現在は建設支援部に所属し、福祉施設の建築による土地活用コンサルティングを行っています。
「土地の保有者」「福祉事業者」「ご入居されるお客様」「お客様の家族」「建築会社」全員が喜ぶような「五方良し」を心がけながら、建築会社を支援しています。
部署に配属して1年が経った頃、鳥取県にある建築会社から、土地活用事業への新規参入支援としてオファーをいただきました。
福祉住宅の提案をした際には、経営者から「単なる儲け話ではない、地域貢献につながる素晴らしい事業。
そして、様々なステークホルダーが関わる中で、それらをコーディネートできるのは建築会社(私たち)ということだね」と喜んでいただき、鳥取を起点に山陰地域の福祉充実の一端を担う意識で取り組むことになりました。
この土地活用事業は順調に利益をうみだし、更には分社し「まちづくり事業」として独立することに。
その中で福祉事業者と建築事業者による合同プロジェクトを発足、「本当に必要とされる福祉住宅」を1年かけて議論し、双方にとって理想の福祉住宅を施工することになりました。
地域の方々にもヒアリングを通じて協力してもらったこともあり、完工時には多くのギャラリーで溢れかえっていました。
普段交わることがない異業種による共同プロジェクト、そして地域から応援される福祉施設づくりに関われた時、この仕事をして本当によかったと心から感じましたね。