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コンサルティング業界に向いている人の特徴7選 ∼コンサルタントを志す人必見∼

02.出航編 コンサルティング業界を知る
2023.2.2

#コンサルティング業界 #活躍・キャリアステップ

はじめに  

この記事をお読みの皆さんは、コンサルタントにご興味がある方が多いと思います。

そんな皆さんの中にも、

・「コンサルタント」という職業が自分に適しているのか不安……
・コンサルタントに向いている人ってどんな人?
・コンサルタントに必要な能力って何?

そんな風に考えている人も多いのではないでしょうか。

この記事ではそんな不安や疑問を、現役コンサルタントの目線から、具体的に事例を交えながらお答えします!
コンサルタントとして活躍するために必要なスキルや知識、そしてキャリアプランについても詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

コンサルティングとは  

コンサルタントに向いている人や必要なことをお伝えする前に、
まず「コンサルティングとは何か」をお伝えさせて頂きます!

最近は様々な場面でよく耳にする「コンサルティング」や「コンサルタント」という言葉ですが、
「具体的には何をすることなの?」と思っている方もいらっしゃると思います。
 

結論!コンサルタントとは

「企業が抱える経営課題の分析や問題を解決するだけでなく
時流を踏まえて今後の経営戦略を提案するなど、経営の支援を行う職業」<

です!
コンサルティング業界に向いている人の特徴7選 ∼コンサルタントを志す人必見∼
コンサルティングファームやシンクタンクに所属するコンサルタントは、クライアント企業の課題解決のために、専門的な知識やスキルを駆使して多岐にわたるサービスを提供します。

とは言ってもコンサルタントにも様々な種類が存在し、
それぞれがそれぞれの分野で経営に関するサポートをしています。
次ではそんなコンサルタントの種類をお伝えします。

コンサルタントの分類  

一概にコンサルタントといっても、様々なジャンルに特化したコンサルタントが存在します。
本記事ではコンサルタントについて、大きく3つの分類に分けて説明します。

 

(1) 総合経営コンサルタント(経営、戦略など)

一つ目が、総合経営コンサルタントです。
これが最も一般的に「コンサルタント」として広くイメージされているジャンルだと思います。
企業様の経営改善や事業方針の検討など、経営に関して幅広くコンサルティングしていきます。
■企業のこのような課題解決を支援します:企業の経営戦略、事業計画、組織再編、M&A、新規事業開発など

(2) HRコンサルタント(人財開発・組織開発)

次に、HRコンサルタントです。
こちらは、企業様の「採用活動のサポート」「働く環境の改善」「育成」など
HR(Human Resources、人材資源/人材)の領域にまつわることを幅広くコンサルティングしていきます。
■企業のこのような課題解決を支援します:人材採用、人材育成、組織開発、人事制度設計、評価制度設計など

参考記事:他の人材会社と何が違う?船井総研のHRコンサルティング|社員インタビュー

(3) ITコンサルタント(DXコンサルタント)

三つ目が、ITコンサルタントです。
近年急激にDX化(デジタルトランスフォーメーション)が進んでおりますが、
まさにそこへの対応をサポートするのがITコンサルタントです。
経理関連システム、営業管理システム、労務管理システムなど
様々なITツールの導入・実装を進めるコンサルティングをしていきます。
■企業のこのような課題解決を支援します:企業のIT戦略策定、システム導入支援、ITを活用した業務改善など

このように、コンサルタントと一言でいっても様々な領域のコンサルタントが存在しており、
それぞれの強みを活かして日本の企業様をサポートしています。

参考記事:ITコンサルとは?仕事内容【徹底解説】

具体的なコンサルティング実務を知るには、インターンシップへの参加もおすすめです。

▼船井総研のインターンシップについてはこちら
コンサルタント会社のインターンシップ募集中

コンサルタントに向いている人の特徴7選

上記のようなコンサルタントの種類がある中で、
共通して求められる「コンサルタントに向いている人の特徴」は以下の7つです。

(特徴1) 勉強家である 

企業の経営をサポートするコンサルタントは、
常に社会情勢や専門とする領域の情報に触れておく必要があります
それだけにとどまらず、常に自分自身の知識やノウハウをアップデートし続けなければなりません。

例えば、クライアント企業が手掛ける事業の市場、最新の成功事例、新しいマーケティング手法などその領域は幅広く存在します。
 

従って、様々な分野に興味を持ち、新しい知識を身につける「勉強熱心さ」が求められます。
一言に「勉強する」と言っても、学校での勉強とは異なった意味合いを持ちます。
「自分で本を買って読む」「ネットで最新の情報をチェックする」などはもちろんですが、
上下関係や専門とする分野に囚われることなく、様々な人から「学ぶ姿勢」が大切になってきます。

「一人前」と呼ばれるコンサルタントにいち早くなるためには、
「誰からでもどんなことでも学びにする貪欲さ」が必要
と言えるかもしれません。
積極的に情報収集を行い、常に新しい知識を吸収することで、クライアント企業にとって最適な提案を行うことができます。

(特徴2) 好奇心・ポジティブ思考  

コンサルタントには、スキルはもちろんのこと、やはり「マインド」でも求められるものがあります。
それが、「好奇心・ポジティブ思考」です。

コンサルタントの仕事は、経営課題の解決や新しい事業戦略の立案などがあげられます。
しかしそれは、数学のように決まった答えがあるわけではありません。

だからこそ常に、
「今の課題の原因は何なのか」「何故上手く行っている会社は業績を伸ばしているのか」などの知的好奇心がある方の方がコンサルタントには向いていると言えるのではないでしょうか。
 

また、決まった答えがないということは、
そこにたどり着くために大きく遠回りをする可能性もあるということです。
必ずしも、簡単に答えが出るわけではありません。

だからこそ、ポジティブ思考で諦めずに考え続けるマインドが必要になります。
物事を考えることが好きな人はコンサルタントに向いていると言えるでしょう。
困難な状況に直面しても、前向きに乗り越え、クライアント企業を成功に導くために、粘り強く努力を続けられる人が求められます。

(特徴3) 推進力がある

基礎的なお話となってしまいますが、
やはり
物事を推し進められる「推進力」は必要になってきます。

コンサルタントと言えば、課題解決、戦略立案など、
どちらかと言うと「スマート」なイメージをお持ちの方も多いと思います。
そして決してそれが間違いというわけではありません。

しかしながら、「課題解決や戦略立案」という部分だけでみても、調査・分析・仮説立案・検証などが必要になり、そのために幅広い業務が発生します。

さらに、コンサルティングは単にパソコンを用いてプレゼンをする提案のみでなく、
現場に入りこんだサポートも行います。
その中で泥臭く業務を行う場面も出てくるのです。
コンサルタントは、プロジェクトを推進していく上で、様々な課題に直面することがあります。
しかし、どんな困難な状況においても、諦めずに、最後までやり遂げる強い意志と行動力が必要です。

ちなみに、これは「コンサルタントは無理な残業が多い」ということではありません。
クライアントの業績をあげるためにはそれ相応の推進力が必要ですが、必ずしも1人ですべてを背負う必要はありません。
得意分野の違うメンバーが集まって行うプロジェクトや、チームで対応するチームコンサルティングなど、コンサルティングにも様々な働き方があります。

(特徴4) コミュニケーション能力がある

コンサルタントは、クライアント企業から「信頼」されてお仕事を任されています。
当然、人としての魅力も必要不可欠です。

コンサルタントは、クライアント企業の社長や役員と対等に話をする必要がありますし、
時には申し上げにくいことをお伝えしなければならないこともあります。
その中で必須となるのが、「コミュニケーション」です。

クライアントへの提案だけにとどまらず、実行してもらうための話し方や、
会議を進行する力、社内でも議論する力、
どれをとってもコンサルタントにはなくてはならない「コミュニケーション能力」です。

話し上手でもあり、それ以上に聞き上手である、
そういった方はコンサルタントに向いている
と言えるでしょう。
クライアント企業のニーズを的確に把握し、相手に分かりやすく伝える能力、そして、相手の意見を丁寧に聞き取る能力が求められます。

(特徴5) 論理的思考力を持っている

論理的思考力に関しては、コンサル業界に限らず
業務上必要なスキルとして、良く聞くワードではあると思います。

そんな中、なぜとりわけコンサルタントに向いている人の特徴として、論理的思考力が挙げられるのかをお伝えいたします。

コンサルタントは企業様のありとあらゆる課題に対して答えを提示していきます。道筋が通っていて、根拠・理由があり答えがあると提示できることが重要だからです。
情報を整理し、分析し、問題の本質を見抜く力、そして、その解決策を論理的に組み立て、相手に分かりやすく説明する力が求められます。

実地調査などを通し客観的に仮説立てをし、検証を行っていくのがコンサルタントの一つの役割ですので論理的思考力が求められます。

(特徴6) 傾聴力がある 

コンサルタントは企業様が抱えている課題を解決に導くのが仕事ですが、
そのためにはそもそも問題点を明確にし、ニーズを把握することが必要です。

企業様が抱えている課題が必ずしも明確なわけではありませんし、
課題の原因を正しく理解できている企業様ばかりでもありません。

そのため、まずは企業様が置かれている状況と課題を明確にし、
その原因となっている部分を明らかにする為のヒアリングを行う必要があります。

ただ要点を聞くのではなく、しっかり相手のご相談に耳を傾けて
一つ一つのヒアリングに深みを求めていかなければ、本質的なところは分からないものです。

質の高いコンサルティングを行うためにも、傾聴力は必要不可欠な素養といえます。
クライアント企業の言葉の奥にある真意を汲み取り、課題解決に繋がるヒントを見つけるためには、高い傾聴力が必要です。

(特徴7) 向上心がある

ありとあらゆる企業様をコンサルティングするコンサルタントとして、
自分自身が現状で満足してしまっていてはいけません。

業績をより上げる、働く環境をよりよくする、採用人数をより多くするというように、
クライアントである企業様は、常に現状以上を目指しておられます。
だからこそ、企業様をサポートするコンサルタントが
現状維持で満足していてはいけないというわけです。

コンサルティングを通じて企業様が成長していく以上、
企業をより高みに導くコンサルタントは、自身がさらに成長する必要もあります。

業界動向を把握し、社会の動きを理解し、プロフェッショナルとして能力向上を追求しつづけます。

向上心が無ければ挑戦もなく、成長もできないことでしょう。
一流のコンサルタントになるためには向上心は欠かせない素養となります。
常に自身のスキルアップを図り、より高いレベルを目指して努力を続けられる人が、コンサルタントとして成功を収めることができるでしょう。

<活躍中の現役コンサルタント紹介> 

船井総合研究所で現在活躍中のコンサルタントにインタビューを行っております!
実際に働いているコンサルタントが気になる方は、下記の記事も参考にしてみてください!
~船井総研で活躍している社員紹介~

おわりに  

皆さん、いかがだったでしょうか?

あくまでこういった素養があればコンサルタントに向いているということであり、
すべての素養がそろっていなければコンサルタントになれない、ということではありません。

足りない素養に関しては、コンサルタントになってからでも磨いていくことができます。
コンサルティングファームでは、新入社員研修やOJT、メンター制度など、様々な研修制度やサポート体制が充実しているため、入社後に必要なスキルを身につけることもできます。

・「コンサルタント」という職業が自分に適しているのか不安
・コンサルタントに向いている人ってどんな人?
・コンサルタントに必要な能力って何?
 

こういった疑問や不安が少しでも解消できれば幸いです。

コンサル業界に興味がある方は、是非この記事を参考にしてみてください!

 

よくあるご質問

Q1  コンサルタントに向いている人はどのような特徴がありますか?

コンサルタントに向いている人には、勉強が熱心であることや、
好奇心旺盛でポジティブ思考である人が特徴として挙げられます。
その他にも、コミュニケーション能力が高い人、論理的思考力がある人、傾聴力がある人、向上心がある人などもコンサルタントに向いていると言えるでしょう。

 

Q2  コンサルタントに求められるスキルは何ですか? 

コンサルタントには、幅広い業務を推進していく力や、お客様や社内とのコミュニケーション能力、論理的思考力、課題を明確にする傾聴力などが求められます。
また、プレゼンテーション能力、問題解決能力、プロジェクトマネジメント能力なども必要とされます。

 

Q3 経営コンサルタントは誰でもなれますか? 

経営コンサルタントは、税理士や社労士と違い国家資格がなくても名乗ることができます。

スキルとして論理的に思考する力やコミュニケーション能力を求められますが、
入社以降に業務の中で身に着けていくことも可能です。

詳しくは船井総研における新卒の若手社員が活躍する仕組みについてをご覧ください。

 

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