RECRUIT SHIP

就活ガイドブック

リクシップ

国内コンサル就活を成功させるためのコンパスを手に入れよう

他の人材会社と何が違う?船井総研のHRコンサルティング|社員インタビュー

03.内海編 船井総合研究所を知る
2022.2.17

#人材コンサルティング #人材開発 #社員インタビュー

皆さん、こんにちは!
突然ですが、皆さんはHRという言葉を聞いたことがありますか?
HRとはHuman Resourcesの頭文字を組み合わせた言葉で、人事に関する分野を指します。
船井総研では、この人材に注目したコンサルティングをしております。
今回の記事では、HRコンサルティングについて、一般的な人材系の事業会社が行う人材支援とどのように違うかに注目しながらご紹介します。
詳しく知りたい方、将来目指したいという方はぜひ最後までご覧ください!


インタビュー
HR支援部マネージング・ディレクター
宮花宙希さん

Q.HR支援部と人材系コンサルティング会社の違いは何ですか?

船井総研のHRコンサルティングは、船井総研自体が経営コンサルティングをしている中のHR領域に専門性をもってコンサルティングをする部署です。
>>HRコンサルティング部門のHP

それと比較して人材会社は求人メディアを持っている会社、人材紹介、人材派遣をしている会社さんの大きくこの3つに分かれます。

これらの会社はお客さんが採用したいというニーズを持っているときに
「ここに広告掲載するとたくさん応募者が集まって御社の採用がうまくいきますよ」
というようにサービスやプロダクトを提供している会社です。

求職者の方と面談して 「この会社に入社したらどうですか」とキャリア支援をすることが人材紹介会社のサービスの特徴です。

船井総研では、クライアントのお客様の経営をどう成長させるか、人材や組織に関する領域でコンサルティングをしています。

そもそものやっていることは全然違う特徴があるということです。

Q.業務としても全く違うということですか?

経営を考える時、経営戦略・コーポレート戦略があって、いろんなテーマの戦略を考えていかなければなりません。
そのうち主に、我々がサポートさせていただいているのが組織戦略です。

労働市場という世の中の求職者をどう集めていくか、取った人材をどう成長させていくのかということです。
そして人材を定着させて、クライアント企業の経営を成長させていくことを人事や組織の面からサポートすることを担っています。

経営者が持っている夢・ビジョンを実現するために、会社組織を大きくする際にどうやって組み立てるか、何を進めていくかをコンサルティングしています。

我々はコンサルティング活動がメインなので、提案や実行の支援をしていくことになります。

また、他の人材・人事系のコンサルティング会社との違いは、船井総研は総合系コンサルティンググループであるので、マーケティング面で業績アップをサポートする以外に、デジタル化の支援をしたり 、HR領域という人材・人事・組織に関する支援をすることができます。

それ以外に財務やM&Aなどいろいろなテーマでお手伝いをしています。

 多くの人事コンサルティング会社というのは 人事領域に絞ってその部分だけ対応していますが、我々はプロフェッショナルがたくさんいるので、クライアントに対して総合的に長く成長をサポートするようなお手伝いができることが、他の人事コンサルティング会社との違いだと思います。

Q.人事コンサル会社と船井総研で仕事の仕方に違いはありますか?

人事コンサルティング会社は、要望に対してプロジェクト型で動くことがあります。
一方で船井総研はその特徴である「月次支援」をHR支援でもやっていまして、お付き合いが長い企業さんがたくさんいます。

採用や人事全般でお付き合いをして、長いお付き合い先だと何年にもわたってお付き合いしているので、成長を一緒に伴走していくということも多くあります。

半年間で人事制度の設計をしたいというプロジェクト型で動くこともありますが、その後に次は「この課題に○○していきましょう」とクライアントさんと一緒に成長していくところがコンサルティングの違いとしてあると思います。

組織の規模やカルチャーが変わり、発生してくる組織の課題も変わる中で一緒に成長サポートしていくことが求められます。

Q.HR支援部はどのような経緯で仕事が来ることが多いですか?  

大きく4つに分かれます。

1つ目はセミナーです。
マーケティングのコンサルティングをしているメンバーと一緒ですが、全国の会社に対して課題は持っていないかご案内をしてセミナーに参加いただき、セミナー経由で生まれるものです。

2つ目は船井総研というブランドがあるので、会社の課題や人事や組織に関して課題を持っている場合は、会社(船井総研)に相談が入って人事・組織系の課題であれば、我々の部署に相談が来ます。

3つ目はお客様から紹介していただくことです。
実際に我々がサポートしている会社様の知り合いの会社さんで悩んでいたら、お客様が紹介してくれるパターンです。

最後4つ目は、これが 一番多いんですが、成長実行支援やマーケティングのコンサルティングをしているメンバーが業績を上げていった際に、人事の課題などが出てきます
船井総研では専門性をもってやっているHR支援の部署がありますので、社内の紹介から話をもらって仕事になっているケースが実際に一番多いです。

Q.HR支援部の強みについて教えてください。

HR支援部の強みは、コンサルティングの際にマーケティング面のサポート、人材面のサポート、財務のサポートなどさまざまなテーマでのご支援ができるところです。
会社さんによってその成長ステージによって課題が変わってきます。
HRであれば我々というようにプロフェッショナルが提案したり、サポートすることが求められる中での連携が取れるというのがうちのHRコンサルの強みです。
マーケティングのメンバーが普段どのようなことを提案うぃしているか我々も把握できているので、そこの内容に合わせたご支援をしています。

Q.様々な分野と連携して人材開発を進めていきたいという学生には船井総研は合っていますか?

人材紹介会社は売りたいサービスがあります。
「○○ナビを使ってください」という売りたいものがあります。

どれだけ世の中に広めていけるか、どれだけ効果を出せるか、確かにやりがいはあると思いますが、我々の違いとしては売りたいものがあるわけではなくお客様の成長をどう支えるかになるので、採用・育成・評価をお手伝いすることができます。
お客様が一番困っているところに寄り添うことができるのがコンサルティングの違いです。

入社してすぐに採用のコンサルティングをずっとやってきましたが、人事評価・育成・大手企業の幹部研修もやっていると、自分が対応できるテリトリーが広がっていきます。

お客さんが困った際に「○○をやった方がいいですよ」とお答えできるスキルが上がっていきます。
これを売りたい・この契約を何本取らないといけないということがあるわけではなく、お客様にとって一番何が必要かをタイミング・成長ステージに合わせて提案できることがコンサルティングの強みかと思います。

Q.HR支援部では若手の人はどのようにスキルアップしていくのですか

何をやっていくかも本人の自主性に任せています。
あなたは人事制度のコンサルをやりなさい、あなたは新卒採用のコンサルをやりなさいというような強制することはしません。
そこの部署に行きなさいと上から言われるのではなく、どういうことをやりたいかを尊重してやってもらっています。

例えば 新卒採用のコンサルティングでも業界業種が絞られていきます。
例えば 自動車の新卒採用は詳しい、不動産の人事評価は詳しいというようにある程度小さなセグメントで 知識や経験を積み上げることによってお客様にとって成果を出せるようになっていきます。

若手でもお客様に対して、正面から対峙してコンサルティング業務をやることが若手が早く成長できるポイントになっています。

最初から全般・どの業界でもということではなくて、「この業界の新卒採用コンサルティングに関しては私もやったことあるのでできますよ」という事例をもとに提案できるようになっていきます。
そこからテーマを広げていったり、業界を広げていったり自分のコンサルティングできる領域を広げていってほしいです。

人材会社と船井総研のHRコンサルの違いのうち、とくに若手の働き方で言うと、人材会社は会社が強い商品力を持っているのでいかにお客様のところに契約を取る・販売していくかということになります。
契約をとること、それを使ってもらえるようサポートしていくことがメインになりますので、クライアント企業の人事の方とやり取りすることが多いと思います。
一方、我々はコンサルティングという仕事になるので経営者と仕事をしていくということが大事になりますので、経営者が人・組織に対してどのような課題を持っているのか、どういう人を採用したいか、どれくらい採用するのがいいのかの計画を作って、その計画を達成できるような実行プランを作ります。
そして提案したプランがうまく回っているのかのサポートをしていくことを若手のうちからやります。
若手でも経営者に対峙できる、やりがいのある仕事だと思います。

Q.若手でも経営者から相談は来ますか?

もちろん年齢的な差はありますので、経営者からすると不安な気持ち、任せても大丈夫かなということはあると思います。
ただ、我々が気をつけているのが、事例を作ってお話しすることです。
同じ業界・同じ規模の会社さん、地方なら地方商圏の会社さんなどで「○○なやり方をしてうまくいきました」という説明をします。
仮説ではなく 事例をもとにお話することで「その通りやれば我々もうまくいく」と若手でも先行できるイメージを持ってもらいます。
その信頼関係づくりが大事になってきます。

若手のメンバーが支援に行っても、提案内容を実行してもらえないことになるので、その信頼関係を築き上げるためには知識が必要になってきます。
成功事例やポイントになるところを相手に合わせて伝えていくことが必要になります。

Q.インプットとして知識や人材採用全般にかかわるものを習得できるイメージを持ったのですが合っていますか?

合っています。
私自身、大学時代に人事や人材にかかわることをやっていたわけではなく、船井総研に入ってからやっています。
労働者を守るための法律や労働基準法などの知識は入社して仕事をやりながら身につきました。

Q.どういう学生に来てほしいでしょうか?

私自身、もともとやっていたわけではなくコンサルティングをしているので知識や経験がなくても大丈夫です。
大事になってくるのは向上心だと思います。
経営者さんに対峙してコンサルティング活動をしていかなければいけないので、自分自身で勉強していくことになります。

役立つような知識・提案内容を情報収集していくことは必要なので自分自身が見つけなければいけないことを習得してお客様に対して提供していきます。

向上心を持ってやっていかないと情報が日々ブラッシュアップされていく中で追いついていけなくなるので気を付けてやっていければ成長できるかと思います。

Q.学生へメッセージをお願いします

昨今のコロナの影響もあって経営において今後の時代、先行きが見通せない経営者の悩みや不安も多いと思います。

私がやっているHR領域というのは、どの規模でも大手企業でもそうですが、課題は尽きません。
課題に対して時代・時流に合わせてどういったものが必要になるのか、どのように提供していくのがいいのかを、時代の流れを捉えながらサービス提供していく必要があります。
HR領域時代の課題がなくなることはないのでそういったテーマを通じて、クライアント企業の成長をサポートしたい学生さんはぜひ来ていただきたいと思います。

最後までインタビュー記事をご覧いただきありがとうございます!
HRコンサルティングについて、少しでも理解が深まっていただければ幸いです。
今後も船井総研のお仕事について発信していきますので、ぜひご覧ください。

PICKUP