【完全解説】冬のインターンシップの締め切り時期はいつ?特徴とメリットを解説!
- 01.準備編 就職活動を知る
- 2023.9.20
目次
冬のインターンシップとは
冬のインターンシップは、就活生にとって非常に重要な機会です。
特に、夏や秋に比べて就活色が濃く、選考プロセスが加速します。
ここでは、冬のインターンシップについて詳しく解説します。
冬のインターンシップの特徴
選考の加速化
冬のインターンシップでは、夏のインターンシップに比べて企業側の就活生に対する姿勢も変わってきます。
夏のインターンシップでは、
「知ってもらう」
「興味を持ってもらう」
といった意図がありました。
しかし、冬のインターンシップでは就活の早期化にともなう早期選考や内定直結などの影響で、企業側が「選考する」という色が非常に強くなります。
競争の激化
冬のインターンシップでは就活生側の特徴も変わってきます。
冬のインターンシップは夏に比べて業界や業種を絞って参加している就活生が多いです。
冬インターンに参加する学生のうち、半数ほどは業界や職種を絞っています。
そのため、冬のインターンシップに参加している学生はより選考に向けて真剣に向き合っているといえます。
志望度が高い学生同士が集まると自然と選考の競争も激化すると考えられるでしょう。
興味がある人なら誰でも参加できる?選考なしのインターンシップについてはこちらの記事から‼
冬のインターンシップに行くべき?
参加するメリットとは
内定獲得への近道
本選考前の最後のインターンシップとなることが多くの企業で予想されます。
そのため企業側も「選考する」という色が強くなります。
その結果、内定直結の早期内定インターンであったり、早期選考へ案内されるインターンが冬インターンにはあります。
志望度が高い企業に対して、自身の志望度の高さや能力をアピールすることで選考を進めていきやすいでしょう。
業界理解とキャリア決定
冬のインターンシップは企業研究の最後の場となることもあります。
冬のインターンシップが終われば、次は本選考になることも考えられるからです。
実際に企業とのコミュニケーションによって得た経験は、より貴重な業界理解や企業理解の機会といえます。
また、実際に働いている人の話を聞くことができます。
それによって、自身のキャリア形成のイメージを膨らませてその企業で何がしたいか、
どのように力になれるかを具体的に考えられます。
内定後のネットワーク構築
先ほども言った通り、冬のインターンシップでは志望度の高い学生が多いです。
そのため、冬のインターンシップで出会った人達とは今後も付き合うことがあるかもしれません。
さらに、先輩などとのネットワークがあれば、先輩がどのように働いて、どのようなキャリアを描いているのかを知ることができます。
内定後のネットワークがあれば、
自分がどのような人と働くのか、
何ができるのかということを知ることができ、将来のキャリアに大きく影響することもあります。
志望動機の固定化
インターンシップを開催している企業と参加する学生の双方が「選考」という色が強いものになります。
そういった意味では夏よりも本気度が高いともいえます。
そのため、冬インターンで経験できる雰囲気や内容がより濃密なものになるでしょう。
就活生同士、いい影響を肌で感じることで自身の志望動機を固められる良い機会といえます。
具体的なコンサルティング実務を知るには、インターンシップへの参加もおすすめです。
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冬のインターンシップには何社参加すればいいの?
応募時期や締め切り、開催時期について
何社参加すればいいのか
一般的には2~5社に参加すればよいものと思われます。
冬インターンは大学や学校の冬休み期間に行われることが多いです。
しかし、冬休み以外の期間の開催や、冬休み期間中にも学業に取り組む必要がある場合は参加社数を制限する必要があります。
学業と両立ということを考慮しなけれなりません。
また、個人の就活の状況や目標によっても参加するべき数と種類は異なってきます。
インターンシップには長期のものと短期のものがあり、これらは深い経験と幅広い経験をそれぞれ与えてくれます。
希望する業界や職種が定まっている場合は、深い経験を積むことができる1~2社程度の長期インターンシップが適しています。
反対に、希望する業界や職種がいくつかある場合は幅広い経験を得ることができる複数の企業での参加をおすすめします。
以上のことを総合的に考えると冬のインターンシップには2~5社参加すれば良いといえます。
しかし、みなさんの目標や状況に応じて、この数字は変わる可能性があります。
最終的な決定をする際には、自分のキャリア目標や時間的制約などを総合的に評価し、適切な数のインターンシップに応募しましょう。
応募時期や締め切り、開催時期について
応募時期や締め切りについて
まず、応募時期については秋ごろがメインになります。
一般的に、9月〜12月ごろが応募期間となっています。
企業ごとに応募期間や締め切りが大きく異なり、なかには9月中に締め切りを設けている企業も確認できます。
必ず企業のWEBページを確認し今すぐ申し込みをしましょう。
開催時期について
次に開催時期については、12月〜2月にかけて順次開催されることが多いようです。
夏のインターンシップと同じようなフローを進み、冬のインターンシップに参加できます。
また、冬のインターンシップでは企業側としても選考の色が強くなってきます。
そのため、早期選考の案内や内定に直結するルートの案内を目にする機会が多くなる傾向にあります。
ひとつ注意しなくてはならないのは、学業との両立です。
冬のインターンシップの選考期間や開催期間と皆さんの学業の時間が重なることも考えられます。
インターンシップと学業との兼ね合いを考えてスケジュールを調整しましょう。
具体的なコンサルティング実務を知るには、インターンシップへの参加もおすすめです。
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冬のインターンシップに参加するための事前準備
自己分析
自己分析は自身の就活の軸となるため、非常に重要な部分です。
ESや面接でも聞かれる機会が多いコンテンツですので、自己分析の丁寧さによってES対策や面接対策の強度が異なってきます。
冬インターン前に自己分析を丁寧に行うことで、自身の性格がその業界、職種に適しているのかを知ることができ、本選考に向けた対策の第一歩となります。
エントリーシート(ES)対策
エントリーシートは企業への第一印象を形成し、選考プロセスでの合否を左右する重要な要素です。
特に志望動機については、なぜその会社でなければだめなのかといったことを掘り下げてインターンに対する志望動機の高さをアピールしましょう。
また、自己分析の丁寧さがエントリーシートの質に直結します。
自分の自己分析をもとに簡潔に伝えたいことを伝えられるようにしましょう。
面接対策
面接では自己分析や志望動機について網羅的かつ発展的に質問されることが多いです。
注意したいのは、質問の回答を簡潔にするということです。
自分をアピールする場ではありますが、情報が多すぎると伝えたいことがわかりません。
何を聞かれているのかを理解し、きちんと自分の言葉でインターンに参加したい思いと積極性を伝えましょう。
面接というのは自分のことを自分の言葉で伝えることができる場です。
しかし、あくまでもコミュニケーションの上で行っているものになりますので、一方的な演説とは異なります。
相手が何を聞いているのかということを一番に考え、それについて過不足なく簡潔に回答するように練習しましょう。
以下の記事では面接についてのキホンや先輩社員の経験談、面接官の方が求めていることについて紹介しています
まとめ
冬インターンシップは、就活生にとって大きな機会であり、内定獲得に向けて重要な一歩です。
特に、選考が加速化し、競争が激化するこの時期に参加することで、成功への道を切り拓くことができます。
冬のインターンシップに参加する価値は大きいので、積極的に検討しましょう。