
「知略と洞察で未来を拓く。企業分析で理想のキャリアを築く。」 企業分析のやり方- 徹底解説
- 01.準備編 就職活動を知る
- 2025.2.21
皆さん、こんにちは! 船井総合研究所新卒採用担当の奥津直人です。 今回の記事では、皆さんの就活のお役に立てるように、企業分析の方法をまとめてみました! 是非、こちらの記事を参考に、就活でスタートダッシュしてくださいね!
1.企業分析の必要性
企業分析は、就職活動において自分に最適な企業を見つけるための重要なプロセスです。企業分析を行うことで、以下の3つのメリットが得られます。
・ 自分に適した企業が見つかる
企業分析を通じて、企業の事業内容や将来性、業界での位置づけなどを深く理解することができます。これにより、自分の興味や価値観に合った企業を見つけることが可能になります。
・志望理由を明確化できる
企業分析を通じて、企業がどのような事業を行い、どのような強みを持っているかを把握することができます。これにより、なぜその企業で働きたいのかという志望理由を具体的に説明できるようになります。
・ 自分のキャリアを具体化できる
企業分析を通じて、その企業でどのようなキャリアを築けるかを具体的にイメージすることができます。これにより、将来のキャリアプランを明確にし、目標達成に必要なスキルや経験を身につけることができます。
2.企業分析の方法
企業分析の流れ
ステップ1: 企業情報の収集
企業分析を行う上で、まずは企業に関する情報を集める必要があります。
企業のウェブサイトや採用サイト、説明会などを参考に、企業概要や事業内容、財務状況、業界におけるポジションなどを把握します。
ステップ2: 企業情報の分析
集めた企業情報を分析し、企業の強みや弱み、特徴などを把握します。
企業のビジネスモデルや収益構造、競合他社との比較、SWOT分析などを用いて、多角的に分析を行います。
ステップ3: 企業同士の比較
分析した企業同士を比較し、それぞれの企業の優位性や課題点を明確にします。
業界における各社のシェアやポジション、財務状況、将来性などを比較検討し、自分に合った企業を選ぶ参考にします。
2. 調べるべきポイント
企業分析を行う上で、特に重要なポイントを以下にまとめました。
- ビジネスモデル: 企業の事業内容や収益構造、顧客ターゲットなどを把握し、企業のビジネスモデルを理解しましょう。
- 例えば、船井総研であれば「コンサルティングサービス」がビジネスモデルとなります。
- ビジネスモデルにおける強み: 企業のビジネスモデルにおける強みを分析し、競合他社との比較やSWOT分析を通じて、企業の競争力を評価しましょう。
- 船井総研であれば、中小企業・中堅企業向けの総合経営コンサルティングという強みがあります。
- 市場分析: 企業が属する業界の規模や成長性、競合状況などを把握し、業界における企業のポジションを理解しましょう。
- コンサルティング業界であれば、市場規模やコンサルタント数、将来性などを分析します。
- 業界シェア: 業界における企業のシェアを把握し、企業の競争力を評価しましょう。
- 業界シェアが高い企業は、それだけ多くの顧客や取引先を持つことになり、安定した収益基盤を持つ可能性が高いと言えます.
- 社員の口コミ: 企業の社風や文化、待遇、福利厚生などについて、社員の口コミやインタビュー記事などを参考に、自分に合った企業かどうかを検討しましょう。
- 実際に働いている社員の声を知ることで、企業の雰囲気や働き方をより具体的にイメージすることができます。
3. データの収集
大前提: アクセスできる全ての情報を見る
企業分析を行う上で、アクセスできる情報は全て確認することが重要です。
企業分析に必要なデータを集める方法としては、以下のようなものが挙げられます。
まずは、HPと採用サイト
企業の公式ホームページや採用サイトには、企業概要や事業内容、採用情報など、基本的な情報が掲載されています。
就活イベントが最も情報量が多い
企業説明会や採用イベントは、企業の担当者から直接話を聞くことができ、ウェブサイトや資料だけでは得られない情報を得ることができます。
おすすめツール
- 業界地図: 業界全体の構造や企業のポジションを把握するのに役立ちます。
- 日経新聞: 業界の最新動向や企業のニュースを知ることができます。
- 業界比較サイト: 競合他社との比較や業界における企業のポジションを把握するのに役立ちます。
- 統合報告書: 企業の財務情報やESG情報などが掲載されており、企業の長期的な戦略や価値観を知ることができます。
これらを使うことで多くの情報を集めることができますが、必要な情報とそうでない情報を見極めることが重要です。情報の取捨選択を欠かさずにするようにしましょう
これらの情報を参考に、企業分析を進めていきましょう。
4.面接で企業分析が活きる場面:船井総研の例から学ぶ
就職活動における面接は、企業と学生がお互いを理解し合うための重要な機会です。特に、面接官に「この学生は自社についてよく調べている」と思わせることは、選考を有利に進める上で非常に重要です。
今回は、船井総研の面接を例に、企業分析が面接でどのように活きるのかを具体的に解説します。
面接官「船井総研でやりたいことは?」
面接官から「船井総研でやりたいことは?」と聞かれた場合、企業分析をしているかどうかで回答に大きな差が出ます。
企業分析をしていない場合
「コンサルタントをやりたいです」という回答になりがちです。これでは、面接官に「具体的にどんなコンサルタントとして活躍したいのか」「なぜ船井総研でなければならないのか」といった疑問を抱かせてしまいます。
企業分析をしている場合
例えば、以下のように具体的な回答ができます。
- 人材系コンサルタントとして、日本国内の人手不足解消に貢献したい。
- DXコンサルティングという強みを活かし、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援したい。
- M&Aコンサルタントとして、企業の成長戦略をサポートしたい。
このように、企業分析をしていれば、具体的な内容を盛り込んだ回答をすることができます。
5.企業分析が面接で活きる理由
豊富な情報量
企業分析を通じて、企業の理念や事業内容、強み、弱み、競合他社との違いなど、様々な情報を得ることができます。これらの情報を活用することで、面接官の質問に対して的確かつ具体的に答えることができます。
熱意と理解を示す
企業分析をしっかり行っていることは、面接官に「この学生は当社についてよく調べている」「入社意欲が高い」という印象を与えます。
このように企業分析することは自分のキャリアビジョンを明確にすることや、面接の選考の突破率をあげる上で大きな役割を果たします。就活をする際に今回の記事をもとに企業分析を進めていきましょう!
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