厳しかった先輩の「1年目で本当によくここまでやった」という言葉で、突き詰めた努力が報われたと感じた。「声をかけられて、本当に泣けてきましたね」。駆けずり回って働いた成果は、クライアント企業の役員から「このデータはすごい」と称賛されるほど、磨き上げられていた。
船井総研に入社した理由
船井総研で当時最速のグループマネージャー就任を果たし、キャリアステップに新しい風を吹かせた砂川大茂(すなかわ・ひろしげ)。若手のホープとして期待を集める砂川が、船井総研へ入ることを決めたのにはある理由があった。
「会社の名刺をかさに着るようなビジネスマンにはなりたくなかったので、若手でも自分の意志で成長できるかどうかが自分にとって会社を選ぶ重要な指標でした。他社とは違う、船井総研の『勝負をしたいならいつでもうちに来なさい』というスタンスが印象的でした」。自分が就職するのに合っている会社なのか、という挑戦的な気持ちで選考に臨んでいた。
最高の環境と、どっしりと構える船井総研の姿勢は、砂川の心に火をつけた。内定を出された会社の中で、「うちに来い」と伝えてこなかったのは船井総研だけだった。大学院時代に週7日、命懸けで働いた経験から仕事の楽しさに気づいていた砂川は、あくまで真剣勝負の姿勢を貫く船井総研に入ることを決めた。
