RECRUIT SHIP

就活ガイドブック

リクシップ

国内コンサル就活を成功させるためのコンパスを手に入れよう

新卒4年目のチーフコンサルタントが考えるキャリアとは?若手コンサルタントインタビュー

03.内海編 船井総合研究所を知る
2022.8.5

#若手コンサルタント #早期活躍 #キャリアプラン #船井総研で成し遂げたいこと

みなさん、こんにちは!
いつも記事をご覧いただきありがとうございます。

私たちは、コンサル業界を志望している学生向け『お役立ち情報』を提供しています!
今回の記事は『新卒4年目のチーフコンサルタントが考えるキャリアとは?若手コンサルタントインタビュー』についてお伝えします。

諸星:本日は若手社員がどんな志やキャリアプランを持っているのかについて、若手で活躍されている伊藤さんにお話をお伺いします。
伊藤さんよろしくお願いします。

伊藤:リフォーム支援部の伊藤です。
よろしくお願いします。

諸星:質問の内容は主に5つです。
1.船井総研に入社した理由
2.自身のキャリアプラン
3.志
4.船井総研で成し遂げたいこと
5.学生へのアドバイス
となります。

 

1.船井総研に入社した理由

伊藤:就職活動をしていく中で4〜5社内定をいただいた中で、選択肢に船井総研もありました。
入社の決め手としては、もともと叔父が経営者で、船井総研とも付き合いがありました。
その中で、船井総研のコンサルタントの働き方を聞いて興味を持ったためです。

 

2.自身のキャリアプラン

伊藤:入社した当時のキャリアプランとしては、「3年でチーフコンサルタント」というキーワードがありました。
これは船井総研のキャリアでいくと、最速の昇進です。
それを目指して三年間働きました。

現在4年目ですが、目標を達成し、3年でチーフコンサルタントへ昇進できました。
それが現段階でのキャリアです。

今までの三年間はがむしゃらに働いてきたので、それ以上のことは考えることが難しかったです。
今は時間もできて将来のキャリアについて考えることができます。

今後はマネジメントに関わりたいと思っています。
我々のキャリアでいくと、リーダー、マネージャー、マネージメントディレクターなどの役職があります。
その中でもマネージメントディレクター、いわゆる部長のような役職にどうなっていくかを考えてキャリアを積んでいきたいです。

 

3.自身の志

諸星:キャリアプランの一つの理由ともなっている、伊藤さんの志や将来なりたい姿についてお伺いしてもよろしいでしょうか?

伊藤:私自身は「成長」というものが軸にあります。
成長したいという意欲は誰にでもあると思いますが、私は、「成長する目的が重要」であると考えます。

成長する目的として3つ考えているのですが、それは、「自分・お客様・仲間」のためです。
その3つを良い状態に持っていくためには、自分自身が成長していかなければならないと感じました。

①自分自身について

成長していくにつれて、給料が上がっていったり、対外的な評価としても役職が付き、その影響で良いこともあります。
自分の自尊心や安心感につながったりというところにもつながってきます。

②お客様について

私は、現在コンサルタントとして約20社を担当しているのですが、お客様自身も船井総研で活躍しているコンサルタントに応援してほしいと思っているのは確かです。
自分の成長が止まってしまうと、支援先の成長も止まってしまうと考えています。
だからこそ、成長する必要があります。

③仲間について

先輩・同期・後輩とともに成長し、高めあっていく、または下から突き上げてあげていく、そして自分から薫陶していく形で、自分自身が成長していくだけでなく、仲間もともに成長していきたいと思っています。
そうすると、自ずと先頭を走っていかなければならないと考えています。

私にとって、素晴らしいビジョンや志があるから人生が楽しいのではなく、何のために成長するのか、何のために志をもっているのかという部分のほうが大切であり、そしてそこに情熱を注げるからこそ成功するのだと考えます。

 

4.今後、船井総研で成し遂げたいこと

伊藤:支援部を立ち上げること、つまり、新たな分野の部署を立ち上げることです。

今までは上の人が作ってきたところを、いかに活性化させるかというところが命題でした。
しかし、今後、船井総研が成長していくためには、ゼロから新しい物を作る力が必要です。
この力は活躍しているコンサルタントの共通項でもあります。
新しいものを作るとなると、自分の部隊を持つことになりますので、その点で支援部を立ち上げていきたいと考えています。

さらに、業界においても、業界の第一人者というポジションも取れますし、強いコンサルタントになっていけます。

諸星:その支援部を立ち上げるのに必要な力は何でしょう?

伊藤:R&Dという言葉がキーワードになります。
R&DとはResearche&Developmentの略称で、あまりコンサルタント業界では聞く言葉ではないかもしれません。
メーカー業界などでよく聞く言葉だと思います。
新しいものを作るとなると、リサーチ、つまりうまくいっているものの情報を収集して、それを自分たちの中に取り込んでいき、お客様のところで実践していく、というようなResearche&Development、この2つが重要です。

この2つを実行する力が必要になってくるし、自分たち自身も今、強化しています。

諸星:具体的にはどんな働き方や姿勢が必要ですか?

伊藤:最初はリサーチの部分からになると思いますので、5フォース分析やPEST分析等を用いて、業界内においてそれを取り巻く環境を調べる姿勢が大切になります。
自社だけでなく、法律であったり、例えばリユース業界だと古物商という資格が必要であったり、そのような外部的要因の力も重要です。

また、僕たちと競合していくプレイヤーも見ていく必要があります。
例えば、フランチャイズの企業にはどういう会社があるのか、成功している、業績の良い企業を分析してみたり、5フォースと言われるように様々な面から分析します。

そして、それをリサーチ、リストアップしていって、体系化していく形になっています。

 

5.学生へのアドバイス

伊藤:私からは、様々な視点を持ってくださいというのが結論です。

就職活動をしていく中で、多くのイベント、説明会、インターンなどがあると思います。
そして皆さんは多くの情報を受け取る立場です。
そうなると、取捨選択であったり、自分自身で情報に対してこの情報は本質的に価値があるのか、自分にとって必要なものなのかというように見分けていかないといけないと思います。

情報の取捨選択は就職活動をするうえで1つのポイントになります。
具体的にどう見分けるのかというと、「数字」の見方を4つの視点で見てほしいです。

①実数
売上、営業利益、社員数、拠点の数、数自体がどれほど多いのか、少ないのかで測れるもの

②割合
営業利益率、成長率、離職率、新入社員の割合

③流れ
成長率が200%という数字を見て、それが1年だけで200%なのか、3年かけて200%なのか。
3年かけて200%の場合、毎年128%成長しなければなりません。
そのように持続して成長しているのか、あるいは紆余曲折を経て成長しているのか。
数字の流れを把握してほしいです。

④セグメント
上記の数字を若手で絞るとどうなるのか、国内で絞るとどうなるのか、女性に絞るとどうなるのか、オーディエンスを絞っていきます。
その面の中で①実数②割合③流れがどうなっているのかを見ていきます。

この4つの視点で受け取る情報を取捨選択していき、自分に本質的に価値のある情報をしっかり取り入れるていきます。
それを就職活動や、意思決定に生かし、つなげていくことをしてほしいです。

皆さんにとって、就職活動は人生で初めて重要な意思決定をすることだと思います。
しかし、社会人になると意思決定の場はどんどん増えていきます。
さらに、ある程度、力がついていくと選択肢や選べる数も増えてきます。
だからこそ、経営者の仕事が意思決定と言われたりします。
皆さんはその意思決定をする立場に今あると思うので、しっかり正しい情報を自分なりに取り入れてほしいです。
そのまま情報を鵜呑みにするのではなく、自分なりに様々な視点から見て、それを使っていく、これが就職活動において後悔がないようにするポイントであると思います。

諸星:ありがとうございます。
経営者コンサルティングであったり、社会人として働かれている伊藤さんが多くの意思決定をしてきたからこそのアドバイスかと思いました。
自分自身も情報を多く受け取る側になり、着眼点に迷っていました。
そんな中で、今回は数字を見る4つのポイントという形でわかりやすくアドバイスを下さり、参考になりました。
インタビューは以上になります。
伊藤さん本日はありがとうございました。

伊藤:皆さんの就職活動がうまくいくように祈っております。
ありがとうございました。

 


船井総研についてもっと知りたい方はこちらの記事もご覧ください!
・~Funai Way~ 船井総研のコンサルタントが大切にしている3つのスタンス
コンサル業界の就活について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください!
・経営コンサルタントの一日の流れは?若手社員の一日に密着してみた
コンサル業界の就活について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください!
・ コンサルティング業界の特徴と仕事内容、その存在意義について
船井総研の選考について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください!
・【25卒必見】コンサル業界の就活スケジュール完全攻略!いつから何を準備する?

PICKUP