インターンシップで経験できる「船井流フレームワーク」
- 04.外海編 インターンシップに参加する
- 2021.7.15
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みなさん、こんにちは!
いつも記事をご覧いただきありがとうございます。
私たちは、コンサル業界を志望している学生向け『お役立ち情報』を提供しています!
今回の記事は『インターンシップで経験できる「船井流フレームワーク」』についてお伝えします。
インターンシップで、自分の思うように発言ができなかったりする経験がある方もいるのではないでしょうか。
船井総研では、物事のあり方やあるべき姿を知る「原理原則」といった考え方と時代の流れにあったやり方を見つける事を大事にする「時流適応」という考え方があります。
今回は、船井総研のインターンで行われる船井流フレームワークを事例として取り上げ解説していきます。
抑えておくだけでコンサルティングファームのインターンシップのワークで、考えの整理や、根拠に基づいた発言が行いやすくなるので、必見です!!
1 長所伸展
船井流フレームワークの1つ目は、「長所伸展法」です。
船井総研のいう長所伸展法というのは、SWOT分析における「弱み克服」ではなく「強み拡大」にフォーカスし、既に保有している良いものをより伸ばしていく手法になります。
船井総研では、提案だけでなく結果にコミットする即時業績UPのためのコンサルティングを掲げており、お客様の業績改善のために、何から手を付けるのか、どこにウェイト付けをするか考えなければいけません。
その際に、「最も売上や利益が伸びている商品から手を付ける」という考え方がこの「長所伸展法」になります。
実際に、ヒトの面においても、長所を相手に伝え褒める事で、「良い人間関係」が生まれ安くなり、自身の掲げる「目標」に対しても短所是正よりも、効率的に達成することが出来ます。
また、自身の長所を意識し伸ばしていくことで、「自信」を持つことができ、最終的には「成果」を出せるスピードが早くなる。という「人間関係」「目標達成」「自信」「成果」といういい循環を作り出すことが可能になります。
実際に、こちらは企業規模別の経営診断の結果になります。これからも見てわかる通り、中小企業では、長所伸展の方が改善効果が高いという結果が得られています。人的、金銭的リソースが少ない中小企業では課題を含めてすべてを解決することが難しいという側面もあります。
2 挟属性一番化
船井流フレームワークの2つ目は「一番化」です。
一番化は読んで字のごとく、一番になることを目指すという手法です。
皆さんは一番になった経験がありますか?
多くのライバルがいる中で一番になることは簡単なことではありません。
船井総研のコンサルティングではこの「一番」になることを一つの軸としています。
また、船井総研のコンサルタントとしても、ひとつの分野・領域を定め、その狭域で一番になることを良しとしています。
では、どの分野・領域で一番を目指すのでしょうか。
分野・領域とは、業界業種、ビジネスコンセプト、ビジネスモデル、ターゲット顧客層など様々です。
船井総研では自分(自社)が勝てる分野・領域で一番を目指しています。
例えば、船井総研の若手はデジタルリテラシーが高い社員が多いため、デジタル分野で活躍しています。サイト作成、Googleの広告運用、SNSの活用など、いずれか1つ自身の強みを定め、強みを伸ばす(長所伸展)ことで、狭領域における一番を目指しています。
もちろん一番になると次の一番化する目標を定め、だんだん一番の領域を増やしていくことで最終的にプロのコンサルタントとして成長していきます。
長所伸展と同様に、まずは自身が一番になれる強みを見つけ、それを磨くことから始めましょう。
長所伸展と同様に、まずは自身が一番になれる強みを見つけ、それを磨くことから始めましょう。
3 差別化の8要素
会社にとって大切だと言われる3要素があります。
それは「ヒト・モノ・カネ」です。
中小企業の場合、この「ヒト・モノ・カネ」が足りないことがよく挙げられます。
上記の図のように、戦略的な要素(全体レベル)、戦術的な要素(個別レベル)、戦闘的な要素(実行レベル)に分類することができます。
例えば、戦略では立地やブランドは企業の経営方針のもと作成されますが、戦闘レベルでは固定客化の取り組みなど店舗や個人レベルの取り組み(例:接客時の声掛けやクーポン配布など)によって柔軟に対応できるという違いがあります。
船井総研では差別化の8要素を活用し、クライアント企業の実現可能性と業界インパクトの大きさを鑑み、最大限の結果を出すことのできる要素を判断しご提案することでクライアント企業の業績アップに貢献しています。
コンサルタントとして、これら8要素を企業の差別化(ブランディング)のポイントと理解しアウトプットできると回りに差をつけることができるでしょう。
今回挙げた「長所伸展法」「挟属性一番化」「差別化の8要素」の3つをしっかり理解し、コンサルタントの思考法を身に着けていきましょう。
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船井総研のフレームワークは他にも様々あります。
船井総研のコンサルタントはこれらのフレームワークを自身の武器とし、適切なタイミングで適切なフレームワークを活用しています。もちろんフレームワークを活用する際は高度な分析と分析結果に応じた対策構築力と実行力が必須です。
船井総研コンサルタントとして歩む一歩として、まずはフレームワークを理解し、実際に活用することで自己研鑽に励みましょう!
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