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船井総研が行うDXコンサルティングとは

03.内海編 船井総合研究所を知る
2022.3.2

#DXコンサルティング #SIerとの違い #ITコンサルとの違い #経営コンサルティング

皆さんこんにちは!
いつもリクシップをご覧いただきありがとうございます。

本日は、船井総研が行う「DXコンサルティング」について、現役コンサルタントにインタビューしました。

DXコンサルタントと聞くと、システムインテグレーター(SIer)や、ITコンサル会社を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

実は、船井総研でも近年はDX支援に力を入れています!

船井総研のDXコンサルタントがどのような仕事をしているのか。
船井総研が行うDXコンサルティングとSIer、ITコンサル会社との違いに注目しながらぜひご覧ください。

 


インタビュー
デジタルイノベーションラボ 上席コンサルタント
斉藤芳宜さん

 

Q.船井総研が行うDXコンサルティングとはどのようなものか?

船井総研は現在、DXコンサルティングに非常に力を入れています。
元々船井総研はクライアントの業績を上げるコンサルティング会社です。
ですので、基本的には従来までとあまり変わらないと思います。

デジタルテクノロジーを使って、
・業績を上げる
・生産性向上を実現する
ということが船井総研におけるDX支援の特徴です。

DXと聞くと定義が難しく、人によって考えがバラバラなんじゃないかと思います。
そこで、船井総研で定義しているDXをご紹介したいと思います。

船井総研が定義するDX

世の中には「デジタル化」や「デジタルシフト」、そして「DX」という3つくらい大きな言葉があります。

まず「デジタル化」というのは一番最初の段階です。
紙の管理をデータの管理、紙をデジタルにすることを「デジタル化」と呼んでいます。

「デジタルシフト」は「デジタル化」するだけじゃなくて、業務プロセスも変えていきます。
既存システムのままデジタル化するのではなく、業務プロセスを改善して、そこにデジタルを入れていこうとすることです。

その次の段階が「DX」になります。
デジタルを活用して、ビジネスモデル根本を改革しようとするのが「DX」です。
船井総研でもこの「DX」によって、業績を上げる、生産性を向上するといったようなコンサルティングを行っております。

Q.船井総研のDX支援と他社との違いはどこにあるのか?

何にコミットメントするか?

世の中にはDXコンサルティングを行う会社が非常に増えています。

船井総研は生い立ちが業績を上げる経営コンサルティング会社ですので、そこが一番の特徴かなと思います。
とにかく成果を出す、結果を出す、業績を上げるという部分は他との違いかなと思っております。

いわゆるDXという領域には、色んな会社が絡んでいます。
例えばシステム開発会社やITコンサルティング会社みたいなところがあります。

いわゆるシステム開発会社というのは、業績アップまでは責任を持ちません。
仕様通りのシステムを開発する部分に注力をします。

ITコンサル会社は船井総研とは近いです。
ですが、どちらかというと業務改善や、システム化・IT化の部分が注力部分なのかなとは思います。

船井総研においては、結果にコミットする、業績を上げるというところがポイントになるのかなと思います。

儲けの源泉については、各社ごとにビジネスモデルがあると思います。
システム開発会社においては、システム開発で儲けるのがメインになります。

ITコンサル会社はシステム開発もしますし、開発した後の運用部分、アウトソーシングで受けるビジネスも行います。

船井総研においては、本当にコンサルティングを行っていて、純粋な、ピュアコンサルティング会社といいますか、純粋な経営コンサルティング会社ですので、コンサルティングによってお金をいただいている形になります。

支援単価について

単価においては会社によってまちまちなんですけれども、システム開発会社は一人当たり月80〜100万円で、下請けだともう少し安くなります。
ITコンサル会社においても、単価に上下はあるのですが、大体月150〜300万円ほどかかります。
船井総研においては、クライアントに中小企業が多いのですが、月30〜80万円のコンサルフィーがかかる会社を複数持っています。
多い場合は20社程度持っていて、非常に生産性が高いです。

それが実際に営業利益率にも出てきていて、システム開発会社は5%が平均で、10%ならかなり利益率が高い利益率になります。
ITコンサル会社はシステム開発会社よりも少し利益率が高く、10%〜15%ほどの利益率になります。
実は、船井総研は利益率がすごく高い会社で、30%程度の利益率になっています。
これはコンサルティングの付加価値の高さだとか、複数の会社を担当していることが要因としてあるのかなと思います。

誰と仕事をするのか

あと、特徴的なところで言えばクライアントの窓口なのですが、システム開発会社はシステム部門が担当になり、ITコンサル会社ではIT担当役員になるのですが、船井総研では経営者の方とお仕事するという部分が非常に特徴的かなと思います。
こういった部分が比較してみたときの違いなのかなと思います。

Q.船井総研がDX支援で特に力を入れている部分はどこか?

やはり成果を出すことかなと思います。
DXという言葉だけが少し先行してしまって、デジタルツールさえ入れればオッケーみたいな会社も実際にあります。
ただ、船井総研は元々業績を上げる経営コンサルティング会社ですから、DXといっても成果が出なければ本当に意味がありません。
そういう意味では、DXやデジタルテクノロジーを使って、業績を上げる、生産性を上げるといったところにフォーカスして、それが上がらなかったらやる意味がないと思うくらいの姿勢で取り組んでおります。

Q.DXコンサルティングをする上で、必要なスキルは何か?

もちろん、DX支援を行うためにはデジタルテクノロジーについて理解している必要があります。
・プログラミングのスキル、
・世の中にある様々なクラウドサービス
・そもそものインターネットの仕組み
などというように、色々と勉強することはあります。

しかし、それ以上に業務のことをよく分かっていないと、良い提案ができないんです。

船井総研には業種別にコンサルティング部隊があります。
例えば住宅会社向けだとか、歯医者さん向け、畳屋さん向けなどといった業種別に分かれています。

そこで、業種に特化して、その業種について詳しくなります。
そういった意味では、DX支援を行うときに、業務のことが分かっていることと、デジタルのことが分かっていることの2つはどちらかが欠けているだけでも不十分だと思っています。
業務のこと、そしてデジタルのことが両方分かっていると本当に今後活躍できる人財になっていくと思います。

逆に言えば、船井総研でDXコンサルティングを行うことによって、その2つのスキルは身につきます。

DXコンサルタントを目指す学生の方へ

最近ではDXという言葉だけが先行していると言いますか、言葉遊びみたいなところもあるのですが、本質的にはどの産業においてもDXは必要になることだと思います。
「DXを使って何をするのか?」という部分をしっかり考えてほしいなと思っているんですね。

例えば、船井総研では業績を上げることに注力をしておりまして、業績を上げるためならデジタルであろうと何であろうと、色んなツールを使っています。
時代とともにDXも言葉を変えて変化していくと思うのですが、目指すところは業績を上げて良い会社にしていくという部分です。
特に船井総研では、経営者の方とお付き合いをすることが多いので、デジタルというよりは業績を上げるといった、経営のことを理解することや経営者の方とお付き合いしていくことに興味のある方はぜひ船井総研の門を叩いていただければ嬉しいですし、今後はDXが当たり前の時代になっていきますから、DXで何を実現するのかを考えていただければと思います。

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