CAREER RECRUITMENT

中途採用

船井総研を支える中途社員たち

補助金活用コンサル×船井総研の業種別コンサルタントのノウハウで作り出す新しい価値――事業の急成長のど真ん中で経験できる新たな挑戦

    成長戦略セカンディ室 兼 成長戦略株式会社 出向シニアコンサルタント

    大日向 俊樹

    PROFILE

    東京都立大学工学部卒業。国内MBA修了。 前職では光学機器メーカーに技術者として入社後、海外営業を経て 事業企画マネージャーへ。新規事業創出の傍ら、DX推進リーダーも兼任。 2023年に船井総合研究所入社後は補助金コンサルタントとして 技術系補助金を中心に、事業計画作成、研修講師等の活動を行う。



    光学機器メーカーの設計担当から社内留学制度を経て新規事業の海外マーケティング兼営業へ。その後、事業企画へ配属となり、海外支社の社長就任の打診――そんな中転職を考えはじめた理由


    -新卒では大手メーカーで、設計・新規事業立ち上げ・事業企画を経験


    新卒で大手事務機器メーカーの光学事業部へ入社しました。最初は、デジカメのレンズ、携帯カメラの機構設計などに7年程従事しました。

    設計業務にも慣れてきた頃、もっと顧客と近い距離で仕事がしたいと感じるようになりました。当時、会社に海外派遣制度というものがあり、どうせなら海外顧客相手に経験を積みたいと思い、応募しました。1年に4人しか派遣されない狭き門を3年間たたき続け、ようやくシリコンバレーに行くことができました。現地では新規技術の探索と事業化に携わっていました。

    帰国後は光学事業部に戻り、自動車のヘッドアップディスプレイに使用される、コンバイナと呼ばれる樹脂製プレートの事業化を目指すチームに合流しました。そこでは、海外マーケティング兼営業ということで、ドイツの会社などを飛び込みでまわったり、国内外で展示会に出展したりしました。根性だけで営業活動をしておりましたが、事業化は失敗。そこで、事業というものを体系的に学ぼうとMBAスクールに通い始めました。

    その頃仕事では、大型のプロジェクターに使用するレンズを国内外のプロジェクタメーカーへの営業・販売業務に3年間従事しました。その間に、再度海外派遣に声をかけていただいたので、経営の勉強をしていたこともあり「なるべく経営に近い所」とお願いし、欧州全体を統括しているヨーロッパ本社の経営企画部門を半年間経験しました。

    その後は日本拠点へ戻り、新規事業の立ち上げの部門へ異動。その翌年に社内試験を受け、管理職になりました。そこからは、企画グループで複数の新規事業立ち上げプロジェクトを取りまとめたり、中期計画やDXの企画を作成したり、推進活動を行ったり、多種多様な業務に携わりました。


    -家族が増え、「仕事をしながら家族をサポートできること」が第一優先に


    前職のキャリアの最後に、海外支社の立て直しプロジェクトに携わっており、「海外に新たな組織を作る予定があるからそこの長をやってみないか」と打診されました。魅力的なお話ではあったのですが、当時子供が生まれたばかりで、家族と仕事のことを考え断ろうと決めました。同時に社外に出て新しいチャレンジがしたくなり転職活動を始めました。

    どんな仕事をするかも重要ですが、正直に言うと、当時は「仕事をしながら家族をサポートできること」が大切にしたい仕事選びの軸でした。

    ですので、フルリモートまではいかなくともリモートワークが可能なこと、長期の出張がないか、収入面、そういった部分を重点的にみていました。


    -中小企業を対象としたコンサルタントが選択肢になった経緯


    転職を考えはじめた背景を転職エージェントの人に相談したところ、「コンサルがいいんじゃないですか?」と提案されました。

    実は私は、かねてから「コンサルタントという仕事には絶対つかない」と思っていました。その理由として、33歳から通っていたMBAスクールで、周りの人がコンサルティング業界に転職していくのを見ていました。

    彼らの多くは、大手企業を対象とした有名なコンサルティング会社に転職し、睡眠時間も削って働いており、収入は良いがすごく大変という状況を聞いていました。このような働き方は私の仕事観には合わないし、今回転職エージェントにコンサルタントを勧められた際も、自分の転職軸と照らし合わせると、選択肢にないと最初は思ってました。

    一方で、MBAスクールとMBA卒業後に通ったプログラミングスクールで学んだことの実践もかねて、友人が経営する会社を手伝う中で、自分の提案や自分が作ったWebサイトの効果が短期間で出る場面を何度か経験しました。

    本業の大企業では考えられない仕事のスピード感で成果につながったのは、意思決定者である経営者が提案相手なので、その人さえOKといえば話がどんどん進んでいくからだと気づきました。更に、成果が出ると相手が喜んでくれるのが、目の前ですぐに実感できる。そういったところが、楽しくて活動をしていました。


    転職エージェントにコンサルタントを勧められても渋っていると、「大日向さんには“中小企業向け”のコンサルティングが向いているかもしれません」というアドバイスをくれました。これが私にとっては目から鱗で、まさに今楽しいと思っている活動をそのまま仕事にできることに気づいたのです。 そして、それを組織としてやっているのが船井総研だったので、少し話を聞いてみたいと思ったんです。






    選考で話を聞くうちに、どんどん興味がわいた「補助金コンサル」これまでの知見を活かしながら新しいことにチャレンジでき、組織のリーダーを担ってほしいという期待にもワクワクしました


    -船井総研に決めた理由


    先ほどお話ししたように、ライフワークバランスがとれるか?という部分に関しては、多少不安はありました。合わせて、船井総研はネット上でネガティブな情報が見受けられることもちょっと気になっていました。

    ただ、直接話を聞いてみると、印象がガラリと変わりました。実際にお話しをすればするほど、入社後の働き方や、業務内容に関して興味が湧いて、志望度が上がっていった感じですね。懸念していた点についても正直に伝えて、きちんと説明していただき、実際に入社前との大きなギャップは感じていません。残業時間など、業務状況によって異なりますが、イメージしていた時間よりも少ない残業時間の範囲で仕事ができています。

    また、業務内容については、当初はDXコンサルタントとして面談を進めていましたが、面談を重ねる内に、「補助金コンサルティングの会社をM&Aし、新たに専門部署を立ち上げるので、そこでリーダー的ポジションでやっていかないか」とオファーをいただき、更に面白そうだと感じました。

    私自身、新しい事にチャレンジすることが好きなタイプで、船井総研だと色々な専門性を持った部署があるので、社内で自由に活躍の場を広げられると伺えたことも大きかったです。



    -選考プロセスの中で感じた、自分の価値観を重視してくれる姿勢


    選考の際は、船井総研の執行役員であり、入社すれば配属部門の上司になる予定の菊池さんが親身になって話をしてくれたので、安心材料となりました。特に選考プロセスは印象に残っています。

    選考は三次面接まであったのですが、この過程で3年分のキャリアビジョンを菊池さんと一緒に作り込んでいき、最終選考時にそれを発表しながら、社長や取締役と話をするという内容でした。

    キャリアビジョンシートは、飾らずに、自分を下げすぎず、本当に大切にしている部分を話しながら丁寧に作成していきました。菊池さんも期待を一方的に押し付けるのではなく、私の考えを尊重してくださいました。

    ですので、自分の価値観を理解してくれた上で採用という判断をしてくれたというプロセスはとても納得感があり、尊重してくれてると感じました。



    -M&Aした企業への入社であるからこそ、立ち上げ期の中で学ぶことも多い


    選考時から、入社した際は全体をまとめて引っ張るという役回りを期待されていました。入社後も、面談時などに期待を伝えていただきますし、私たちの部門は船井総研グループ横断で関係する業務なので、私たちの成長がグループ全体に与える影響度は大きいと思っています。


    現在6名のメンバーですが、今後は20~30人と増やしていく計画もあり、教育面、制度面などもっと作りこんでいく必要があります。大変ですが、とてもチャレンジングなことなので、楽しみです。

    実は、前職での新組織長就任のオファーを断ったことに、後ろ髪を引かれる思いはありました。それが今こうして、M&Aしたてで拡大していかなくてはならない新しい組織の中で経験を積めているというのは、とても貴重ですし、やりがいがあります。

    他部署と一緒に仕事をする際は、マネジメントラインの最上位であるマネージングディレクター職と接する機会が多くあります。その中で学ぶことも多く、関係を構築する中で、ロールモデルとなる優秀な社員たちからも刺激を受けています。






    各業界の最新のマーケット情報やマーケティングノウハウが蓄積された環境で仕事ができるのは、最大の特権だと思います


    -補助金活用×船井総研の持つソリューションで、新しい価値提供を目指したい


    船井総研の特徴として、新しいお客さまとの接点のひとつにセミナーの開催があります。

    入社後数ヶ月で企画・実施しましたが、効率よくかつ効果が出るセミナーのやり方がマニュアル化されていて初心者でも形にできる仕組みがあったことに感心しました。


    セミナーの内容は、経営者にとって「そういう補助金あるんだ。名前は聞いたことあったけど、そういう使い方ができるんだ」といった有益な情報を提供し、喜んでいただいているとは思います。

    ゆくゆくは、補助金を活用したいという経営者のニーズを早期に掴み、まだアイディアが柔らかい部分を船井総研のソリューションやコンサルティングを使って固めていく、というスキームを経営者の皆様に提供できるようになれば、理想です。これができる補助金コンサルタントはおそらく日本に当社だけです。

    そのために、今は船井総研の業種コンサルティング部門と共同開催セミナー含め、コミュニケーションをどんどん増やして、船井総研の社内に“補助金コンサルティング”の存在を広めていくことも意識しています。


    -入社後の研修やサポート体制


    入社初日に簡単なレクチャーを受けて、その後はOJTという流れで、まとまった入社時研修などはなかったです。コンサルティング未経験でしたので、入社して1週間ぐらいは結構不安でしたね笑 1on1面談はありましたので、気になることを尋ねる機会はありました。

    入社の1ヶ月後に参加したキャリア入社者向けの研修制度はとても良かったです。

    そこで、基本的な船井総研の大切にしている理念や考え方などを知ることができました。また、中途入社した先輩方の成功や失敗談を聞くことができました。一度失敗しているところから、どうやって軌道修正したのか?といった事例や、心構えというのを知れて勉強になりましたね。

    その他、業務に関しては、マニュアルに基礎的なフローの流れがまとめられているので、問題なく対応できています。これまでの補助金申請案件のデータベース化も十分に行われています。不明点も誰かに聞けばわかりますし、皆さん親切に教えてくれます。私が勝手に持っていた、コンサルタントのギスギスしたイメージはここには全くありません。ただ、多くの情報が詰まっている分、自分の欲しい情報を見つけるのが大変ですね。そういった部分は今後改善されていくといいなと思います。

    そして、これが一番の教育研修だと捉えているのですが、最新の業界動向や市場レポート、マーケティングに関する情報やコンサルティングノウハウが社内にあふれている点です。これらに日常的に触れることができたり、情報にアクセスできたりするのは、船井総研の社員の特権だと思います。


    仕事をしてると、多様な業界から相談を受けますが、そういった情報が頭に入ってるかどうかで提案できる内容の幅も変わりますし、お客さまへの価値提供できるレベルも上がります。社内に蓄積されている情報をできるだけ吸収して、準備しておこうと思っています。


    -社員に浸透している「素直・プラス発想・勉強好き」


    個人的には舩井幸雄さんの成功の3条件の「素直・プラス発想・勉強好き」がすごく好きです。私自身、かねてからそうありたいと思っていましたし、そういった方と働きたいです。逆に、その要素があれば船井総研のコンサルタントとして成功するとも思います。

    実際にうちの社員は皆、本当に「素直で、プラス発想で、勉強好き」な人たちが集まっていると日々実感します。社内には良い空気が流れており、目の前の相手の為に、いつも全力で取り組み業務に勤しんでいますよ。これはもっともっと会社としてアピールしていいと思います。


    ※部署名/役職、年齢は取材当時(2023年12月)のものです。
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    船井総合研究所では、業種別特化の専門コンサルタントや補助金活用など様々な領域で活躍頂きます。
    グループ全体で事業拡大をしております。少しでもご興味をお持ち頂けた方は、是非ご応募ください。

    ▶補助金コンサルタント

    https://hrmos.co/pages/funaisoken/jobs/0000947