CAREER RECRUITMENT

中途採用

船井総研を支える中途社員たち

未経験の障がい福祉業界でのコンサルタントへの転身 ―より魅力的な成長の機会が持てる仕事環境こそが 転職のカギだった

    ソーシャルビジネス支援本部 子育て支援部リーダー

    溝部 昌寛

    PROFILE

    前職はキャリアスクールの運営会社にて社会人のキャリア支援に従事。 2021年に船井総合研究所にチーフコンサルタントとして入社。2022年に障がい福祉サービスにて、社会課題である障がい者の一般就労を実現する就労移行支援のソリューション開発。2024年リーダー就任。日々障がい福祉サービス事業を営む法人へのサポートに奔走。




    事業会社での20年の経験を経て抱いた思い


    ―スクールマネジメントを経験し20年 順調なキャリアアップを辿る


    キャリアは、社会人向けのパソコンスクールからスタートしました。
    目の前の人にありがとうと感謝される仕事に魅力を感じtoCの領域に入りたかったという事と、当時は国がITに力を入れ始めたタイミングだったので、その時流に乗ったというのが選択理由でした。

    最初の2年くらいはスクールの生徒さんに直接指導をする「OAインストラクター」という立場を経験し、その後は「スクールマネージャー」という1つの店舗の責任者、そして日本全国を数年単位で転勤しながら複数のスクールの管理をする「エリアマネージャー」という流れで、キャリアアップしていきました。

    その後、本社での人事業務(新卒採用や研修)や経営管理なども経験しました。
    1社で長く勤めてきましたが、その中で、会社の資本が複数回変わる場面に遭遇しており、なかなか貴重な経験ができたと思っています。

    ―次のキャリアを考えはじめた40代での転職動機とは


    本社勤務後、また現場に戻る話が出たときに、ふと「これからも見慣れた景色が続いていくのかな」と感じている自分に気づいたんです。

    スクールの現場はとてもやりがいがあり、ありがとうを実感できる環境であるのは確かなんですが、目の前のtoCのお客さまよりも、組織や会社に変化を与えることによって、もっと多くの人たちへ良い効果を及ぼすような仕事がしたいと感じ始めました。
    ただ、具体的にどんな業種・職種に行きたいなどは決めていなかったので、相談に行った転職エージェントにとって、扱いに一番困るタイプの人間だったと思います(笑)

    前職と同じようなスクール事業での転職は考えていませんでした。その中で、転職エージェントから紹介されたのが、船井総研での障がい福祉分野の経営コンサルタントでした。今まで考えたことのない業界でしたので、正直にいうと意外な提案でした。






    面接で芽生えた 想定外の選択肢への興味


    ―半信半疑で臨んだ面接で感じた“障がい福祉業界”へのご縁


    一次面接で、障がい福祉分野を包括する教育部門のMD(マネージング・ディレクター)と会いました。その中で、私のこれまでの経験の内、活かせそうな点をいくつか聞きしました。

    例えば、インストラクターとしての経験は、支援施設の職員の方々や障害者の方に直接ITスキルを教えたりするシーンで役立つ(実際の支援で、そこまで実務的な業務はないんですけど・・笑)かもしれないし、福祉施設であってもパソコンスクールであっても「店舗運営」というビジネスモデルは大枠同じなので、そこでの店舗マネジメントのモデルや人のマネジメントの課題は共通しているものなので、私の経験は力になるでしょう、と。

    障がい福祉はまったく未経験の業界でしたが、そのような言葉を聞いて納得感が出ました。
    それに、個人的な思いなのですが「“ありがとう”で溢れる社会を実現する」っていうのが人生の中で、すごく大事なキーワードなんですね。話を聞く中で障がいや強い特性を持つ方々を含め社会全体に対して、自分が何か力になれることがあるのでは?と感じられたのもポイントでした。

    あとは、船井総研としてこの障がい福祉部門も変革期を迎えており、私のような新しいメンバーを採用し組織を変える起爆剤になってほしいという言葉もあり、単純に嬉しいなと思ったと記憶してます。

    ―成果をあげることで、より魅力的な成長の機会が持てる環境


    最終的には、中小企業に向けたコンサルティングという仕事を非常に魅力的に感じたことですね。多くの経営者の方々と会って色んな事に影響を及ぼしたいという思考性だったので、その影響を及ぼす範囲が広くなっていくだろうということを感じました。
    また、障がい福祉事業のマーケットはこの16年で約3.6倍になっており、新規立ち上げや企業の安定化・活性化支援には大きなニーズがあり、早期に活躍のチャンスがあるように感じました。

    もう一つすごく魅力に思ったのは、船井総研という会社が、自身の貢献や頑張りを個人単位で評価してもらえる環境だということでした。

    評価=給与というより、”さらに魅力的な成長の機会を任せてもらえる”というイメージですね。

    前職は「組織で戦おう」という意識が強く、良い意味でも悪い意味でも、チームや部という単位で成果を判断されますし、扱うサービス自体はずっと変わらなかったので、“自分”がやった成果がダイレクトに感じられませんでした。
    現在は、チャレンジングな案件が来た際に、自ら手をあげれば任せてくれますし、そこで実績を上げたことによって、自分が本当にやりたかったことであるとか、必要だと思うものを考え、開発させてもらえるチャンスがあり、大きな違いがあります。

    ―前職の知見やスキルを活用したソリューションの開発


    実際に、前職の経験を活かして、ソリューション開発も行っています。
    少し専門的なお話になってしまいますが、「自立訓練」と呼ばれる障がい者雇用等で雇用される一歩手前の段階の方々に対し、就労支援となるような訓練の中に、IT系のプログラムを組み込んだソリューションモデルを作成し成果が出ました。

    また、私の入社前には確立してなかった、障がい福祉施設のマネジメント領域に対するソリューション開発。これもやりたいし、ぜひやってほしいと期待されているので、商品を今作っています。私自身この業界圧倒的に足りないもの=マネジメントだと思っているので、それを変えることができるチャンスがもらえていると捉えています。

    これまで培ってきたIT教育やスクールマネジメントの経験を活かして、既存の社員では手付かずだった領域を立ち上げ、新しい景色を自らの手で切り開いている実感があり、転職時に求めていたものだなと思います。








    キャリアチェンジから3年 これから目指したいこと

     

    ―まだまだ変えられることが多いこの業界の抱える課題を少しでも解決したい


    転職活動をはじめた時は、障がい福祉の領域に自分が関わるとは思ってもみなかったですが、約3年が経ち自分の選択に後悔はありません。社会貢献性も高い仕事だと思っています。

    ただどうしても国が報酬の90%以上を負担する制度ビジネスであることや、労働集約型のスタイルであることも影響し、業界自体が「売上をしっかりあげて、稼いでいく」という考え方がまだ弱いというのが実情です。

    考え方だけでなく、仕組みやビジネスモデルで解決できれば、そこで働く人も“より幸せ”になれますし、施設のユーザーの方々もより良いサポートが受けられるようになります。まだまだ改善できる余地がある業界だと思っていますので、変革をもたらせるようになりたいですね。

    例えば、船井総研には「経営研究会*」という業種別の会員制の勉強会がありますが、この経営研究会で情報発信をすると、間接的に多くの方々に影響を与えることができます。目の前の会員クライアントのその先にいる顧客が何万人、何十万人、何百万人だったとしたら、私の仕事でもっとこの業界を広く変えていくことができると思ってるんですね。

    個社のコンサルティングだけでなく、経営研究会を通して業界全体に影響力を発揮し、ゆくゆくは障がい福祉政策に関わるような仕事ができたり・・・そんな存在になれれば素敵だなとは考えています。これは、船井総研にいるからこそできることですね。

    *経営研究会とは https://www.funaisoken.co.jp/study

    ―クライアントからの期待の眼差しが大きくなることがやりがい


    支援により“売上があがる”ことで、さらなる期待をいただいた時が、一番やりがいを感じますね。


    私たちが普段接するクライアントである経営者や幹部の方々が、ミーティングを重ねる度にどんどん笑顔が増え、期待の眼差しが大きくなっていくのは、嬉しいなって思います。

    これまでの諸先輩方が築いたものをベースに、個人としての力を一生懸命努力して発揮することで成果につながり、周りの方々がさらに期待されるという良いサイクルが、自分を日々成長させてくれます。


    ※部署名/役職、年齢は取材当時(2024年1月)のものです。
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