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インターン早期選考とは~インターンでコロナ禍の就活を勝ち切る⁉~

2023.4.26

#インターンシップ #早期選考 #大学3年生

早期選考とは?

これからは通年採用

従来の日本企業では、春に新卒者を一括採用するというのがほとんどを占めてきました。
これは就職協定という決まりによるものです。

通年採用とは何か。

それは、採用活動がこれまでのような、3月〜7月というような定められた期間内で行うものではなく、1年を通して活動することができるようになるというものです。
限られた期間内では出会えなかったかもしれない企業に出会えるチャンスが生まれるであったり、早い段階で就活を終えられるであったり学生にとっては、これまで以上に動きやすくなってくるのではないでしょうか。

だからこそ、この通年採用への切り替わりをしっかり把握し、皆さんの就活に是非活かしてください

新卒のスケジュール

従来の一括採用の流れでは、3月から企業の説明会などが始まり、ESの提出が随時スタート、3月後半から4月前半で面接などを行うといった形で大方のスケジュールが固まっていたと思います。

これからの通年採用では、大方の企業がこの時期にこのイベントを行うといったことではなく、各企業によって動きが変わってくるということです。そのため、皆さんはご自身が気になる企業を探し、各企業に合った就職活動を行うと良いでしょう。  

早期選考

通年採用になると何が大きく変わるのか、まだイメージが湧いていない方も多いと思います。
通年採用になるからと言って、従来の就活が本格化する3月から7月といった時期の動きが変わるというわけではありません。
これまでの動きが変わるのではなく、「より前段階から始めることができる」というのが大きく変わる点と言ってよいでしょう。
それがまさに、皆さんも聞いたことのある早期選考というものになります。

3月よりも以前に企業と接点を持ち選考へ進むことができるのです。
・3月から就活を始めてみんなに置いて行かれるのが怖い
・早い段階で就活を終え自分の時間を確保したい
・色んな企業を見て吟味したい

などなど考えている学生たちは早期に動き出して、満足のいく形で就活を終えられるよう動いていきましょう!

早期選考のメリット

メリット①:一部の選考が免除になる

早期選考では、通常選考では行うESの提出であったり、WEBテストの実施などが免除されるケースが多々あります。
学業やアルバイト・部活やサークルなど様々忙しい中で行う就活だからこそ効率的に進めるのもPOINTの一つにといえます。
活かせるものは最大限活かして就活をしていきましょう!

メリット②:本命企業に向けた練習を行える

早期選考の中での面接やワークなどの力は、実際に経験することでしか養えない力だと言えます。
もちろん最大限準備することは大切ですが、やはり百聞は一見に如かずと言いますから、実際に体感することがなによりも大切です。
本命企業が別にあるのであれば、そこに向けた準備としても活用できるでしょう。

メリット③:優秀な仲間と交流できる

早期選考を受けている学生は皆さんと同様、早めに就活へ動き出しているということですので、優秀な学生が多く集まります。
その優秀な学生達と交流できることや、優秀層と選考を経験できることは非常に学びの機会になります。

早期選考のためサマーインターン

概要と目的

夏休みなどの期間は、企業側も学生に合わせ多くのイベントを企画することが多いです。
そのイベントの中でも、早期選考への切符を手に入れる為のきっかけとなる物として多くの企業が企画するのが、サマーインターンです。

インターンとは、簡単に言えば職業体験です。

夏にやるインターンだから、サマーインターンです。

実際に学生達に自社の仕事の面白さを実感してもらおうということで、多くの社員たちをアサインして行う為、皆さんも実際にその企業で働く社員たちを見ることができる機会でもあります。
調べて分かったつもりになっていても、実際に働いてみたらなんかイメージと違った、ということは珍しいことではありません。

だからインターンに参加すること自体大切な上、サマーインターンに参加した学生には早期選考へ進むチケットをくれる企業が多々あります。
こんな一石二鳥なイベントはありませんね。

是非まだインターンに参加を決めていない方は参加を検討してみてはいかがでしょうか。

サマーインターンで早期選考のチケットを手に入れるには?

サマーインターンシップの志望動機を明確にする

サマーインターンは、「そろそろ就活だし、取り敢えず参加しおこう!」という学生も多くいます。
しかし、なんとなくインターンシップに参加しても、良い結果を得ることは難しいものです。

そのため、まずやるべきことは、「なぜサマーインターンシップに参加したいのか」という志望動機を明確にすることです。

特にサマーインターンを開催している企業は、「学生が本当に自社のインターンシップを受けたいのか」を知るために選考を行っています。
自分がそのインターンシップをなぜ受けようと思ったのか、それを通じて何を得たいのかを、具体的に語れるようにしておくことが重要です。
自分の考えを発言したり、何か行動に移すことは不安になることもあると思います。インターンシップはその練習だと思って積極的にチャレンジしてみましょう。

主体性を発揮する

サマーインターンに参加することが出来たら、早期選考のチケットを手に入れるためには、如何に皆さんの強みや能力を発揮できるかが大切になります。
せっかくインターンシップに参加をしたら、受け身でいるのではなく、是非積極的な発言をしてみてください。

コミュニケーション能力を発揮する

「コミュニケーション能力」これは、就活においてよく耳にする言葉ではないでしょうか。
当然、社会人として自分から人と関わろうとしたり、意見を聞き議題を整理するといった「コミュニケーション能力」は必須となります

しかし、「自分は人と話すことや、大勢の前で発表することは苦手だな、、、」と思っている方も多いと思います。

安心してください。
インターンシップでは「失敗すること」全く問題ではありません。
グループディスカッションやグループワークがあるインターンシップでは、「コミュニケーション能力」を鍛えるための練習だと思って挑戦してみてください。

協調性を発揮する

インターンシップでは、グループディスカッションやグループワークを行うことが多くなります。従って、「自分だけが目立てばいい」という考えは危険です。

社会人として仕事をする上で「一人で仕事をする」ということはほとんどありません。

コロナ禍の就活を勝ち抜けるために

大学1,2年生から始めるべきこと

自己分析

就職活動を始めるにあたり、大学1、2年生の段階でオススメしたいので、「自己分析」です。 この自己分析には2つの大きな目的があります。

まず一つが、「自分にとっての仕事選びの軸」を見つけることです。

「やりたいことがまだわからない、自分に適した仕事は何なんだろう」という悩みを持つ人は、まず「自分にとって働くとはなんなのか」「働くことを通して何を実現していきたい(どうなりたい)のか」という将来のビジョンを考えてみましょう。

次に、自分を企業や面接官に売り込む(アピール)するためのネタを準備することです。

自分が育ってきた環境や自分の得意なこと、不得意なこと、これまでの経験から学んだことなどを、紙でもPCでも構いません。
自分でまとめてアウトプットしてみましょう。
そうすることで客観的に自分自身を見つめ直す機会になります。

業界分析

自己分析を通じて、自分の興味のある仕事や業界が見えてきたら、次はその業界の分析を行いましょう。

新型コロナウイルスやAIの発展など変化の激しいこれからの時代に勝ち残れる業界を選ぶためには、時代の流れを読み、市場規模やその業界の推移をしることも大きな意味を持ちます。
志望する企業がインターンやアルバイトを募集している場合には積極的に参加をすることも有効です。
そうではなくても志望業界に通じるアルバイトや活動に参加し、皆さんの肌で業界や働いている人の雰囲気を実感しておくことも大切になります。

大学3年、就活本番期にやるべきこと

企業研究を行う

自己分析や業界研究で、働くことに関してイメージがついてきたら、次におこなうべきは、「企業研究」です。

自己分析で見つけた興味のある業界の中から、特に興味のある企業をピックアップして、より具体的な情報を集めて行きます。
同じ業界の中でも、その立ち位置や、大切にしていること、働き方、成果など、それぞれ異なります。
1社も同じ会社はありません。
だからこそ、それぞれの会社の特色を分析し、自分と共通している部分や、大切にしたいことが一致しているかなどを整理していく必要があります。

またそれと並行して、「その企業はどんな人材を求めているのか(どんな人材が理想なのか)」「自分はそれに当てはまっているか」も考えるとよいでしょう。
就職活動は、学生と企業の双方のマッチングです。入社後のミスマッチを防ぐためにも、自己分析、業界研究、企業研究は十分に行ってください。