大学2年生向け インターン参加の魅力とは
- 01.準備編 就職活動を知る
- 2024.4.8
目次
インターンとは
まず、基本的なところからお話しさせていただきます。
インターンシップとは、学生が実際の職場で働くことで、仕事の経験やスキルを身につけることができるプログラムや体験のことです。
つまり、実際の仕事現場で働くことで、自分の興味や能力を試し、将来のキャリアに役立つ経験を積むことができると言えます。
インターンシップは、学生時代から社会での実践的な経験を積むための素晴らしいチャンスと言えるでしょう。
インターンを開催する会社にとって、インターンは仕事体験だけが目的ではありません。
インターン開催のもう1つの意味として、採用における選考というものがあります。
企業側からは、採用したいかどうかという観点でも見られていることがあるということです。
大学2年生からでもインターンに参加できるのか
昨今、就活の早期化が確認されています。
この記事を読んでいる方たちも、大学2年生からインターンに参加したほうがいいのかということについて気になっている方が多いかと思います。
そこで気になってくるのが、「大学2年生からでもインターンに参加できるのか」というところです。
実際、インターンシップは大学3年生や大学院生が参加するものが主流ですが、就活の早期化に伴い大学2年生からの参加も可能なものが増えてきました。
そこで、今回は大学2年生からのインターン参加ということについて詳しく解説していきます。
大学2年生からのインターンはこんな人にオススメ!
大学2年生からインターンに参加しようか迷っている方も多くいらっしゃると思います。
そこで、ここではどのような人に大学2年生からのインターンに参加することをオススメするかについて解説いたします。
就活のモチベーションを高めたい
インターンに参加して、実際に現場で働いている人や働く環境に触れることで、就活を自分事としてとらえることができます。
また、やりたいことが明確になるきっかけも与えてくれます。
これらはすべて就活に対するモチベーションを上げてくれることに繋がってきます。
インターネットで調べることも大切ですが、実際に行動して体験することでしか得られない経験もそれ以上に大切です。
仲間を見つけて人脈を築きたい
インターンに参加することで、自分と同じ環境にいる仲間を見つけることができます。
仲間の発見は、就活に対するモチベーションのアップだけでなく、自分だけでは得られない情報を得ることもできます。
また、人脈という観点でいえば、インターン先の社員さんとも交流を測ることができるようにもなります。
インターネットで調べるだけではわからないような、会社の雰囲気や仕事のやりがいというような魅力についても知ることができます。
それによって業界研究や企業研究が進み、効果的に就活を進めることができます。
将来能動的に働きたい人
インターン参加者の多くは大学3年生です。
その中で大学2年生の段階からインターンに参加するというのは高い自主性がなくてはできないことです。
また、大学2年生からのインターンを募集している企業としてもそのような自主性や積極性を持つ人がほしいという考えがあると考えられます。
企業として能動的な働き方をする人を求めているので、能動的な働き方が実現します。
大学2年生のインターンの種類とは
大学2年生のインターンにはいくつかの種類があります。それをご紹介いたします。
長期インターン
まずはじめに、長期インターンと呼ばれるものです。
これは、基本的に3ヵ月以上の期間で開催されるインターンのことを差します。
業務内容についても、より社員と同じような業務を体験することができます。
給料の有無についてですが、長期インターンは有給のものが多いです。その分、体験内容にも責任が発生します。
また、長期インターンの方がより幅広い学年に向けて実施している企業が多いです。
詳しい長期インターンについての情報は下記にて解説しておりますのでこちらをご確認ください。
短期インターン
次に、短期インターンと呼ばれるものについてご紹介いたします。
「サマーインターン」や「ウインターインターン」、「1dayインターン」といったものが例として挙げられます。
インターンと聞くとこちらの短期インターンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
短期インターンは、開催期間が1日〜2週間となっており、基本的に無給のものであることが多いです。
体験内容もインターンのために用意された特別なプログラムとなっています。
また、実施されるインターンの多くは大学3年生向けに開催されていることが多いという特徴もあります。
短期インターンについてもこちらで詳しく解説しておりますので、あわせてご確認ください。
短期インターン・1DAYインターンを徹底解説!短期間でも意味あるの? 意義や注意点の確認、目的の明確化をして適切なインターンシップに参加しよう!
大学2年生がインターンに参加する時期はいつ?
次に、大学2年生がインターンに参加する時期について解説いたします。
長期インターンと短期インターンごとにそれぞれ解説しております。
通年参加!長期インターン
まずは、長期インターンです。
長期インターンでは基本的に通年参加者を募集しております。
通年であることから、大学2年生だけではなく、大学1年生や3年生など、幅広い学年の学生が参加します。
企業によっては、一定のスパンで募集しているところもあるので注意が必要です。
インターンに参加したい企業の情報を確認しておきましょう。
船井総研でも長期インターンを随時募集中でございます!
どなたでも参加可能ですので、もし興味があれば参加してみてください!
ご応募お待ちしております。
具体的なコンサルティング実務を知るには、インターンシップへの参加もおすすめです。
▼船井総研のインターンシップについてはこちら
シーズンごとに開催!短期インターン!
短期インターンは開催期間の都合もあり、シーズンごとに開催されるケースが多いです。
長期インターンのように通年開催とは異なります。
夏開催!サマーインターン
サマーインターンは学生の長期休暇と開催時期が重なっていることが多いことから、非常に多くの企業で開催される傾向にあります。
また、サマーインターンでは早期選考を目的としていることもありますが、基本的に認知獲得のためのインターンと考えている企業が多いです。
そのため、いくつかの業種を見たい、研究したい学生にとっては非常にコストパフォーマンスに優れたものと言えるでしょう。
サマーインターンについてはこちらもあわせて確認してみてください!
秋インターン
秋に開催される短期インターンも存在します。
秋に開催されるインターンの開催時期は、9月から10月の間です。
応募自体は9月や10月初旬には締め切ってしまうこともありますので注意が必要です。
秋は学校生活も始まることから、参加学生が少なくなる傾向にありますのでインターン参加の倍率も低くなる傾向にあるということも魅力のひとつです。
しかし、反対に学業との両立が難しいというデメリットもあります。
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冬インターン
冬季に開催されるインターンも夏季、秋季と同じく短期インターンであることが多いです。
冬季インターンは特に選考の色が強くなってきます。
そのため、業界研究のために参加するという学生は他のインターンと比較すると少ない傾向にあります。
企業としても選考するという考えが強まってきます。
そのため、参加対象者も大学3年生であることがありますので注意が必要です。
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大学2年生からインターンに参加するメリット6つ!
ここまで、大学2年生から参加できるインターンの種類と開催時期について解説してきました。
次は、大学2年生からインターンに参加することのメリット6つについて解説いたします。
複数の業界を検討できる(やりたいことを見つけることができる)
まず一つ目は、複数の業界を検討できるということです。
大学2年生から就活を始めて、インターンに参加することで周りの学生よりも就活に取り組める時間が多くなります。
その結果、見ることができる業界の数も増え、視野が広がります。
多くの業界を研究、体験することで、自分のやりたいことを見つけやすくなるということに繋がります。
業界知識が手に入る
次に、業界知識が手に入るということです。
大学2年生からインターンに参加することで、企業や業界の知識を得ることができます。
インターネットで調べることでもある程度の情報を獲得できますが、やはり実際にインターンに参加することで、リアルでしか得られない情報を得ることができます。
志の高い仲間と出会える
大学2年生からインターンに参加することで、同じインターンに参加する学生も同年代である可能性が高いです。
似ている業界を希望する、今まで出会わなかった仲間に出会うことで、学校の中では知り得なかった就活についての情報を得られるかもしれません。
また、一緒に頑張っているという仲間意識から、友好関係を広げることにもつながります。
就活を一緒に頑張れる仲間は就活を行う上で大切になってきます。
一足先に社会に触れ、周りと差をつけられる
就活の早期化が進んでいる現在ですが、大学2年生からインターンに参加するというのはまだまだメジャーとは言い切れません。
皆さんの周りもみんながみんな就活を始めているとは言えないのではないでしょうか。
しかし、大学2年生からインターンに参加することで、周りの人とも差をつけることができます。
例えば、ビジネスマナーが身についたり、社会人との会話に慣れることができたりということが挙げられます。
これは就活が本格化してきてからも大きな差となると言えるでしょう。
社会で働くというイメージが湧く
次に、社会で働くというイメージを付けることができます。
大学2年生の時点で社会に出て働くというイメージを持っている方は少ないのではないでしょうか。
大学2年生からインターンに参加して、社会に触れることで、アルバイトとはまた異なる経験を積むことができます。
この経験が、自身の将来について考える要素のひとつになるでしょう。
就活激化シーズンに備えることができる
早期から就活を行っていたということは周りよりも就活についての情報が多いと言えます。
同じインターンで出会った先輩の話や、同級生の話を聞くことができます。
情報は大きな武器となりますので、就活が激化してきたときにどのようなことに気を付ければいいのか、早いうちから対策できるのは何なのかということを知ることができます。
大学2年生からインターンに参加するデメリットとは?
時間が取られてしまう
学業との両立が難しい
就活を重視するあまり、学業がおろそかになっては本末転倒です。
せっかく内定に繋がったとしても、単位が足りず卒業できず…ということもあり得ます。
授業のない日に参加したり、欠席する場合は教授に確認するなどして、しっかりスケジュール管理をしましょう。
自由な時間が減ってしまう
インターンに参加することで、自身で遊びに使っていた時間などが削られるということが考えられます。
特に、短期インターンでは、長期休暇と重なるところも多いので、家族や友人との旅行についての日程も考慮しなければなりません。
ご自身の予定と照らし合わせて、両立できるようにスケジュールを組みましょう。
アルバイトよりも責任が重い
インターンはアルバイトとは異なるものです。
長期インターンでは給料も発生します。
なかには、アルバイトよりも高い時給が出ることもあります。
お給料がすべてではありませんが、責任の重さとしての指標として考えるとその重さを理解することができます。
また、社員と同様に対応されることがあります。
任される仕事内容も、電話応対、営業、書類作成といったアルバイトよりも責任が重いような仕事が任されることが多いということも注意すべきでしょう。
大学2年生のインターンは落ちやすいって本当?
大学2年生がインターンに応募しても通らないのではないかと思う人も多いのではないでしょうか。
なかには、インターンは大学3年生のためのプログラムだと考えている人も多いと思います。
しかし、実際は大学2年生だからインターンの選考に落ちやすいなんてことはほとんどありません。
「ほとんど」と言った理由としては、インターンによって大学3年生向けのものも存在しているからということが挙げられます。
基本的にこれらは、選考メインのプログラムであることが多く、学年ごとのステージに合わせたインターンが開催されているのです。
インターンの対象であれば、学年が理由で選考から落ちるということはありません。
気になる企業のインターンがあれば、対象や条件を確認することだけは忘れないようにして、積極的に応募しましょう。
大学2年生から参加できるインターンの探し方とは?
では、どのようにインターンを見つければいいのでしょうか。
以下では、インターンの見つけ方についてご紹介いたします。
業界や職種から興味のあるものを選ぶ
まずは、業界や職種から興味のあるものを選ぶということです。
やはり、まずは興味を持つということがスタート地点になることが多いです。
インターネットなどで調べて、興味を持った業界があればぜひそのときに応募してみましょう。
インターンの実施期間から選ぶ
先ほども申し上げた通り、インターンシップと学業、遊びをすべてこなすのは大変なことです。
無理なく全てをこなすために、インターンが開催されている期間をもとに参加するインターンを決めるというのも、決め方のひとつと言えます。
インターンの内容から興味のあるものを選ぶ
皆さんのなかには、興味のある業界はわからないけど、やりたい仕事は決まっていたり、興味のある仕事はあったりする人もいるのではないでしょうか。
例えば、「営業がしたい」や「事務がしたい」「開発がしたい」というように一概に仕事とは言っても職種は様々です。
皆さんが将来何をしたいのかということを重視して、応募するインターンを決めていくのも有効な手段と言えるでしょう。
大学2年生からインターンに参加するために準備するべきこととは?
さて、皆さんが実際にインターンに参加するためにはどのような準備が必要なのか解説いたします。
就活サイトへの登録
まずは、就活サイトに登録してみましょう。
就活サイトでは当然就活についての情報が多く掲載されています。
その中にはインターン開催情報や、募集要項なども掲載されています。
また、就活サイトから直接応募できることも多いですので就活サイトへの登録というのは、情報獲得、機会獲得、お手軽さの面からオススメです。
就活スケジュールの確認
企業によって就活全体のスケジュールが異なっています。
なかには他の企業よりも遅めにインターンが開催されている企業や、反対に、募集期間が非常に早いケースというのもあります。
大学2年生の段階でインターンに参加したい企業が見つかったら、まずはスケジュールを確認しましょう。
スケジュールに沿って応募やインターン参加を進めていきましょう。
自己分析
自己分析は自身の就活の軸となるため、非常に重要な部分です。
エントリーシートや面接は当然ですが、インターン中の雑談なんかでも聞かれる機会が多いコンテンツです。
自己分析の丁寧さによって相手の印象が異なってきます。
インターン前に自己分析を丁寧に行うことで、自身の性格がその業界、職種に適しているのかを知ることができ、今後の就活に向けた対策の第一歩となります。
業界研究・企業分析
次のステップとして自己分析といった内向きの分析と並行しながら、外向きの分析である業界研究や企業研究を行っていきましょう。
業界研究・企業研究を行う理由として
・自己分析した結果と業界研究・企業研究の結果を見比べミスマッチがないか確認する
・また、選考を進める際に業界理解・企業理解を問われることもありその対策
といったものがあります。
詳しい業界研究・企業研究の方法は下記記事にありますのでぜひチェックしてみて下さい!
説明会参加
就職活動を進めると説明会に参加することも多くなるかと思いますが、
いくつかのポイントを意識しながら参加することでより有意義な時間を過ごせます!
詳しくはこちらの
会社説明会で押えるべきポイント
の記事に書いておりますが
そのポイントは
・会社が目指す方向
・今行っている事業
・その事業で大切にしていること
の3つです!
このポイントを意識し自分の将来像と照らし合わせることで有意義な時間になります!
またそのほかにも、
・どのような学生が「この子、良いな」と思われるのか
・どのような質問をすべきか
等のポイントについても解説していますのでぜひこちらの
会社説明会で押さえるべきポイントをご確認ください!
大学2年生でインターンに参加するときの注意点!
目的をもって参加する
目的を持ってインターンに参加しなければ、インターンを通して何も吸収することができません。
ただ時間を浪費してしまうというのはもったいないことです。
例えば、この職種が自分にとって合うかどうかを判断するというような目的でもかまいませんので、何かインターンを通して収穫を得るために目標を設定しましょう。
そうすれば、大学2年生からのインターン参加というのは非常に有意義なものになります。
学業との両立をする
先ほども少し触れましたが、学業との両立を図るというのは非常に大切です。
また、大学2年生は、大学3年生や4年生と比べて授業の数や課題の数が多い傾向にあります。
そのため、大学2年生からのインターン参加というのは大学3年生の参加するインターンと比較して、難しさがあります。
まずは、長期休暇に実施されている短期インターンに参加するというのもひとつの手です。
す. 無理のない範囲で進めていきましょう。
インターンの参加には選考が必要になるケースもある
インターンのなかには、選考が必要になるケースも多く存在します。
そのため、興味だけでは参加できない可能性もあります。
そうなると、必要になってくる対策というのも出てきます。
自己分析や、エントリーシート対策、面接対策など様々な対策が必要になってきます。
その分、ハードルは高くなってしまいますので注意が必要です。
さいごに
ここまで、大学2年生からのインターン参加について詳しく解説してきました。
大学2年生からのインターン参加というのは非常に大きなアドバンテージになります。
もし大学2年生の段階で就活に関心があり、興味がある業界などがある場合は、ぜひ積極的にインターンに参加していきましょう。
皆さんの就活がうまくいくことを祈っています。
船井総研でも様々な形でインターンを募集しております。
もしコンサルティングに興味があれば参加してみてください!