船井総研で長期インターンをしている加藤です。今回は、日本の企業インフラを支える「社労士事務所」のコンサルティングを牽引する岩本さんに、具体的な施策と、船井総研が「社労士コンサルティング」業界で選ばれ続ける理由についてインタビューしました。
セブンイレブンより多い!?「社労士事務所」という隠れた巨大市場
加藤:岩本さんが担当されている「社労士(社会保険労務士)」の領域は、学生には少し馴染みが薄いかもしれません。実際にはどれくらいの規模の市場なのでしょうか?
岩本:実は日本全国に社労士事務所は約2万5000件もあり、セブンイレブンの店舗数より多いんです。約53%の企業が顧問契約を結んでおり、「企業のインフラ」を支える重要な存在ですが、その多くは10名以下の小規模な事務所であり、経営や組織づくりに課題を抱えているケースも少なくありません。
そこで私たちは、こうした事務所に対して、大きく「攻め」と「守り」の2つのアプローチでコンサルティングを行っています。
社労士事務所へのコンサルティング構造
『攻めの支援』
目的:売上アップ
具体策:WEB/セミナー/紹介による顧問先拡大
『守りの支援』
目的:業務効率改善
具体策:ITツール導入/オペレーションの平準化
【攻めの支援】一文字単位でこだわる「超・介入型」の売上アップ術
加藤:ではまず、「攻めの支援」である売上アップについて詳しく教えてください。具体的にはどのようなコンサルティングを行うのですか?
岩本:私たちは単なる助言に留まらず、経営者が「明日から何を話すべきか」までを徹底的に作り込みます。
例えば、初回訪問からクロージングまでのトークスクリプトの設計や、セミナーチラシ・WEBサイトのキャッチコピーを、一文字単位で推敲します。誰が担当しても高い成約率を出せる体制(仕組み)を経営者と一緒に構築していきます。
【守りの支援】現場の反対を乗り越える、2年がかりの「業務改革」
加藤:マーケティングなどの「攻め」だけでなく、内部の効率改善という「守りの支援」もされているのですね。
岩本:はい。いくら売上が上がっても、組織の内部がボロボロでは意味がありませんから。ただ、実はここが一番大変なんです。長年勤めている事務員さんから「今のやり方を変えたくない」と反対されることも少なくありません。
私たちは代表の先生だけでなく、現場の皆さんの元へも何度も足を運び、「なぜこの変化が必要なのか」を丁寧に伝え続けます。そうして一つの事務所が完全に変わるまで、1〜2年かけてじっくり伴走し続けることも珍しくありません。
だから選ばれる。船井総研が業界で圧倒的シェアを誇る「3つの理由」
加藤:競合他社と比較した際、船井総研が選ばれ続ける「決定的な理由」は何でしょうか?
岩本:大きく三つあります。
1.圧倒的なシェアと実績
この業界で本格的なコンサルティングを提供しているのは実質的に船井総研だけであり、業界トップクラスの事務所の多くが当社のクライアントです。膨大な成功事例の蓄積があるからこそ、高い精度で「正解」を導き出せます。
2.「現場への超・介入型」支援
きれいな戦略を語るだけでなく、セミナーチラシのキャッチコピー、WEBの構成、商談のトークスクリプトまで一緒に作り込みます。この泥臭さが結果に直結します。
3.「業種特化型」の組織
私たちは社労士業界の法改正や業務プロセスを、その道のプロ以上に熟知しています。専門知識があるからこそ、経営者からも深い信頼をいただけるのです。
経営者の人生を預かる「社労士コンサルタント」の魅力
加藤:ここまで深く事務所の経営に関わるからこそ、経営者との信頼関係も強くなりそうですね。岩本さんにとって、この仕事の一番の醍醐味は何ですか?
岩本:経営者の方々と、直接一対一で向き合えることですね。社長は人生を懸けて経営されています。そんな方から、自分の提案で成果が出た後に「岩本さん、本当にありがとう。あなたがいてくれて良かった」と言っていただける。この一言は、何度聞いても震えるほど嬉しいものです。
経営者のパートナーとして深く寄り添い、ダイレクトに感謝される。これこそが、この仕事の何よりの魅力だと思います。
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