【執行役員に突撃!】採用担当×長期インターン生対談
- 03.内海編 船井総合研究所を知る
- 2025.1.10
目次
自己紹介
長期インターン生: 砂川さん、本日はよろしくお願いいたします。まず、簡単に自己紹介をお願いいたします。
砂川さん: 新卒で船井総研に入社し、現在14年目になります。現在は執行役員を務めており、人事、業種別コンサルティングの統括、そして内上海という会社の設立当時に関わっていました。本日は、ES、つまり人事領域の話題を中心にお話できればと思います。
船井総研への入社理由
長期インターン生: 船井総研の入社理由について、そして、船井総研にたどり着くまでの経緯を教えていただけますか?
砂川さん: 私の場合、多くの学生さんとは少し違うかもしれません。
コンサルタントになりたいという強い思いを持って船井総研に入社したわけではありません。船井総研の価値観や社風に魅力を感じ、ここで働きたいと思ったのがきっかけです。
14、5年前、就職活動をしていた頃は、船井総研は今より規模が小さく、コンサルタント業界でもあまり知られていませんでした。
私は、商社やテレビ業界など、当時花形と言われた業界に興味がありました。
しかし、企業を受ける上での一貫性を保つために、様々な業界を見て回りました。
その中で、たまたま船井総研が中小企業向けのコンサルティングをしている会社だと知り、説明会に参加しました。当時の社長の話を聞き、ここで働きたいと強く思うようになりました。結果的に、本命の業界は1社しか受けず、他はすべて辞退して船井総研に入社しました。
入社して感じる船井総研の特徴とは?
長期インターン生: 実際に入社してみて、船井総研の特徴と言えるものはありますか?
砂川さん: 入社を決めた理由にも繋がるのですが、成長思考が高く、成長のためであれば制限なく挑戦させてもらえる環境です。働くやり方や量も自分で決められる自由な社風で、成果を出せば報酬や評価に反映される点も魅力です。
顧客の業績を上げたり、社内での売上を上げたりと、成果の定義は様々ですが、成果を認められれば、仕事のチャンスが広がります。社内でも社会の中でも、様々な場所に活躍の場を与えてもらえます。
一般的な会社では年功序列の制度が残っており、年齢や年次によって役割が決まっていることが多いと思います。
しかし、船井総研では、年次が上の人を飛び越えて大きな仕事をするなど、逆転現象が普通に起こります。それをやりづらいと感じる人もいるかもしれませんが、私は特に気になりませんでした。自分がやりたいだけやらせてもらえて、その評価が仕事や報酬に反映されるという点に魅力を感じています。
船井総研に向いている人材
長期インターン生: 砂川さんから見て、どのような方に入社して欲しいですか? 船井総研に向いているのはどんな人だと思いますか?
砂川さん: まず、先ほども言ったように、成長意欲の高い人です。
そして、最近の船井総研の特徴として、若手のコンサルタントが高い志を持って活躍していることが挙げられます。
例えば、胃がんや大腸がんをゼロにしたいという思いを持ってコンサルティングをしている人や、待機児童問題の解決に取り組んでいる女性コンサルタントもいます。
若くして高い志とやりがいを持って仕事をすることで、単なる中小企業の業績向上という枠を超え、社会全体の課題解決に貢献できます。将来の日本をより良くしたいという志を持って仕事をしている人が多いですね。
ですから、ただ成長したいというだけでなく、世の中に対して貢献したいという思いを持っている人、潜在的にそういうことをやってみたいと思っている人が、うちの会社には合うと思います。
面接で注目するポイントについて
長期インターン生: 船井総研の選考では、面接でどのようなところに注目していますか?
砂川さん: 成長思考があるかどうか、若い頃から世の中に対して貢献したいという思いを持っているかどうかを見ています。
また、創業当時から言われている「会社好き、仲間好き、仕事好き」の3つを兼ね備えているかどうかも見ています。会社へのロイヤリティがあり、顧客の業績を上げたいという思いを持ち、顧客から感謝されるような仕事ができるか。
外国人や女性、障害者など、様々な仲間と切磋琢磨し、成長したいという思いを持っているか。そして、仕事が好きかどうか。これらの要素を総合的に見ています。
長期インターンで学んでほしいこと
長期インターン生: 実際、砂川さんから見て、長期インターンで何を学んで欲しいですか?
砂川さん: 時期によってインターン生の業務内容が変わることがあります。まずは、船井総研がどのような社員が多いのか、どのような会社なのかを知ってほしいです。
コンサルティングに興味がある方は、現場のコンサルタントと話す機会を設けたり、仕事のサポートをしてもらったりすることで、コンサルティング業務の内容を理解してもらえればと思います。
私たちも、インターン生がストレスなく続けられるよう、研修内容などを増やしています。コンサル業界全体やコンサルタントの仕事について、より詳しく知ることができると思います。
「こういう仕事をしてみたい」「もっと良い仕事をするにはどうすればいいか」など、些細なことでも構いませんので、何でも聞いてください。お互いにコミュニケーションを取ることが大切です。
長期インターンは採用に有利?
長期インターン生: 長期インターンに参加すると、採用に有利になりますか?
砂川さん: 多少は有利になると思います。
お互いに理解を深めることができるからです。学生さん側は船井総研について深く理解することができますし、私たちも学生さんの良いところや人柄を理解した上で、採用活動を行うことができます。
入社してから「こんなはずじゃなかった」というミスマッチを防ぐためにも、長期インターンを通して会社や仕事内容を理解した上で入社を決めてほしいです。
長期インターンを通して、船井総研の業務や会社について理解を深めてもらえれば、役員側も「この人はよく分かっている」と感じ、面接でも有利に働くと思います。
長期インターンに参加してほしい人物像
長期インターン生: 長期インターンには、どういった学生に参加して欲しいですか?
砂川さん: コンサルタントに興味があるという程度で良いと思います。
「コンサルタントになりたい」という強い気持ちを持っている人だけでなく、「少し興味がある」「どんな業界なんだろう」というレベルでも構いません。週2日など、自分のペースで参加したいという方も歓迎です。
社会科見学のような感覚で、東京駅に来て、様々なビジネスマンがいるのを見て、船井総研に来て、働くということについて学んでほしいです。
もちろん、将来のことを考えて、成長したいという意欲のある方が来てくれると嬉しいです。
どんな就職活動をしてほしいか
長期インターン生: 就職活動全体を通して、今の就活生にどのような就職活動をして欲しいですか?
砂川さん: 私は人事という立場ではなく、フラットな目線でお答えしたいと思います。
皆さんの年代の人は、生涯同じ会社で働くことはほとんどないと思います。転職したり、違う会社に挑戦したりする人もいるでしょう。
とはいえ、社会人になって初めての会社というのは、ビジネスマンとしての基礎を築く上で非常に重要です。ビジネスマナー、仕事に対する姿勢、どのような仲間と働くのが良いのかなど、多くのことを学ぶことができます。
もちろん、「こういう人たちとは働きたくない」というネガティブな学びもあるかもしれません。
そういったことも含めて、1番最初にお付き合いする会社、入っていく会社というのは、土台ができる場所なので、そこを皆さんには見てほしいと思います。
その中で、もちろん私たちと一緒に働けたらいいなと思いますが、それ以上に皆さんは、自分の将来、自分たちが幸せに生きていくことが大切です。会社に入らなくても幸せに生きていければ、それで良いと思います。
とはいえ、現実問題として仕事をしていく必要があると思うので、幸せな人生の中に仕事があって、その仕事を気持ちよく、良い仲間と、良い仕事ができ、成長を実感できるというのが最終ゴールだと思います。
仕事をするという面では、1社目は自分の将来のビジョンや、生きていくことにフォーカスして選んでいくと良いと思います。
長期インターンなど、様々な企業でインターンを経験することで、それがよく分かると思うので、ぜひ積極的に参加してみてください。
ファーストキャリアとしての船井総研
長期インターン生: 転職率が高いというお話もありましたが、ファーストキャリアとして船井総研を選ぶメリットはありますか?
砂川さん: Openworkの上場企業の中で、船井総研は20代の成長の速さや仕事のやりがいといった項目で、満足度が突出しています。
もちろん、その先のキャリアについては議論の余地がありますが、ファーストキャリアという観点で言うと、20代で大きく成長できた、仕事にやりがいを感じたという人が非常に多いです。
1000人以上の規模の会社で、10何番目というランキングを考えると、若いうちに船井総研を選ぶのは、面白い選択だと思います。
船井総研の今後について
長期インターン生: 企業の視点から、これからどのような姿を目標としていますか?
砂川さん: 中堅・大手企業へのアプローチ、コンサルティングの拡大、既存の業種におけるDXコンサルティングへのシフト、M&Aなど新規事業の立ち上げ、そして海外展開を考えています。
特に人口が増加している地域やGDPが伸びている国やエリアをターゲットに、海外展開を進めていきたいと考えています。
今後必要な人材について
長期インターン生: 目指す企業の姿がある中で、今後どのような人材が船井総研にとって必要だと考えられていますか?
砂川さん: 船井総研では、「やり方よりもあり方が大事」という言葉がよく使われます。スキルよりもマインドの方が、成長していく上で重要だと考えています。
スキルは練習や経験によって身につけることができます。
変化に柔軟に対応できる人が必要です。中小企業向けのコンサルティングからDXコンサルティング、中堅・大手企業へのコンサルティング、海外での仕事など、様々な変化に対応できる人が求められます。
変化をポジティブに捉え、行動力を持って取り組める人が来てくれると嬉しいです。
船井総研の海外展開について
長期インターン生: 海外展開について、もう少し詳しく教えていただけますか?
砂川さん: 現在、船井総研では上海に子会社があり、飲食や医療向けのコンサルティングを行っています。
今後は、アジア圏に拠点を増やしていきたいと考えています。
特に人口が増加している地域やGDPが伸びている国やエリアをターゲットに、海外展開を進めていきたいと考えています。
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