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餃子酒場業態の開発支援
餃子酒場で3店舗出店
家族経営から飲食企業への道のり
CASE STUDY 事例紹介
家族経営の頃から始まったお付き合い
今となっては笑い話ですが、お付き合いがスタートした当初は、時に不穏な空気になることもありました。
17年前当時は家族経営の要素が強く、飲食企業としての基盤は弱かったのかもしれません。
私たちとコンサルタントとでお互いの意見がぶつかることも少なくありませんでしたが、根気強く膝を突き合わせていくことで、船井総研の考え方、企業としての在り方、飲食業の方向性など、目線を合わせることができました。
ここで妥協しなかったことが、結果として、お互いの理解が深まることに繋がりました。
今では同じ方向を見据えることができていると感じています。
餃子酒場業態で高い収益性と脱職人を実現
そうした取り組みの中で、顕在化してきた問題もあります。
というのは、中華料理店という業態上、調理をする職人に事業が大きく依存してしまっていたという点です。
業績は確かに好調ではあったものの、人の問題を抱えている中で、新たな会社の方向性には正直、悩んでいました。
そんな時、高い収益性と脱職人を両立できる業態ということで餃子酒場の提案を受け、思い切って出店の決断をしました。
おかげさまで1店舗目からで業績もよく、3店舗を出店することができました。
メニューブックの見せ方やアルコールを注文誘導するようなフード商品構成を工夫し、原価率をおさえつつ再来店を実現できるようになったことが大きかったですね。
アフターコロナの時流に適応した業態開発目指す
餃子酒場の出店成功により、会社の財務状況も変わり、労働環境も良くなり、会社の基盤を 強くすることができました。
原価率が低く顧客満足度の高い商品をつくりあげ、上手に注文誘導する方法など、細かくサポートしていただけたことがよかったのだと感じています。
ただし、現在はコロナ禍の影響も小さくなく、予断を許しません。
こうした緊急期だからこそ、船井総研のコンサルタントと今後の会社の方向性を検討している状況です。
今までは、餃子酒場を繁華街で出店してきましたが、同様の施策が今後も奏功するかはわかりません。
情勢を注視しながら、今後はアフターコロナの時流に適応した業態を開発していきたいと思います。