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短期インターン・1DAYインターンを徹底解説!短期間でも意味あるの? 意義や注意点の確認、目的の明確化をして適切なインターンシップに参加しよう!

01.準備編 就職活動を知る
2023.6.8

#短期インターン #1DAYインターン #インターンシップ

はじめに 

就活を始めたとき、必ず耳にする「インターンシップ」という言葉。なんと大学生のインターンシップ参加率は8割以上とされています。

本記事では長期インターンと比較しながら、短期インターンや1DAYインターン、オープンカンパニーの意義や注意点を解説します。

 

短期インターン・1DAYインターンとは?

短期インターンとは、短いもので半日〜1日、長くても5日間〜2週間ほどの期間で実際の業務に近い活動を行うインターンです。また、半日〜1日のものは1DAYインターンと呼ばれています。

 近年では、早期選考も進んでおり企業によっては短期・1DAYインターンから選考ルートを用意されていることも多々あります。

 そんな短期・1DAYインターンですが、種類は大きく分けて3つに分類されます。

・会社説明・セミナー型
・プロジェクト・グループワーク型
・職場見学型

 

会社説明・セミナー型

 会社説明・セミナー型インターンは基本的に数時間から1日で終わるものが多いです。

 当インターンは「会社説明」とあるように、基本的には企業からの説明がメインです。

 一方で企業として伝えたい情報はしっかり伝えてくれるので、会社理解に役立ちます。

プロジェクト・グループワーク型

 プロジェクト・グループワーク型は1DAYインターンでの開催、数日から数週間、1ヵ月など、期間は企業によって様々です。

 インターン先企業の仕事に関連する課題に対して、資料をまとめたり、施策を考えたりします。

 ワークという形で実際に業務体験をするので業務イメージがつきやすい一方で、全ての業務を体験できるわけではないため、業務理解に誤解が生まれる恐れもあります。

 

職場見学型

 職場見学型では、1DAYインターンとして行う企業が多く、他では短期インターンの初日に職場見学の時間を設けることもあります。

 簡単に職場見学が行えることから、会社全体の雰囲気を知ることができ、実際に働いている従業員の方と交流する機会があることもあります。

 

短期インターン・1DAYインターンで得られるものとは?

短期・1DAYインターンの意義や得られることは3つあります。

・多くの業界・企業について知れる
・早期選考に進める可能性がある
・自己理解につながり就活の方向性が定まる

 

意義①:多くの業界・企業について知れる

 短期インターンは期間が短いため、複数の企業や業界で異なるインターンに参加することができます。

 特にBtoBの企業であるコンサル業界、金融業界、商社業界などはイメージがつきにくい業界のため、正しい理解をするためにも複数社参加すると良いでしょう。

 

意義②:早期選考に進める可能性がある

 短期間のインターンは早い企業では大学3年生の4月から開始しています。

 そして、インターン終了後には特別な早期選考ルートが用意されていることもあります。

 

意義③:自己理解につながり就活の方向性が定まる

 様々な企業を知り、大勢の社会人と接することで自分の興味や適性を知ることができます。

 就職活動の期間はそれほど長くはありませんので、いかに早く方向性を定めるかが勝負のカギとなります。

 

 以上3点が長期インターンと比較した際の主な短期インターンに参加することで得られるものになります。

「長期インターンに比べ、時間がかからず、数が多い」

 これが三つに共通する意義です。この点を意識して短期インターンに参加することが重要になります。

 

短期インターン・1DAYインターンの注意点とは?

 短期・1DAYインターンの注意点は3つあります。

・実際の業務に対する理解が深まらない
・インターン参加倍率が高い
・目的意識が薄くなる可能性がある

 

注意点①:実際の業務に対する理解が深まらない

 基本的に短期・1DAYインターンでは企業説明を受け、その後グループディスカッションを行うことが多いので長期インターンのように実際の業務を行うわけではありません。

 そのため、短期・1DAYインターンで従業員が行なっている作業や雰囲気を知ることが難しく、自分の企業での働き方や、何をするのかがイメージしづらいです。

 

注意点②:インターン参加倍率が高い

 短期・1DAYインターンでは募集する対象学生の学年に制限がない場合が多くあります。大学3年生は当然ですが、なかには2年生や1年生も参加する場合があります。

 そのため、単純に長期インターンや本選考に比べて応募者も増えます。また人気の多い企業では、その分優秀な人も増えるため、選考が激化します。

 

注意点③:目的意識が薄くなる可能性がある

 短期・1DAYインターンでは、期間が短いことから参加ハードルが低くなっている傾向にあります。

 なかには、その気軽さから、軽い気持ちでただ参加するだけで満足してしまう人もいるようです。

 そこで、短期・1DAYインターンを充実させるには自身の目的意識がカギになります

・なぜこのインターンに参加するのか。
このインターンによって何を得るのか。

というような目的を事前に整理し、当日を迎えましょう。

 

より気軽なオープンカンパニー

最近では、インターンシップよりも、さらに短期的に企業を知る方法が増えています。それがオープンカンパニーです。

オープンカンパニーとは、企業や大学のキャリアセンターが主催する説明会やイベントで、オープンキャンパスの企業版と言えます。その目的は、学生に企業や業界の情報を提供し、キャリア形成を主体的に考えさせることです。内容としては、企業の業務説明、社員やOB/OGによる講演・交流会、職場見学などがあります。

オープンカンパニーとインターンシップの違い

①就業体験の有無

オープン・カンパニーは、学生が企業や業界について理解を深めることを目的としており、職業体験を伴わないため通常1日程度の短期間で終了します。

②参加可能年次

オープン・カンパニーは、学年を問わず全ての学生(学士、修士、博士課程)が参加することが可能です。これにより、企業側は早い段階で学生と接点を持つことができ、学生にとっても低学年の時から情報収集が可能になるというメリットがあります。

オープンカンパニーについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください!

オープン・カンパニーとは?インターンシップとの違いを解説!

 

まとめ

いかがでしたか。

今回は短期インターンや1DAYインターン、オープンカンパニーの種類や意義、注意点について解説しました。

まとめると、短期インターン・1DAYインターンは、期間が短いからこそ数をこなせるという点で、業種適正や、業界研究、自己分析などを行うには最適の機会であると言えます。そして、オープンカンパニーは自身の適性や興味を明確にすることができ、適切な企業選びに役立てることができる機会と言えるでしょう。

これから就職活動を本格的にはじめる方や、さらに業界研究などを進めたい方は、まずは応募してみることをお勧めします!

 

短期ではなく長期インターンについて知りたい方は、こちらをご覧ください!

【最新】長期インターンのメリット・デメリット。意味ないって本当?後悔しないための基礎知識

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