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コンサル業界の就活!業界研究や選考対策を徹底解説

02.出航編 コンサルティング業界を知る
2023.1.25

#コンサル業界 #就活 #コンサル選考対策 #コンサルに必要なスキル

コンサル業界に興味をお持ちの就活生の皆さん。
皆さんはコンサル業界にどのようなイメージをお持ちでしょうか。

「コンサル業界の就活ってどんなの?」
「コンサル業界は就活生に人気なの?」

本記事ではコンサル業界で就活するうえで知っておくべき基礎知識や、
各選考での対策について解説いたします。

 

コンサル業界とは

コンサルタントは、「お客様の抱える課題や困り事を明確にし、課題を解決する方法を考え、サポートする職業」です。企業の課題解決をするために、戦略、IT、人事などの専門領域に特化したコンサルティングを行うのがコンサルティング業界です。

コンサルティングの業界は、少子高齢化やコロナショックの影響もあり、コンサルティングのニーズも増加しているという現状があります。帝国データバンクの調査によると、2008年で日本国内800社だったコンサルティング会社も、4年間で倍の1600社にものぼっています。

 

コンサル業界の分類

コンサルティングを分類する上で大切なポイントは3つあります。
まずは、①誰に対してコンサルティングをおこなうのか。
そして②どんな業務内容で、③どんな結果が求められるのか、です。

中でも最も重要なポイントは、①誰に対してコンサルティングをおこなうのか、です。
これには「経営者(社長)」に対しておこなう場合と「担当部長」に対しておこなう場合があります。

①によって②業務内容も異なってきます。
「経営者(社長)」から③求められることは、売上/利益の増加・株価の上昇です。
その期待に応えるために、業績アップ支援(②)をおこないます。

「担当部長」に対するコンサルティングでは、既存事業の成長戦略立案や新規事業・商品の立案などに必要な材料を集めるために、
ITツールの導入・調査資料の納品が求められます(③)。
そのため、業務としては調査・分析(②)をおこなうことが多くなります。

コンサル業界の分類

 

コンサルタントに求められるスキル

ファクトベース思考
課題解決のために必須なのが、事実を正確に把握し整理する能力です。
「多分こうだろう」「こうなるはずだ」という憶測をするのではなく、事実としてどうなのかを重要視します。

クライアントも、「実際どうなのか」「実績はあるのか」といったところを気にしますので、確実に成功するファクトベースでのご提案が重要となります。
目標達成のためにはまず現状の姿をつかみ、目標までのギャップを把握することが大切です。

論理的思考力
論理的に考えるというのは、複数の物事を筋道立てて考えることをいいます。AだからBである、といった因果関係を、直感や感情ではなく根拠を明確にして見出します。当たり前と考えそうなことにも「なぜ?」と疑問を抱くことで、問題の本質的な原因にたどりつくことができるようになります。

また、論理的に考えられる人の話は分かりやすいです。就活の面接でも、「なぜ?」と深掘りする質問は多くありますので、今のうちから意識的に身につけたいスキルですね。クライアントに説明する際にも必要なスキルですね。

コミュニケーションスキル
コンサルタントは、課題を特定するために、クライアントへヒアリングをします。
相手が何を依頼したいのかを理解する能力や、相手に正確に伝える能力、教えてほしい情報を的確に聞き出す能力もコミュニケーションスキルです。

船井総研では、FunaiWay『経営者に伴走しよう』というスタンスを大事にしています。コミュニケーションスキルは、経営者を理解し、同じ方向を向き、経営者よりも先を見つめたご提案をすることを可能にします。

コンサル業界についてもっと詳しく知りたい方は関連記事も是非ご覧ください。

コンサル業界は就活生に人気?

就活情報サイト「キャリタス就活」などを運営するディスコがおこなった調査では、
2023年に卒業予定の学生に人気な業界トップ7にコンサル業界がランクインしています。

コンサル業界は就活をする上で検討する学生が多い業界であると言えるでしょう。

参考記事:
23卒学生が志望する業界ランキング 3位「水産・食品」、2位「インターネットサービス」 1位は?

1位「情報処理・ソフトウェア・ゲームソフト」(17.5%)
2位「情報・インターネットサービス」(15.9%)
3位「水産・食品」(15.4%)
4位「銀行」(14.5%)
5位「建設・住宅・不動産」(13.1%)
6位「官公庁・団体」(12.9%)
7位「調査・コンサルタント」(11.6%)
8位「素材・化学」(10.9%)
9位「商社(専門)」(10.5%)
10位「医薬品・医療関連・化粧品」(10.2)

コンサル業界での就活

コンサル業界での就活は、どのように進んでいくのでしょうか。
それぞれ段階ごとに詳しく見ていきましょう。

コンサル業界の選考スケジュール

コンサル業界を志望する就活生は、早期選考と呼ばれるインターンや、
大学1年生から参加できる長期インターンなどに参加してから就職する、という人が増えています。
▶コンサル業界のインターンの内容は?対策やメリットなど

船井総研が考えるコンサル業界に向いている人とは

すなお
すなおとは、否定せず、こだわりを持たず、ありのままを受け入れることです。否定的な感情を持たずに情報を受け入れられると、客観的かつ冷静な分析と発想ができるようになります。

世の中には、まだまだ知らないことがたくさんあります。「こんなことは経験したことがない」「そんなの聞いたことがない」と、自分の経験や知識に照らし合わせて判断してしまってはいけません。初めから、ありえないと否定してしまわずに、その可能性を前向きに捉えて挑戦することができる人はコンサル業界に向いています。

勉強好き
勉強好きとは、知らないものを知りたいと思う心です。「なぜ?」という疑問が生まれた時が1番のチャンス。好奇心を持ってその先を調べてみましょう。

クライアントの依頼に応えるためには、その業界・業種のこと、挑戦分野のことなどについて絶えず新しいことを吸収し、自分自身をアップグレードしていくことが必要です。

「やったことがない」「分からない」と感じたときに、そこで立ち止まらずにどんどん調べてみるという前向きな姿勢を持った人はコンサルタントの素質があるかもしれません。

プラス発想
うれしいときだけでなく、つらいときやイヤなときにも大事なのがプラス発想です。
例えば、議事録がうまくとれずにたくさん赤をいれられたり、プレゼン資料を頑張って作ったのに
ダメ出しばかりされて一つも褒められなかったり。社会人になったらきっといろいろな壁に直面します。

ずっと腹を立てていたりくよくよしたりして過ごすのではなく、「できる」と信じながら「どうしたらできるようになるか」を考えて頑張れるかどうかがキーになります。

コンサル就活の選考対策は?

インターン対策

コンサルティング業界のインターンは、グループで課題解決のワークをするものが多いです。
与えられた課題を解決するために、関連情報を収集し、仮説を立てて経営戦略を考え、
資料を作ってプレゼンする、といった流れを押さえておきましょう。

エントリーシート(ES)対策

エントリーシートで聞かれる質問はある程度決まっています。
自己PR、志望動機、ガクチカ、挫折を乗り越えた経験などですよね。
内容は変わっても、気を付けるべきことは同じです。

①質問の意図を理解する
②分かりやすい構造・文章で書く

上記2点を意識して書くことが大事です。

webテスト・筆記試験対策

SPI・玉手箱・TG-WEB・CAB・GABなどさまざまな種類がありますが、
選考先の企業でどれを採用しているか、事前に分かる場合もあります。
就活する際は早めにリサーチをおこない、対策をしておくとよいでしょう。

グループディスカッション対策

GD対策は、対策が難しいものの一つだと思いますが、方法はあります。
就活対策のコミュニティに入って、同じ就活生同士でその日のテーマを決めて
ディスカッション練習をするのもよいでしょう。

大学の友達同士でグループを組んでもいいですし、オンラインで就活の仲間を集っても良いと思います。

面接対策

面接対策というと、話す内容を文字に起こして、それを暗記しようとする方が多いかもしれません。
しかし、内容を覚えるだけでは効果的な対策とは言えません。

1. ハキハキと話す練習をする
2. 逆質問を準備する
3. 身だしなみをととのえる

など、よりよい印象を与えられるように万全な準備をしておきましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はコンサルティング業界の説明から就活における選考対策までぎゅっと一記事に詰め込んでお伝えしてきました。

本記事を参考に、コンサル業界での就活について具体的にイメージしてみてください。
就活における選考についてイメージしておくと同時に、実際のコンサルタントの仕事内容についても理解を深めておくことが重要です。

この記事を読んでくださった一人でも多くの方が、悔いなく就活を終えられるよう応援しています!

当サイトではコンサル業界の就活に役立つ情報、船井総合研究所の様々なコンサルティング事例や、社員インタビューを掲載しておりますので是非そちらもご一読ください。

他にもコンサル業界での就活に役立つ記事をまとめておりますので、是非ご覧ください。

 

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