船井総研が進めるデジタルトランスフォーメーションとは?他社との違いについて
- 03.内海編 船井総合研究所を知る
- 2021.11.4
#DX #デジタルトランスフォーメーション #DXの歴史 #アナログトランスフォーメーション
みなさん、こんにちは!
いつも記事をご覧いただきありがとうございます。
本日は、船井総研が進めるDX(デジタルトランスフォーメーション)について、DXの歴史を踏まえてご紹介していきます。社会でも大きなトレンドになっている為、みなさん必見のテーマです!!
PART1 DXの歴史
最近「DX」という言葉をよく聞きます。みなさんも、企業には「DX」が重要なんだと考えている方も多いのだろうと思います。
では、DXはいつ生まれてどのように広がってきたのでしょうか?
物事を知り、理解するための1つの方法として「歴史」を知ることが挙げられますので、PART1では「DXの歴史」についてご紹介します!
DXの歴史は1972年から始まりました。当時のシステム開発では、完全にオーダーメイドでカスタマイズするフルスクラッチ型が主流で、開発にも膨大な費用がかかってしまっていました。そのような中、「実はシステムはどこの会社もおおよそ似通っていて、0からフルスクラッチ開発する必要は無いのではないか?」と考えたエンジニアが始めたのがパッケージ型でシステムを提供することです。このアイディアを考えたエンジニアが、後にSAP(Software Application Package)というDXを知るうえで重要な会社を設立することになります。
SAP社が開発したシステムは「会計回り」の「基幹系システム」です。
基幹系システムとは、「会計システム」「労務管理システム」「販売管理システム」「生産管理/在庫管理システム」を指します。
一方で、SAP社が提供しているパッケージ型では上手くいかなかった領域が「顧客回り系システム」です。
顧客回り系システムとは、顧客に紐づくDXを指し、「MA(マーケティング・オートメーション)」「SFA(セールス・フォース・オートメーション)」「CRM(クライアント・リレーションシップ・マネジメント)」「名刺管理システム」などを指します。
基幹系は業種ごとに似通ったビジネスプロセスであったことに対し、顧客回り系は同じ業種であっても会社ごと、管理する人ごとにプロセスが異なることが要因として挙げられます。
そこで顧客回り系システムとして開発されたのが「Saas(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)」です。Saasではクラウドに情報を蓄積し活用することで、1社ごとにカスタマイズすることで、企業ごとのビジネスプロセスに応じたシステムの導入が可能となりました。
つまり、DX化は基幹系(会計回り)と顧客回り系の2つの軸で、ビジネスプロセスに応じて発展してきたということです。
PART2 アナログトランスフォーメーション
PART1では、DXについて会計系と顧客回り系の二方面から出てきたとお話ししましたが、PART2では「業績向上に繋げるためのDX」ついてご紹介します。
実際に、デジタルツールを導入することは簡単ではありますが、業績向上を実現するためには、ただ導入するだけではうまくいきません。
そのために必要な順序として、デジタルツールの提案を行う際には、現状の業態・ビジネスモデルや営業、業務のプロセス等の進め方を改善をし、その後にデジタルツールの導入を行う事が望ましいとされています。
デジタルツールを活用する基盤が整っていなければ、いかに優れたツールだったとしても、大きな成果に繋げることが出来ないからです。
このように、DXコンサルを推進するためには、デジタルツールのみならずアナログな面でのトランスフォーメーションをもしっかりと提案する必要があるということです。(これを船井総研執行役員の菊池功は「アナログトランスフォーメーション」と表現しています。)
デジタルベンダーであればデジタルツールの提案で十分です。
しかし船井総研はコンサルティング会社なので、現状の管理手法や進め方について改革を実現していくことが重要となります。
まとめると、「DXコンサルティング」=「アナログトランスフォーメーションのコンサルティング」+「デジタルツールの導入」というような、式で表すことができるかと思います。
これこそが、中堅中小企業が最短最速で業績を上げるDXを実現する方法であり、船井総研が取り組んでいるDXコンサルになります。
最後にまとめると、
「DXコンサルティング」
=「デジタルトランスフォーメーションのコンサルティング」
=「アナログトランスフォーメーションのコンサルティング」+「デジタルツールの導入」というような、式で表すことができるかと思います。
いかがでしたでしょうか?
普段聞きなれている言葉・概念でも歴史やコンサルティングへの取り入れ方を知るとまた違った視点で「DX」について考えることができると思います。
今回の記事では、イントロダクションとして簡潔にまとめているので、「もっと知りたい」という人はぜひ調べてみてください!