
外部企業へ転職した私が語る、船井総研で働く「真の価値」
- 03.内海編 船井総合研究所を知る
- 公開日 2025.6.6
更新日 2025.6.9
#モビリティ支援部 #チーフコンサルタント #平井鴻希さんへインタビュー
船井総研から外部へ、そして再び船井総研へ
私は船井総研でコンサルタントとしてキャリアをスタートさせ、モビリティ分野を中心に多くのクライアントの業績アップを支援してきました。しかし、「外の世界」で異なる経験を積んでみたいという思いから、一度船井総研を離れ、別のコンサルティング会社に転職しました。
外部企業で感じた「違和感」
転職した企業もコンサルティング会社でしたが、船井総研とはいくつかの点で大きな違いがありました。
まず、仕事のゴール設定です。船井総研では「顧客の業績を上げる」ことが常にど真ん中にありました。業績アップに繋がる内容であれば、提案内容は比較的自由でした。しかし、転職先では「顧客の要望に応える」ことがゴールとされることが多く、提案内容もファンドの株主等に説明がつくか、顧客が実施したい内容に沿っているかが重視され、提案できる余地や自由度が低いと感じました。実際に、リリースする商品が既に決定している中での提案作成や、CM制作理由を後付けするための調査など、本質的な業務(顧客の業績アップ)に繋がっているのか疑問を感じる業務もありました。
また、船井総研の「月次支援」に対して、転職先では「常駐」スタイルを経験しました。月に一度の訪問よりも、クライアントに常駐した方が深く、幅広くコンサルティングができ、業績アップに貢献できるというイメージを持っていましたが、実際にはフィーが高くなる分クライアント規模も大きくなり、提案できる余地が少なかったり、現場スタッフとの関係は強くなるものの、経営者との距離は船井総研よりもむしろ遠く感じる感覚がありました。
さらに、評価制度にも違いを感じました。船井総研では、担当するお客様から年間でどれだけコンサルティング料をいただいたかということが評価軸の一つとなっており、お客様が増えることが自分の評価に連動する仕組みがあります.。一方、転職先では個人単位での明確な売上(粗利)等の定量評価が存在せず、プロジェクトマネージャーが指標ごとに評価する形でした。完全に平等な評価制度は存在しないと思いますが、定量評価がないと、上司との人間関係や好き嫌いに評価が左右されやすいと感じました。なぜこの人が?と思うような昇格やその逆が発生するのを見て、評価されるために何を努力したら良いかが分からなくなる感覚がありました。
給与水準については、特に月収面では転職先の方が高かったのですが、それ以上に仕事のやりがいが大事だと強く感じました。給与が高い人が必ずしも幸せそうに見えなかったことも、私の考えを後押ししました。
外部に出て初めて見えた船井総研の「価値」
一度船井総研を離れて外部の世界を経験したことで、船井総研の持つ独特な文化や強みが初めて明確に見えてきました。
最も強く感じたのは、「業績アップ」がど真ん中にあることの価値です。お客様の業績アップを核に置くことで、本質的な仕事に集中できるというメリットがあります。これはコンサル業界の中でも実は当たり前ではありません。軸が明確にあることで、支援時の提案内容や研究会のテキスト作成などで迷いを減らし、成果につながる仕事に集中できます。
また、個人が大きな「決裁権」を持っており、自分がやりたいことを実現しやすい高い自由度も船井総研の大きな魅力です。自分で商品設計から集客、営業まで一貫して実施できます2。例えば、セミナーの企画や運営、提案書の作成なども、コンサルタント自身が行います。テレアポは行いませんが、セミナーなどを通じて関心を持っていただいたお客様からの相談に対応し、契約に繋げていくという営業スタイルです。有料のセミナーにこだわるのも、関心のない人が参加される可能性を減らし、本気で経営を良くしたいと考えているお客様と出会うためです。
さらに、若手のうちから経営者と非常に近い距離感で会話ができることも、船井総研ならではの価値だと思います。早い段階から経営者と対等に議論し、会社の根幹に関わる提案をする機会があります。他社であれば、ベテランや役員クラスしか経験できないような修羅場や意思決定の場に立ち会えるのは、船井総研で得られる貴重な経験値です。これは給料以上の、圧倒的な成長と経験値を積める環境だと言えるでしょう。自己責任の伴う環境ですが、自分自身の成長が提供できる価値アップに直結することを実感できます。チャレンジしやすい環境であり、数回失敗しても人間は死にません。
皆様へのメッセージ
船井総研には、給料以上の圧倒的な成長と経験値を積める環境があります。お客様の業績アップへの徹底的なフォーカス、高い自由度、そして経営者との距離の近さは、決して当たり前ではありません。
私たちの仕事は楽ではありませんが、ご自身の経験を活かしつつ、新しい領域に挑戦したい方、お客様の経営に深く関与して課題解決を支援したい方、そして何よりも「業績アップ」を通じてお客様を芯から元気にしたいという強い思いをお持ちの方にとっては、非常にやりがいのある環境だと確信しています。
ご自身のキャリアを最大限に活かし、私たちと共にモビリティ業界の発展に貢献したいという皆様にお会いできることを楽しみにしています。
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