データを活用し中小企業の業績をどう上げるのか?|社員インタビュー
- 03.内海編 船井総合研究所を知る
- 2022.5.10
#BIコンサルタント #DXコンサルティング #データ活用
皆さんこんにちは!
いつもリクシップをご覧いただきありがとうございます。
本日は、「船井総研が行うDX支援」について船井総研ECグループ所属のコンサルタントである中村さんが関わるプロジェクトについてお話を伺いました。
船井総研のデータ活用支援【社員インタビュー】
船井総合研究所
中村 勇志さん
目次
Q.どの様なDX支援を行っているのですか。
船井総研はDXコンサルティングに注力しています。
その中で、私はデータ活用にフォーカスしたDX支援を行っています。
まずBI(ビジネスインテリジェンス)というツールをお客様に入れていただきます。
売上の計算式や予算の立て方、商品分析の仕方といった船井総研独自のノウハウを落とし込みます。
そして先方の情報を分析にかけ、業績を上げるためにどの商品に注力すべきか、新規客単価を上げるために有効な方法は何か、といった分析をする部分が我々の主なDX支援です。
売上を上げるため、またその施策を考えるためにDXという手段を使っているというイメージです。
DXとデジタル化の違いは、業態を変えていくというニュアンスが含まれるかどうかという点にあります。
従って、我々の支援はデジタルトランスフォーメーションの本質を掴んでいると言えます。
Q2. DX支援の中でどのような成果が見られましたか?
売上が上がりました。
しかし、売上だけのためならば無理にデジタル化をする必要はありません。
DX支援の面白い点は、売上自体だけでなく売上を伸ばすための業務プロセスを、デジタルツールを介して変えられるところです。
つまり、売上と人時生産性を上げられます。
労働時間を下げても売上を上げて利益をもたらすことができることがDX支援の成果です。
また、DX支援は組織自体を変えることができます。
実際「デジタル化を推進する組織を社内に持ちましょう」という提案はかなり多いです。
デジタルツールによって時間削減や売上を上げるだけではなく、それを仕組化するために 組織全体を変えていけることがDXの魅力です。
Q3. DX支援のプロジェクトを推進していく中で困難だったことはありますか?
数えきれないくらいあります。
細かい視点でいうとデータ管理やデータ探索の煩雑さが挙げられますが、最も大変なのはデジタル化に対し消極的な人が社内にいるケースです。
ツール導入による効果を理解することは難しく、ずっと検討中で提案が通らないことはよくあります。
船井総研は1、2年の月次で費用をいただきコンサルティングをするので、現場の意思決定が進まないと大きなボトルネックになります。
また、デジタルツールの効果を納得していただいても、いざ導入する段階で、会社に受け入れる体制が整っておらず、現状のままでよいと考える方は多くいます。
そのような方々の意思を動かすことは、DX支援を進めるうえで困難です。
Q4. 船井総研ならではのDXにおける強みは何ですか?
マーケティングの分野です。
船井総研が最重要視する言葉に「即時業績アップ」があります。
これが他のベンダーやシステム会社の視点と比べ、大きく異なる点です。
システム会社ではお客様から要望されたシステムを開発することが目的になりますが、
船井総研の一番の目的は、システムを導入することで、お客様の利益を上げて会社を存続させることです。
従って、システムを導入した後どうやって会社に落とし込むか、どうやってお客様にアプローチしていくかという細かい部分までサポートします。
他のコンサルティング会社と比較しますと、業種に特化している点が船井総研の強みです。
業種ごとの事例・ノウハウを連携しながら進められることはほかの会社にはない船井総研ならではのDXです。
DXの知識とそれぞれの業種で培った知識をかけ合わせることが船井総研の強みになっています。
Q5. DX支援に興味を持つ就活生へのメッセージ
とことん突き詰めてほしいと思います。
DXに興味のある学生の方は、世の中の流れをある程度肌で感じているでしょう。
例えば電車に乗る時でも、現金で切符を買う時代からスマホのSuicaで改札を通る時代に変わっています。
家族でテレビを見ていて、巻き戻しができないことに疑問を持つ子どもがいます。
従って今の学生の方にとってDXやデジタル化による時代の移り変わりは当たり前になっているかと思います。
そのような中で、自分にとって何が良いデジタル体験なのかをとことん探してほしいです。
とことん探すというのは、見つけるだけで終わるのではなく、 「なぜ自分にとって良い体験なのか」 「裏側の仕組みはどうなっているのだろう」 という部分まで考えることです。
物事をとことん突き詰める姿勢は必ず自分の武器になるので、DXに興味を持つ皆さんはぜひ身近に起こっているDXを突き詰めてほしいです。