプロセスすべてをデジタル化できるツールなんです。

我々 Zohoユニットは、Zohoを用いて開発を行うチームになります。

 

Q2. Zoho導入支援における船井総研の強みは何ですか

まず、船井総研がDXコンサルティングに力を入れる理由ですが、
「中小企業にはデジタル要員にさける人員がいない」ということと、我々は元々「業績アップ・実行支援コンサルを行っている」という強みがあることです。

「中小企業にはデジタル要員にさける人員がいない」という点に関しては、
営業やマーケティング活動を行われている中小企業さんでは、新たにデジタルに特化した人員を追加するというのは現実的に難しいんです。

なので我々がデジタルに長けた人材として入ることで、中小企業さんのデジタル化を加速することができます。

もう1つの「業績アップ・実行支援コンサルを行っている」というところですが、我々は業種特化と言われるように、業種の細かい領域の業績アップノウハウを持っています。

デジタルツールを導入するだけだと、実は業績は上がらないんです。
デジタルツールを導入して、そのデジタルツールをどう活用して業績を上げるかが大事です。

船井総研はかなり細かい業種に別れてコンサルティングを行ってますので、その道のスペシャリストばかりなんですね。
「DX」と「業績アップ」をかけ合わせてはじめてデジタルコンサルティングが実現可能になるので、まさに船井総研にピッタリのDXコンサルティングだと思います。

DXのためのツールを 船井総研が持つ会社の情報や今までのお付き合いの経験に沿って、独自で開発して導入しています。

 

Q3. デジタルツールは会社ごとカスタマイズして開発し導入していくのでしょうか?

私は今Zohoを使ったモジュール開発と言われる、業種に特化したZohoのカスタマイズ・開発を行っていますが、私自身は、それぞれの業種に対してそこまで造詣が深く 知識があるわけではないです。

そこで普段業種でコンサルティングをされてるコンサルタントの方と打ち合わせをし、どうすれば業績が上がるDXソリューションを作れるかということを日々会議を行うことで初めて生まれてくるんです。

 

Q4. 松田さんがDX支援を始めたきっかけは何ですか?

私がDXコンサルをやろうと思ったきっかけは、入社前に遡ります。

学生時代 ITベンチャーで営業をやっていまして、そこでツールをまさに売っていました。
売っているなかで、営業担当者の方と打ち合わせをさせて頂いて
「こういうツールがいいですよ」
と提案する際に、いまいち社長に響かなかったり、実際に導入してからツールをうまく使いこなせなくてやむを得ず解約ですとか、業績が上がらなくてやめてしまうというケースが多かったんです。

それでもやもやしてまして、いち営業でなくコンサルタントという立場であれば、お客様の業務など深い部分まで一緒に同伴しながらコンサルティングができる、DXソリューションができると思い、船井総研でDXコンサルをしようということで入社しました。

いち営業では到底できなかった業務をコンサルティングできているので 本当に入社してよかったと思っています。

 

Q5. DX支援を通じて得られたスキルは何ですか?

まず、Zohoの導入支援 DXコンサルをやるにあたって、デジタルツールには強くなりました

Zohoというデジタルツールを使っていくうちに、
「ああいった事ができない、こういった事ができない」
と、お客さんから要望を頂くことが多いんです。

その要望に対応するべく、自然と色々な知識を吸収したり、プログラミングに関わる部分もあるので、プログラミングの勉強をしたりと、自然とデジタルスキルが身についたことが良かったです。

また、プロジェクトのマネジメントスキルが身に付きました。

Zohoのモジュールを開発するにあたり、ただ単に開発するのではなく 色々とステップがあります。

1つ目に要件定義、2つ目に基本設計、3つ目に構築や試験的運用、そして最後に導入といったように4ステップほどあります。

要件定義に関しては、お客さんの業界に特化したZohoを構築するので、お客さんがどのようなビジネスモデルで商売しているのか改めて 図にしたり明確化する必要があります。
そして、「Zohoならこういう事ができる」という点を洗い出し、基本の設計をつくり、実際に構築・運用を行うというように、かなりステップがあります。
それぞれでタスクやプロジェクトの管理など 関わる人が増えるので、プロジェクトを管理する能力が身についたと思います。

 

Q6. Zoho導入支援を通じお客様の業績にどのような影響を与えられましたか?

1つは大阪にある自動車販売店さんです。
問い合わせ件数200%達成というものすごい企業さんです。
具体的な数字を出すと、一昨年10月に49件の問い合わせしかなかったのですが、昨年10月でなんと110件の問い合わせが来たんです。

やったこととしては結構単純で、Zohoにはマーケティングのツールがありますが、サイトを閲覧しているとスッと表示が出ることがあるじゃないですか。
「ダウンロード資料はこちら」や「お得な情報はこちら」のように。
ポップアップと言われるもので、情報が出てきます。

そういったものを表示させたり、チャットボットというサイトを訪れた際に右下などに出るものがあると思うんですが、それらを導入することで、サイトに訪れたお客さんを取りこぼしなく見込みの高いお客さんをリスト化できるといったところで問い合わせ数が増加しました。

ツールの利用料月額1万円でここまで業績を伸ばされたということで、インパクトのある、コスパの良いマーケティングツールだと改めて感じます。

もう一つは北海道にある不動産会社さんの事例です。

粗利の昨対比が187%という驚異的なお客さんで、こちらもマーケティング活動をZohoで行っています。

マーケティングの一環としてメールマガジンを送るのですが、お客さんがメールマガジンを開いて見て、クリックしたという行動履歴までZohoは取ることができるんです。
その行動履歴を Zohoがスコア化します。
開封したら1点、このページを見たら10点というように。

そういったものをお客さんごとにスコアリングさせて、点数が高い人は色々な情報を見られており見込みが高いと分かるので、そういったお客さんにアプローチすることで、受注率アップなどに繋がった事例もございます。

 

Q7. 今後DX支援において挑戦していきたい分野はありますか?

今後挑戦していきたい分野として「基幹系DXの開拓」があります。

今行っているZohoの DXには分野が2つあります。

1つは「顧客周り」、もう1つは「基幹系」です
顧客周りDXは 営業やマーケティング 商談解析などの分野を指し、基幹系DXに関しては、例えば 見積もりや受注管理、納期や在庫管理といった生産管理、会計分野を指します。

今Zohoで力を入れているのは顧客周りDXの方です。
まだ基幹系の方に領域を伸ばせていないんです。

CRMのend to endの考え方、端から端までというところですが、会計まで行くことで達成できるんです。
なので基幹系も今後は開拓していきたいと考えています。

一方で、顧客周りDXの深堀りといったところも重要です。
マーケティングを行うにあたり、どのようなメールマガジンの内容を送ったらいいか、チャットボットの表示回数など 細かな設定があります。
そういったところも改善の余地があるので深堀りして、より最適化されたZohoモジュールをお客さんに提供したいです。

インタビューは以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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