マーケティング分野に強い科学者に
大学院ではコンピュータシミュレーションを用いたシステム生物学を研究していました。
日本は企業規模問わず技術が高い一方で、その技術を広めるマーケティング分野への伸びしろがあると、研究しながら強く感じていました。
そこから「経営がわかる科学者になりたい」と思い立ち、製造業の経営に携わる仕事を選ぶようになり、コンサルタントという職業、そして船井総研に出会いました。
コンサルティング業界の中でも、船井総研は論理・理論だけでなく「経営者の在り方」という人間性を重視していました。
選考中に勧められた創業者の本には「経営者業をうまくこなす原理原則やコツ」などが説かれており、時流に適応していくなどの自然摂理に基づいた経営ノウハウに共感したのが、入社を決意した決め手です。
デジタルを活用し製造業の新規顧客開拓へ
入社後2週間ほどの研修を経て、就活時に希望していた製造業・専門商社を対象としたコンサル部署に配属し、直ぐにマーケティングに携わることができました。
中小企業の製造業はいわゆる「一社一存」、大手自動車メーカーなど主力企業一社のみが取引先となっている状態のことで、経営コントロールが難しい状況下にある企業は少なくありません。
それらの企業を対象に、デジタルマーケティング支援を行い他業界へと客層を拡げ新規顧客獲得のサポートを主に行っています。
実際に仕事をする中で驚いたのは、すぐに経営者と対峙して仕事ができる環境です。
年次関係なく、コンサルタントとしての実力をフラットに見ている会社です。
着実に実力を身に付ければ、早くて2~3年で主担当コンサルタントとして契約を結ぶこともできます。
その背景には気軽に相談できる体制もあります。
僕の部署では社内SNSに「相談ルーム」というグループチャットが設置されており、いつでもどこでも仕事の相談することができます。
船井に所属するコンサルタントは職業柄「与え好き」な人が多いこともあり、普段から耳よりな情報や相談、意見交換が活発に行われています。
経営者に寄り添うことの楽しさ
先輩社員のサポート業務を経て、2年目の6月、はじめて月次支援の契約を交わしました。
主に自動車部品を製造する企業で、デジタルマーケティングを任せてもらっています。
僕も支援先の経営者も新しいものが好きで、食事中でさえも情報交換をすることが多いぐらいです(笑)
「神谷さんと話していると勉強になる!良い意味で商売らしくない、会社に寄り添った意見や姿勢が良いよね」とお話をもらえたり、新規開拓したチャネル経由で受注が決まった時にもいち早くメールで報告してくれました。
初めてのご支援先にはなりますが、長期支援を通じて必ず大きな成果を残したいと思います。
コンサルタントの仕事は、面白い
入社して3年。船井総研はいい会社だとつくづく感じます。
ひとりで出来る仕事の領域が広がり、経営者との距離や信頼関係も深まってきました。
社内研修では繰り返し「経営コンサルティングのみならず、経営者コンサルティングを実践していこう」と教えられてきましたが、ようやく実感できるようになってきました。
経営者との仕事を通じて、大胆な戦略をハイスピードで実行に移し、クライアントを進化させていく。
一方で、中小企業の経営に直に携わる経験から自分のコンサルタントとしての価値観が醸成されていく。
このコンサルタントの仕事は、面白いです。