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【人事担当に聞く!】新卒が若手からコンサルタントとして活躍できる仕組み

03.内海編 船井総合研究所を知る
2022.9.30

#若手が活躍できる仕組み #キャリアステップ #教育制度

みなさん、こんにちは!
いつも記事をご覧いただきありがとうございます。

私たちは、コンサル業界を志望している学生向け『お役立ち情報』を提供しています!
今回の記事は『【人事担当に聞く!】新卒が若手からコンサルタントとして活躍できる仕組み』についてお伝えします。

船井総研はコンサルティング会社では珍しく、新卒が若手のうちからコンサルタントとして活躍している会社です。
今回の記事では社内育成や人事制度について、タレントディベロップメントセンターの中田大介さんにインタビューしました。

インタビュアー諸星さん:
本日は、船井総研の社内育成や人事制度について、タレントディベロップメントセンターの中田大介さんにお話をお聞きしたいと思います。

よろしくお願いいたします

タレントディベロップメントセンター中田さん:
よろしくお願いします。

諸星さん:
本日質問させていただく項目は、
1.配属部署はどのように決まるのか
2.船井総研の育成制度の仕組み
3.新卒からコンサルティングできる仕組み
4.入社後の長期的なキャリアステップ
5.若いうちから活躍する人の特徴
です。

 

1.配属部署はどのように決まるのか

諸星さん:
まず一つ目ですが、
船井総研に入社した後、配属部署はどのように決められるのでしょうか?

中田さん:
配属について一番重視しているのは、
入っていただいた皆さんが最も活躍していただける環境です。

それをどのように判断しているのかというと、3つあります。

1.一人一人のキャリアの指向性・方向性
2.スキル
3.コミュニケーションタイプ

この3つを踏まえて判断をしています。

まずスキルですが、入社時点で持っているスキルや、これまで経験に関する内容です。
特に最近だとデジタル領域のスキルを指すことが多いです。
デジタル領域のスキルとしてどのようなものを持っているかとか、例えば長期インターンシップでこういう経験を積んできました、というようなことを踏まえて判断しているということが1つ目のスキルの話です。

2つ目がコミュニケーションタイプです。
人間関係における相性と呼ばれるようなものを考慮しているということです。

単純にスキルとしてこういうものを持っているというだけではなくて、やはり人によって異なるコミュニケーションの仕方を好みます。
じっくりと考えながら進めていきたいという方もいらっしゃれば、ある程度教えてもらって手本を見てからそれに倣ってやっていきたいという方もいらっしゃいますし、すぐに現場に行ってやりたいという方もいらっしゃいます。

人それぞれ求めているものや、ご自身のコミュニケーションのタイプというものがありますので、相性みたいなところを考慮しているところが、2つ目の要素です。

最後にご説明するのが、最も重視しているものでもありますが、新入社員の皆さんのキャリアの方向性です。

・どういう業界で
・どういうお客様に対して
・どういうコンサルティングを行って
・どういうコンサルタントになりたいのか

というようなキャリア感です。

キャリアの方向性など本人の求める内容と、配属先として希望している部署でやっていただける内容のマッチ度が高い程、やはり早期活躍につながると考えています。

なので、冒頭にお伝えしたような、最も活躍していただけるような環境に配属してもらうことを目指しています。

諸星さん:
ありがとうございます。

 

2.育成制度の仕組みについて

諸星さん:
育成制度の仕組みについてお伺いしてもよろしいでしょうか?

中田さん:
船井総研は「現場主義」というものを非常に大事にしている会社です。
座学で知識を学ぶということだけで誰もがコンサルティングができるようになるとはあまり考えていません。
現場を踏まえて学んだことを実践する。
ただ知っているという知識レベルの話ではなくて、成果を出すことができるようになるということを非常に重視している会社です。

その上で船井総研の育成としては、3段階に分けてそれぞれ行っていくような体制になっています。

1段目が新入社員トレーニングです。
新入社員の皆さんを対象に行っている研修です。

全部門共通ですので、社会人としての基礎力いわゆるビジネスマナーのようなものも含めて基礎力となるようなもの、あるいは業界テーマを問わず、どの部署に行ったとしても必ず必要になるようなコンサルタントとしての基礎スキルを身につけるということが内容になっているトレーニングです。

特徴としては、入社直後の4月の段階で全部必要なことを詰め込むというスタイルではなく、年間でスケジュールを組んで、必要な物を求められるようになってきたタイミングで、そのスキルを身に付けていくことを重視しています。

先程お話ししたように、インプットするだけ、座学だけでできるになると思っていないので、現場の業務を踏まえて求められるタイミングで、その求められるスキル、知識、ノウハウを身に付けるといいことを重視して年間スケジュールを組んで取り組んでいただいてるものが1段目の新入社員トレーニングというものになります。

2段目が、部門別のトレーニングです。
全部門共通の新入社員トレーニングとは別軸で、各部門、業界やテーマによって部門が分かれています。
業界やテーマによって必要となる知識やスキルは変わってきますので、それを身に着けるということが部門別のトレーニングです。

一番重視しているのが、「現場業務」ということで、現場業務の中で身に付けていくということを非常に重視しています。

いわゆる先輩の背中を見て学びなさいとか、現場で叱られながら身に付けていきなさいという話ではありません。
インプットとアウトプットを同時に行いながらブラッシュアップを図っていく「コンサルティングイネーブルメント」という仕組みを導入して、現場でスキルを身に付けていくというものが船井総研の育成の要になる部分です。

コンサルティングイネーブルメントという仕組みは、動画やテキストベースでの教育コンテンツを用意していますので、まずはインプットをしていただきます。

そして、インプットしたものを実際の現場業務の中で、お客様先でコンサルティングを行っていく中でアウトプットをしています。

そのアウトプットにより、お客様の業績がちゃんと上がっているのかどうか、ということを我々は非常に重視していますので、お客様の業績の状況を見て、お客様の業績を上げるために必要な要素・指標というものは何なのかというものをKPIとして設定しているんですけれども、この内容が適切なものになっているのかということをチェックするという流れになっています。

その内容をチェックし、業績を上げるためには、今この業界ならば、こういう会社の状況であれば、こういうKPIをもっと向上させていかないといけない、というものが見えてきますので、そういう必要な KPIに従って、改めて教育コンテンツをブラッシュアップしていきます。

この様なサイクルを通じて、単にインプットしてアウトプットするだけでなく、お客様の業績というところにこだわりを持ちながら、業績を上げるために必要なKPIをを身に付けるための教育コンテンツをブラッシュアップするというサイクルを回し続けることで、どんどんとスキルレベルを組織的に上げていくという体制をとっています。

従って、新入社員の皆さんもコンサルティングのスキルを現場業務の中で身に付けていくという位置づけになっています。

諸星さん:
ありがとうございます。
今お話していただいたように、知っているだけではなく、出来ることをゴールにということで、インプットだけでなく、現場を通じてアウトプットをしながらお客様の業績アップに繋げられるスキルの習得を目指すという育成プログラムが用意されているということですね。

 

3.新卒からコンサルティングできる仕組み

諸星さん:
なぜ船井総研では、新卒の若手社員のうちからコンサルタントの仕事が出来るのでしょうか?

中田さん:
船井総研は皆さんコンサルタントとして入社されます。
入社していただいて、皆さんがコンサルティングに携わっていくということが必ずできると思っていただいて大丈夫です。

入社後の研修はもちろんあるんですけれども、そちらが終わってそれぞれの部署に配属していく流れになります。
早ければ部署に配属した次の日にはコンサルティングの現場に同席し、経営者の方と話すようなこともあるぐらいです。

先輩コンサルタントのお手伝いとして、まずは一部業務を担うという関わり方から入っていることが多いんですけれども、経営者の方に接して経営課題としてどんなものを抱えていらっしゃるのかということに向き合って、先輩のサポートを受けながらなりますけれども、コンサルティングの提案や実行のサポートを行います。

提案したことをお客様が実行していくためにサポートする。
そういったことを通じて、お客様の業績アップであったり、企業価値の向上といったところにダイレクトに携わっていくことができます。

どういうふうにコンサルタントのスキルを身に付けていくか、というところとも連動しますけれども、現場に出て同席してコンサルティングの実務を担っていきます.
その中で自分自身のスキルも身に付けて、さらにまた新しいことや踏み込んだことを自分自身で担えるようになる。
そういうステップを踏んでいくことになります。

諸星さん:
ありがとうございます。
先ほどの質問と同じように、「現場主義で経営者に実際に接しながら学んでいく」ということなんですね。

多くの会社でこういったことをやっている訳ではないと思うので、船井総研の特徴ですね。

 

4.入社後の長期的なキャリアステップ

諸星さん:
長い目で見たキャリアステップというものは、船井総研ではどのような形になっているのでしょうか?

中田さん:
まず船井総研のコンサルティングスタイルとして、「高い業績アップ」というものを「高い再現性」で「短期間で実現する」ことを重視しています。

この様なことを達成できるビジネスモデルを「ズバリソリューション」と呼んでいます。

その上で毎月定期的にコンサルティングの支援というものを行って経営者に伴走する「月次支援」というものを行っているのが、船井総研のコンサルティングスタイルの特徴です。

皆さんコンサルタントとして入社されるので、まずはコンサルタントとして力を身に付けていただきます。
お客様の業績を上げるということを一人で行えるようになることを目指していきます。
経営者の方と向き合って業績を上げていく、そういうこと実現できる力を身に付けていくということです。

業界の変化や時流の変化に応じて「ズバリソリューション」つまりビジネスモデルそのものを進化させて行ったり、新しいビジネスモデルを構築したり、そういう力を身に付けていくと船井総研の中では、一人前のコンサルタントになったという認識を持つようになります。

まずは皆さんこの一人前のコンサルタントとして、一人前の力を身に付けていくことを目指していただきますが、ここから先は様々なキャリアコースに分かれています。

一番わかりやすいところで言うと、引き続きコンサルタントとしてキャリアを深めて、日本一と呼べるような専門領域を持つに至るまで極めていくという人も勿論います。

マネジメントに進んで、コンサルティングも行いながらコンサルタント部隊のマネジメントを担って、お客様の業績アップや業界自体の向上に従事していくという方もいらっしゃいます。

それ以外にも、コンサルティングの周辺領域で事業を立ち上げて、コンサルティングとは別の形でお客様あるいは業界に貢献することを目指すような方もいます。
ビジネスディベロップメントというふうに呼んでいますけれども、そういうビジネスに携わっていくという別の形でキャリアを深めていく方もいらっしゃいます。

あるいは、私たちタレントディベロップメントセンターのように、会社を良くするためのプロフェッショナルとして会社の業務に関わっていくというコースもあります。

このように様々なキャリアコースがありますし、今後も増えていくだろうと思います。

今までも、自分自身の得意領域で貢献していくことを選ぶ人が出てくるごとに、それに見合ったキャリアコースを用意して行きましょう、という形で深まって来たのが船井総研のキャリアの在り方です。
それぞれが自分の長所を活かしてキャリアを広げていく、深めていくという在り方を目指していただけるかと思います。

すでに様々なコースが用意されていますが、今後も色々な方が入社していただく中で、様々なキャリアの選択肢が増えていくだろうということです。

つまり、コンサルタントとして専門領域を決める、極めるといったことが船井総研のコンサルティングスタイルの一つの特徴ではあるんですけれども、一度決めたら変えられないという訳でもありません。
一つの業界に決めたらそれをずっとやっていくという訳ではなくて、むしろ新しい領域にチャレンジしたりとか、自分自身で新しい領域を立ち上げていくということもあります。
生涯現役のコンサルタントとして働いていただくことができる環境があるかなというふうに思っています。

諸星さん:
ありがとうございます。

 

5.若いうちから活躍する人の特徴

諸星さん:
最後の質問になります。
実際に入社して、若いうちからコンサルタントとして活躍されている人の特徴をタレントディベロップメントセンターで多くの人を見ている中田さんからお伺いしたいと思います。

中田さん:
これは本当に人それぞれ、色々な答え方があると思いますが、活躍をされてきた先輩や後輩あるいは同期の皆さんも見ていく中で、私自身が感じることをお話させていただきます。

それは、強烈な目的意識を持っていて、そこから逆算して、何をすべきなのかということを見出して、それを徹底的にやり抜けるという方だと思います。

5年後、10年後に、あるいは何歳になるまでに、こういうことを成し遂げたいとか、こういう自分になっていたいというゴールイメージや目的意識というものが最初にあって、そこから逆算して、それを成し遂げるため、3年後にはこういうことができるようになっていないといけないとか、1年後にはこういうことに着手しておかないといけない、半年後、1ヶ月後にはというところで、どんどんと因数分解して逆算していって今日何をすれば、一歩でも1ミリでも自分自身が掲げている達成したいと考えている目的に近づけるのか。

そういう思考回路で邁進できる、徹底してやり抜けるという方は、やはり圧倒的に成果を残されているなあというふうに色んな方を見ていて感じるところです。

船井総研には成功の3条件として「素直・プラス発想・勉強好き」という言葉があります。
成功する経営者の方が共通して持ち合わせている要素が「素直・プラス発想・勉強好き」です。

こういう要素を兼ね備えた方は、周囲からも応援されるようになるので、自分一人で頑張っていくという話ではなく、周囲にも応援されながら進んでいけるような方は、より大きな成果を残されているなと感じます。

この成功の3条件である「素直・プラス発想・勉強好き」というのは、船井総研の中で一番ベーシックな求める人材像として持ち続けている考え方です。

諸星さん:
ありがとうございます。
強烈な目的意識を持って、そこから逆算し、すべきことを徹底的にやり抜ける人ということで、これはもちろん活躍するためにも必要ですし、実際にコンサルタントとしてのスキルとしてもとても重要なことだと感じました。

タレントディベロップメントセンターとして働かれている中田さんの視点から様々なご意見を頂いてとても参考になりました。
本当にありがとうございました。

中田さん:
ありがとうございます。

 


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