どうやって会社を選んだらいいの?自分に合った業界・企業の選び方
- 01.準備編 就職活動を知る
- 2022.1.13
#会社選びのコツ #就活の基本 #業界研究 #企業選定
みなさん、こんにちは!
今回の記事では、「就活とは何なのか」「学生の皆さんにとっての就活の立ち位置」についてお伝えします。
大学3年生になると周りが就活モードに突入し、とりあえず自分も就活しなきゃ、と「就活」について深く考える間もなく、就職活動を開始される方もいらっしゃるのではないでしょうか?
就職活動を本格的に始めるにあたり、「そもそも就活って何なの?」という問いへの考えを深めることは重要です。
ぜひ、この記事を通して、自分にとっての就活について考えてみてください!
PART1 就活の基本的な考え方
「就職活動」とは、一般的に学生を始めとして人が仕事を得る(=就職する)ために行う活動です。新卒で入社すると、その後定年まで40年以上の生活の中心となる「仕事」との向き合い方について考えるということです。
就職活動は、単に就職する先を選ぶのではなく、40年以上に渡り生活の中心となる「人生の方向性」を仮決定するタイミングだといえるでしょう。
「人生の方向性」を決めるためには、自分が何をしたいか、何を大切にしているのかなどの「価値観」を把握することが重要です。
一般的に就活を始めるに当たり自己分析を実施しますが、これは単にガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を考えるためでも、企業への志望理由を考えるためでもありません。自己分析は、自分の歩む道筋を定めるために実施するものです。就職活動では、自己分析を行い、人生の方向性を定めた上で実施することで、自分にとって最良の会社と出会うことができるのです。
では、どのように自己分析を行うのでしょうか?
自己分析では、過去を振り返り、自分の未来を想像することが重要です。まずは、自身が経験した出来事を振り返り、そのとき自分はどのような行動をしたのか、なぜそのように行動したのか(自身の考え)、そして出来事は自分にどのような影響を与えたのかを考えます。そのうえで、「〇〇の経験をしている自分は△△を大切にしている」というように、現在の自分の価値観や考え方を明確にします。現在の自分の価値観や考え方をベースにして、自分の望む「生き方」を考えるのです。
つまり、自己分析では、徹底的に自分に向き合い、自分を分析することが重要となります。
PART2 業界研究・企業研究
PART1では就職活動とは?という所から、自己分析についてご紹介しましたが、PART2では業界・企業の事をどれだけ知っているのかという点についてご紹介していきます。
そもそも業界研究とは、どういうことなのでしょうか。
簡単にまとめると、皆さんが就職活動において「志望している業界全体の景気の同行や成長性・将来性を分析する事」です。
また、企業研究とは、「志望している企業がどのような業種であり、どういった職種があり、どんな事業を行っているのかを調査する事」といえます。基本的には、より広範囲の意味を示す、業界研究を行い、企業研究を行う野が一般的です。ところでこれらが、なぜ必要なのか皆さんはご存知でしょうか。
ズバリそれは、「就職先の業界・企業とのミスマッチを防ぐため」です。業界や企業のことをしっかりと理解しないまま入社してしまうと、イメージとのギャップが発生してしまう場合があり、自身の選択を後悔してしまう恐れがあります。また、そもそも選考で業界・会社への理解不足と判断され選考に中々通過できない・・・。といった状況にも陥る可能性があります。
では、どのように、業界研究と企業研究を行っていけば良いのでしょうか。
簡単にそれぞれまとめていければと思います。
❒業界研究の流れとポイント
①調べたい業界のピックアップ
②ノートに各業界の特徴をまとめる(業界規模、事業内容、現状の業界動向と将来性、代表企業、最新野ニュースなど)
③自分に合う業界を選ぶ
業界研究を行う際には、自分の適性や目的にマッチしているか、自分のこれまでのキャリアが活かせるかを見極めることがポイントになります。
❒企業研究の流れとポイント
企業研究では「3C」と呼ばれるフレームワークを用いて分析を行うと効率的にできます。3C分析とは、「Company:自社」「Customer:顧客・市場」「Competitor:競合」の3つの観点から分析を行う際に使うフレームワークとなります。興味のある方は是非調べてみてください。
企業研究を行う際には、志望する企業が求める人物像を把握し、自分がアピールできる強み、今後補わなければいけない部分を洗い出すことがポイントとなります。意識して取り組んで見て頂ければと思います。
いかがでしたでしょうか。
本日はそもそも、就職活動がどのようなものなのか、また就職活動を行う上で一度は耳にする業界・企業研究についてご紹介しました。
志望する業界・企業が見つかった際には、自己分析と業界・企業研究の結果を踏まえ皆さんの今後進みたい道にマッチしているのか、客観視してみることをおすすめします。